Terraform のライセンス変更で OpenTofu が誕生
HashiCorp が Terraform を BSL に変更したことで、OSS 派生の OpenTofu が登場し2024年に GA となりました。本記事では編集部の視点で、両者の選び方を公開情報をもとに整理します。Terraform 実践 もご参考に。
ライセンス変更の経緯
(1) 2023年8月:Terraform が MPL から BSL に変更(公開情報をもとに)。(2) 商用利用制限:競合製品開発が NG。(3) OSS コミュニティの反発。(4) Linux Foundation 主導でフォーク。(5) OpenTofu 1.0 GA:2024年1月。
OpenTofu の特徴
(1) MPL 2.0 ライセンス:完全 OSS。(2) Terraform 1.5 までと互換。(3) 独自機能拡張中。(4) クラウドベンダーがスポンサー:AWS/GCP/Oracle 等(公開情報をもとに)。(5) provider ecosystem 共有。
Terraform の現在
(1) HashiCorp による有償サポート充実。(2) Cloud との統合強化。(3) 新機能はTerraform 先行。(4) 商用利用は制限あり:要確認。(5) 大企業エコシステム。
選択の判断軸
(1) OSS 重視:OpenTofu。(2) HashiCorp サポート必要:Terraform。(3) 競合製品開発:OpenTofu(BSL 制限回避)。(4) 既存資産の継続:Terraform 継続。(5) 新規プロジェクト:OpenTofu 検討価値。
互換性とマイグレーション
(1) tf ファイルそのまま使える。(2) state ファイル互換。(3) provider 共用。(4) tofu コマンド:terraform → tofu。(5) CI 設定変更のみのことが多い。AWS CDK 実践 もご参考に。
エコシステムの分裂
(1) Provider は両者で動作。(2) 新機能の差:将来的に拡大可能。(3) Spacelift/env0:両対応。(4) Atlantis:両対応。(5) 長期は不確実。CI/CD 実践 もご参考に。
失敗しがちなパターン
(1) BSL 違反でリーガルリスク。(2) OpenTofu 選択で HashiCorp サポート失う。(3) tf-1.6+ 機能使えない:互換性切れ。(4) 移行未計画。(5) 監視の二重化。対策は、(1)ライセンス確認、(2)サポート要件確認、(3)1.5 互換維持、(4)移行ロードマップ、(5)1ツールに統一、です。