2026年のTypeScript ORM 二強
TypeScript で DB を扱うとき、Prisma と Drizzle が主要選択肢になりました。本記事では編集部の視点で、両者の選び方を公開情報をもとに整理します。PostgreSQL 実践 もご参考に。
Prisma の特徴
(1) スキーマファイル:schema.prisma で宣言。(2) 自動生成クライアント:型安全な API。(3) マイグレーション内蔵:prisma migrate。(4) 豊富なエコシステム:Studio/Pulse 等。(5) 抽象化が高い:SQL を直接書きにくい場面も。
Drizzle の特徴
(1) SQL ライクな書き方:薄い抽象化。(2) ランタイム軽量:エッジ環境に最適。(3) 型推論:TS の力でクエリ結果まで型化。(4) マイグレーション:drizzle-kit で自動生成。(5) 新しい:エコシステムは Prisma より小さめ。
選択の判断軸
(1) エッジで使う:Drizzle 推奨(Workers 動作)。(2) SQL に近い書き方:Drizzle。(3) スキーマファースト:Prisma。(4) パフォーマンス:Drizzle の方が軽量(公開情報をもとに)。(5) チームの慣れ:両方学習価値あり。TypeScript 上級 もご参考に。
マイグレーション戦略
(1) Prisma Migrate:宣言的・自動生成。(2) Drizzle Kit:宣言的+SQL ライクな出力。(3) 本番安全性:手動レビューが必須。(4) ロールバック:両者ともに down 不要設計が現代的。(5) 大規模変更:Online Schema Change 検討。SQLアンチパターン もご参考に。
パフォーマンス比較
(1) クエリレイテンシ:Drizzle がやや速い(公開情報をもとに)。(2) コネクション管理:両者ともプールが必要。(3) N+1 問題:Prisma の include/select で対策、Drizzle は join で。(4) クエリ最適化:両者 EXPLAIN で検証。(5) キャッシュ層:Redis 等の併用が必要。
エコシステム連携
(1) Next.js:両者対応。(2) tRPC:両者対応。(3) Cloudflare Workers:Drizzle 有利。(4) Hono:Drizzle と相性良い。(5) NestJS:Prisma 親和性高い。Hono 実践 もご参考に。
失敗しがちなパターン
(1) Prisma を Workers で重い:バンドルサイズ問題。(2) Drizzle のクエリで型が崩れる:複雑な join で。(3) マイグレーション差分が大きい:レビューしきれない。(4) N+1 を見落とす:両者ともに発生する。(5) 本番接続プール不在:枯渇。対策は、(1)Edge は Drizzle、(2)型表現分割、(3)小さい単位、(4)include/join 活用、(5)PgBouncer等、です。