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Methodology

就職偏差値の算定方法・情報源

就活・転職ランキング のランキングで用いている「就職偏差値」は、学力試験の偏差値と同一のものではなく、「公開情報をもとにした入社難易度の相対指標」です。本ページでは、算定に用いている公開情報ソース、算定式の考え方、編集部の関与度、更新頻度を公開します。あわせて、サイトに載せている有価証券報告書・公式採用ページ・Search Console の実測データを、どこからどう取っているかもここにまとめています。

1. 算定式(4軸の加重平均)

就職偏差値は以下の4軸を加重平均して 50 ± 15 のレンジに標準化したものです。 あくまで公開情報の範囲で算出した目安であり、各社の公式データや学術的な偏差値ではありません。

40%

採用母集団の学歴・選考難易度

内定者の在籍・出身大学傾向(公開レンジ)、書類選考通過率・面接回数・インターン選考の有無などを正規化した指標。

30%

応募倍率・採用人数

新卒採用人数と応募数の推計比率、エントリー数と最終内定者数の差を、業界の中で比べられるようにそろえます。非公表企業は同業他社の推計に基づく補完値を使用。

20%

業界水準・給与レンジ

公開されている平均年間給与・30歳モデル年収・ボーナス実績。業界平均との差を偏差値に反映します。

10%

編集部による定性評価

事業モデルの参入難易度、グローバル採用比率、中途採用におけるプレミアム感など定量化しきれない要素を ±2pt の範囲で加減算。

偏差値レンジの目安: 70以上 = S 級(最難関)、65–69 = A 級(上位)、60–64 = B 級(中上位)、55–59 = C 級(中位)、50 前後 = 業界平均。

2. 情報源

  • 各社 公式サイト・採用ページ・IR資料

    採用人数・選考フロー・対象学歴・初任給・給与レンジ・福利厚生は原則として各社の公式発信を一次情報として採用します。

  • 有価証券報告書・決算説明資料

    上場企業については、EDINETで公開されている直近期の有価証券報告書・決算説明資料から平均年間給与・従業員数を確認します。

  • 就職四季報・会社四季報

    採用倍率・3年後離職率・大学別採用実績など、公開レンジの参考指標として使用します(出版社の著作物であるため数値を直接転記せず、当サイトでは難易度ラベルの算定補助に留めます)。

  • 公的統計・業界団体レポート

    経済産業省・厚生労働省・総務省統計局・業界団体(JISA・経団連 等)が公開する業界別年収分布・採用動向レポートを業界水準補正の基礎として使用します。

  • 口コミ・評判サイト(参考)

    選考難易度の感覚値の補助として、OpenWork・ONE CAREER・外資就活ドットコム等の公開情報を参照します。ただし口コミは編集部による数値化対象外とし、傾向把握のみに用います。

3. 有価証券報告書(EDINET)から取っている数字

上場企業が毎年、金融庁に出す「有価証券報告書」から、次の数字を取っています。いま 301 社ぶんを載せています。報告書は金融庁の EDINET で誰でも読めるので、気になった数字は元の報告書で確かめられます。

