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AWS入門ガイド2025|クラウドの基礎から実務活用まで現役エンジニアが解説

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Tech Study Work編集部
AWSクラウドインフラAWS認定クラウドエンジニア
AWS入門ガイド2025|クラウドの基礎から実務活用まで現役エンジニアが解説

なぜAWSを学ぶべきか|クラウド市場の現状

Amazon Web Services(AWS)は世界最大のクラウドプラットフォームです。クラウドインフラ市場においてAWSのシェアは約32〜33%(2025年時点)で首位を維持しており、日本国内でも最も広く採用されています。

エンジニアとしてAWSを学ぶメリットは明確です。クラウドエンジニア・インフラエンジニア・バックエンドエンジニアの求人の多くでAWS経験が求められており、AWS認定資格保有者の年収は非保有者と比べて15〜25%高い傾向があります。2025年現在、AWSのサービス数は200を超えましたが、まず核心的な20〜30のサービスを覚えることが重要です。

AWS入門者が最初に学ぶべき主要サービス

コンピューティング:
・EC2(Elastic Compute Cloud):仮想サーバーです。インスタンスタイプ・AMI・セキュリティグループの基礎を習得しましょう。
・Lambda:サーバーレスで関数を実行できるサービスです。イベントドリブンなアーキテクチャに最適で、コスト効率が高いです。
・ECS/EKS:コンテナオーケストレーションサービスです。Dockerコンテナを本番環境で運用する際に使います。

ストレージ:
・S3(Simple Storage Service):オブジェクトストレージです。画像・動画・バックアップの保存に使います。バケット・オブジェクト・ACL・ライフサイクルの概念を理解しましょう。

データベース:
・RDS(Relational Database Service):マネージドリレーショナルDB(MySQL・PostgreSQL等)。バックアップ・フェイルオーバーが自動化されています。
・DynamoDB:フルマネージドNoSQL DB。高スループット・低レイテンシが必要なアプリに適しています。

ネットワーキング:
・VPC(Virtual Private Cloud):AWS上のプライベートネットワーク。サブネット・セキュリティグループ・NACLの設定を理解しましょう。
・Route 53:DNS管理サービス。
・CloudFront:CDNサービス。世界中のエッジロケーションからコンテンツを配信します。

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AWSの料金体系と無料利用枠

AWSは使った分だけ課金される従量課金制です。新規アカウントは12ヶ月間の無料利用枠があります。

無料利用枠の主な内容:
・EC2:t2.microインスタンスが月750時間(12ヶ月間)
・S3:月5GBのストレージ(12ヶ月間)
・Lambda:月100万リクエストは無期限無料
・RDS:db.t3.microが月750時間(12ヶ月間)

注意点:無料枠を超えると課金が発生します。まず予算アラートを設定しておきましょう。学習目的で使う場合は月数百円〜1000円程度に抑えられます。

AWS認定資格のロードマップ

AWSは様々な認定資格を提供しています。クラウドエンジニアを目指す場合の取得ロードマップを紹介します。

Step1(入門):AWS Cloud Practitioner(CLF)
クラウドの基礎概念・AWSの主要サービスを問う入門資格。費用:15,000円。学習期間:1〜2ヶ月。

Step2(アソシエイト):AWS Solutions Architect - Associate(SAA)
AWSを使ったシステム設計の基礎を問う資格。転職市場で最も評価が高い資格の一つ。費用:16,500円。学習期間:2〜3ヶ月。

Step3(プロフェッショナル):AWS Solutions Architect - Professional(SAP)
複雑なシステムの設計・移行・最適化を問う上位資格。費用:33,000円。学習期間:3〜6ヶ月(SAA取得後)。

AWSを実践的に学ぶ方法

AWSは手を動かして学ぶことが最も効果的です。実践的な学習方法を紹介します。

・AWSマネジメントコンソールで実際にリソースを作成・削除して体験する
・小さな個人プロジェクトをAWSにデプロイする(まず Static Hosting や Lambda から)
・AWS ハンズオンラボ(公式無料コンテンツ)を活用する
・Udemyの「AWS認定」向けコース(ステファン・マーレック氏のコースが定番)を受講する
・qwiklabs・CloudGuru・A Cloud Guruなどのクラウド学習プラットフォームを活用する

AWS主要サービスの選び方と使いどころ

AWSには200以上のサービスがありますが、初学者がまず覚えるべきサービスは限られています。用途別に整理します。

  • EC2(仮想サーバー):汎用的なサーバー用途に使用。月額コストは最小構成で約$10〜。まずはWebサーバーやAPIサーバーとして活用しましょう。
  • S3(オブジェクトストレージ):画像・動画・静的ファイルの保存・配信に最適。静的サイトのホスティングも可能で、月額数円〜数十円で利用できます。
  • RDS(マネージドデータベース):MySQL・PostgreSQLなどのRDBMSをAWSが管理。バックアップ・パッチ適用が自動化されます。
  • Lambda(サーバーレス):コードを実行するためだけのサービス。サーバー管理不要で、100万リクエストまで無料枠があります。
  • CloudFront(CDN):コンテンツを世界中のエッジサーバーにキャッシュして高速配信。S3と組み合わせて使うのが定番です。
  • IAM(権限管理):AWSリソースへのアクセス権限を管理。セキュリティの要であり、最初に深く理解すべきサービスです。

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