項目どの会社の数字か載っている社数
平均年間給与提出会社(単体)297 社
平均年齢提出会社(単体)297 社
平均勤続年数提出会社(単体)297 社
従業員数提出会社(単体)298 社
売上連結があれば連結299 社
売上・利益・従業員数の推移(最大5期)連結があれば連結300 社
研究開発費報告書に記載がある会社だけ193 社
設備投資報告書に記載がある会社だけ254 社
  • 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数は、報告書を出した会社(単体)の数字です。グループ全体(連結)の数字ではありません。
  • 持株会社に注意。報告書を出しているのが持株会社だと、本体にいる少人数の社員の給与になります。 事業会社で働く人の給与とは違うので、企業ページやランキングでは「持株会社N人の平均」と人数を添えています。 持株会社かどうかは、報告書の原文(「特定上場会社等に該当」の記載や、自社を持株会社と書いた箇所)で確かめています。
  • 事業会社の欄があれば、そちらを使います。持株会社の報告書には、銀行や事業会社(例: 静岡銀行・佐川急便・全日本空輸)の従業員の状況が別の欄で載っていることがあります。 企業ページの会社がその事業会社なら、その欄の数字(平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・人数)を出し、どの報告書のどの欄かを添えています(2026年10月22日から)。
  • 取り方。決算がそろう時期に年 1 回、プログラムで EDINET からまとめて取り直します。人の手で書き写していないので、転記ミスは起きません。数字は丸めずにそのまま保存しています。 いま載っているのは、決算期が 2025年3月31日〜2026年6月30日 の報告書です(最終取得 2026年10月22日)。
  • 使っているページ。各社の企業ページ、平均年収ランキング、ホワイト企業ランキング(平均勤続年数)、売上高ランキングなどの有報ランキングです。

4. 公式採用ページから取っている募集要項

各社の公式採用ページに書いてある募集要項を、いま 410 社・8 項目ぶん載せています。項目ごとの社数は次のとおりです。ページに書いていない項目は、空欄のままにしています。

  • 初任給267 社
  • 募集職種296 社
  • 勤務地232 社
  • 採用人数126 社
  • 選考の流れ150 社
  • エントリー期間210 社
  • インターン168 社
  • 採用実績校13 社
  • 公式サイトだけが対象です。就活サイトや口コミサイトに載っている情報は使いません。
  • 載せる前に、元のページと機械で照合します。AI で募集要項の項目を抜き出したあと、抜き出した文が元のページに本当に書いてあるか、数字がその文の中にあるかをプログラムで確かめます。 合わなかった項目は捨てて、載せません。
  • 取得日を必ず出します。採用ページは年度の途中でも書き換わります。表には、いつ取ったかと元のページへのリンクを添えています。 いま載っている情報の取得日は 2026年10月11日〜2026年10月23日 です。
  • 倍率は作りません。応募者数や倍率は、会社が公式に書いている場合だけ載せます。採用人数から倍率を計算することはしません。
  • 載せているページ。各社の企業ページ、2 社比較のページ、業界別のランキング、エントリー受付・インターン募集の記載がある企業です。

5. 就活判定と大学群

就活判定では、大学を次の 6 つの群に分け、志望企業の就職偏差値との距離を見ています。

  1. 最難関(東大・京大・一橋・東京科学大)
  2. 難関(旧帝大・早慶・神戸ほか)
  3. 上位(上智・理科大・GMARCH・関関同立・上位国公立)
  4. 準上位(地方国公立・成成明学獨國武ほか)
  5. 中堅(日東駒専・産近甲龍ほか)
  6. その他(大東亜帝国・摂神追桃・その他私立・短大専門など)

公開情報(就職偏差値・採用実績校の傾向)からの距離の目安です。合否を予想するものではなく、大学名だけで決まるものでもありません。

6. 検索されている企業(実測)

就職人気企業ランキングの「就活生に検索されている企業」は、Google の Search Console で測った実測値です。 Google の検索結果に、このサイトの企業ページが表示された回数を会社ごとに集め、多い順に並べています。

  • 集計するのは直近 28 日ぶんです。データは毎日取り込み、サイトを更新するたびに並べ直します。 いま載っているのは 2026年9月26日〜2026年10月23日 の数字です。
  • 会社名での検索数そのものではありません。このサイトの企業ページが検索結果に出た回数なので、サイトに載っている会社の中での比べ方になります。
  • 同じページにある「就職人気スコア」は編集部の推計で、この実測とは別の数字です(下の 12 節)。

7. 推計と実データの区別

サイトの数字には、編集部が組み立てた「推計」と、公式の資料や実測からそのまま取った「実データ」の 2 種類があります。 混ざると読み違えるので、ページの上でもラベルを付けて分けています。

推計(目安)

  • 就職偏差値
  • ホワイト企業スコア
  • 就職人気スコア・転職人気スコア

計算のしかたは、このページの 1 節と 11〜13 節で公開しています。 以前は「年収の目安(30 代年収など)」も推計で載せていましたが、2026年10月22日にやめました。 年収は、有価証券報告書の平均年間給与と公式採用ページの初任給だけを載せ、どちらも無い会社は「公式の年収公表なし」などと書いています。 推計の年収は、表示にもランキングの並び替えにも使っていません。 同じ日に、業界ガイドの「年収水準の目安」(業界単位の推計)と、係数を掛けて試算する年収シミュレーターもやめました。

実データ

  • 有価証券報告書の数字(3 節)
  • 公式採用ページの募集要項(4 節)
  • 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の全国平均(職種・学歴・産業・年齢ごとの年収。年収早見表・資格の年収・業界ガイドの職種の欄)
  • Search Console の実測(6 節)

出典と取得日を添えて載せ、推計で穴を埋めることはしません。

数字の誤りや、元の資料が新しくなっているのに気づいたときは、お問い合わせフォームからページの URL と気になった箇所を送ってください(受付の流れは 14 節)。

8. 編集部の関与度

各軸のうち 1〜3(計 90%)は公開情報に基づく定量計算を基準としており、編集部が恣意的に順位を操作することはありません。

軸 4(10%、±2pt)のみ編集部の定性評価が入ります。これは同じ採用倍率・給与レンジの企業どうしを並べたときに、 中途採用市場でのブランド価値や海外ポジションの有無など、定量化しにくい差分を反映させるための調整項目です。 調整の根拠は可能な範囲で個別ランキングページの編集部コメント欄に明記します。

広告・アフィリエイト収入はランキング順位に一切影響しません。掲載企業からの直接的な依頼・対価による順位変動は行っていません。

9. 更新頻度

ランキングは原則として年 1 回(毎年 4 月)に全面更新し、各社の採用状況に大きな変化(大規模な採用縮小・拡大、M&A、上場廃止等)があった場合は随時部分更新します。各ランキングページ上部に最終更新日を表示しています。

10. 掲載データの限界

  • 公開情報のみを用いているため、非上場企業や採用情報を積極開示していない企業の偏差値は精度が下がる傾向があります。
  • 同じ企業でも総合職・技術職・地域採用など職種により難易度は大きく異なりますが、本ランキングでは原則「総合職(新卒メイン)」を対象としています。
  • 年次中途採用や第二新卒採用は本偏差値の算定対象外です。
  • 本偏差値は入社のしやすさ・しにくさの目安であり、企業の優劣・将来性・働きやすさを表すものではありません。

11. ホワイト企業スコア算定方法(/ranking/white)

ホワイト企業ランキングで使用する「ホワイトスコア(100 点満点)」の算定式を公開します。本スコアは編集部独自の評価指標であり、業界別残業時間推定・業界別離職率推定・福利厚生シグナル・上場/老舗/大企業ボーナス・外資ペナルティを組み合わせて計算します。 2026年10月22日に、年収の項目(30 代年収の推計・最大 40 点)を外し、残りの項目の配点を 1.25 倍して 100 点満点にそろえました(推計の年収はサイトのどこにも使わない方針のため)。

11-1. スコア構成

  • 残業ペナルティ(最大 43.75 点): max(0, 35 − 業界別残業推定 × 0.5) × 1.25。 業界推定 0 時間で 43.75 点、70 時間で 0 点。
  • 離職ペナルティ(最大 31.25 点): max(0, 25 − 業界別離職推定) × 1.25。 業界推定 5% で 25 点、25% で 0 点。
  • 福利厚生ボーナス(+10 点): 企業の特徴タグに「安定」「福利厚生」「WLB」「残業少」「有給」「ワークライフ」「働きやすい」のいずれかを含む場合。
  • 上場ボーナス(+6.25 点): 「上場」バッジを持つ場合(上場区分は EDINET・日本取引所グループの一次情報で確かめています)。
  • 老舗ボーナス(+5 点): 設立年 1990 年より前の場合。
  • 大企業ボーナス(+3.75 点): 従業員数 5,000 人超の場合。
  • 外資ペナルティ(−6.25 点): 「外資」バッジを持つ場合。労働集約傾向と up-or-out 構造を加味。

11-2. 業界別残業時間・離職率推定マップ

出典: 厚生労働省「就業条件総合調査」「雇用動向調査」、各業界の労働白書、転職口コミサイト OpenWork 等の業界平均値を編集部が要約。個社の正確な数値ではなく、業界平均の目安として扱います。

業界残業推定 (h/月)離職推定 (%)
外資コンサル・日系コンサル6525
外資金融・証券・銀行7018
総合商社508
大手製造業307
IT・テック4015
スタートアップ5522
広告・メディア5518
製薬258
インフラ(電力・ガス・鉄道)255
不動産・建設4514
FMCG・消費財3510

11-3. データの限界

  • 業界平均推定であり個社の正確値ではありません。同一企業内でも職種・部署で残業時間・離職率は大きく変動します。
  • 応募前には必ず採用ページ・有価証券報告書・OB 訪問等の一次情報をご確認ください。
  • 新しい労働統計データ・業界の労働環境変化を受けて随時更新します。

12. 就職人気スコア算定方法(/ranking/popularity)

就職人気企業ランキングで使用するスコア(100 点満点)の算定式を完全公開します。東洋経済等の年次調査の傾向を編集部が要約し、新卒志望者から見た人気度を以下のシグナルで合成します。

  • 偏差値(最大 50 点): 偏差値 − 30。高偏差値ほど人気が高い傾向に基づく。
  • ブランドボーナス(最大 10 点): 「上場」バッジ +5、「大手/有名/ブランド/テレビ/CM」を含むバッジ +5。
  • 大企業ボーナス(+5 点): 従業員数 5,000 人超。
  • 老舗ボーナス(+5 点): 設立年が 1990 年より前。
  • 適性多様性ボーナス(最大 10 点): matchTypes(16 性格タイプ)の数 × 2。多様な層に支持される企業ほど人気が高いと推定。

本スコアは公開情報・業界ブランドシグナルから推定した編集部独自の合成スコアで、東洋経済「就職人気企業ランキング」等の正式調査結果とは異なります。

13. 転職人気スコア算定方法(/ranking/career-change)

転職人気企業ランキングで使用するスコア(100 点満点)の算定式を公開します。リクルートワークス・人材紹介各社のレポート傾向を編集部が要約し、中途市場での人気度を以下のシグナルで合成します。 2026年10月22日に、年収の項目(30 代年収の推計・最大 40 点)を外し、残りの項目(合計 33 点)を 100 点満点にそろえました(各項目 × 100 ÷ 33)。

  • 中途活発業界(10 → 約 30.3 点): IT・テック / コンサル / 金融 / スタートアップは中途求人が活発で外部応募者からの人気が高い。
  • 外資ボーナス(8 → 約 24.2 点): 「外資」バッジ。中途市場での実力主義の人気を反映。
  • 急成長ボーナス(5 → 約 15.2 点): industry が startup または 2001 年以降の設立企業。
  • テック feature ボーナス(5 → 約 15.2 点): features に「IT/DX/テック/デジタル/エンジニア/AI/データ/プロダクト」を含む。
  • ブランドボーナス(5 → 約 15.2 点): 「上場」バッジ。

本スコアは公開情報・業界統計・ブランドシグナルから推定した編集部独自の合成スコアで(推計の年収は使っていません)、リクルートワークス「中途採用人気企業」等の正式調査とは異なります。同じ点数の会社は、就職偏差値の高い順に並べています。

14. お問い合わせ・情報訂正の受付

掲載情報に誤りがある場合、または公開可能な一次情報の追加がある場合は、お問い合わせフォームまでご連絡ください。事実確認のうえ、次回更新時までに反映します。