『法律を知らない』のは武器を持たないこと
エンジニアの仕事は契約・著作権・個人情報・労働法と密接で、基礎知識が自己防衛に直結します。本記事では編集部の視点で、押さえるべき法律基礎を公開情報をもとに整理します。個別の判断は弁護士にご相談ください。エンジニア労働法 もご参考に。
契約の基礎
(1) 契約自由の原則:両者合意で成立。(2) 書面化の重要性:口頭は紛争時不利。(3) 準委任 vs 請負:成果物責任の違い。(4) 業務委託契約:実態で雇用判定。(5) 消費者契約法:B2C で適用。業務委託契約 もご参考に。
著作権の基礎
(1) 創作と同時に発生:登録不要。(2) OSS ライセンス:MIT/Apache/GPL の違い。(3) 職務著作:会社業務での創作は会社帰属。(4) AI 生成物:扱いが議論中。(5) 引用 (32条):要件を満たせば許可不要。発信評判管理 もご参考に。
OSS ライセンスの主要パターン
(1) MIT/BSD/Apache:寛容ライセンス。(2) GPL/AGPL:感染ライセンス。(3) 商用利用可否:必ず確認。(4) 再配布条件:表示義務等。(5) 違反のリスク:訴訟事例あり。
個人情報保護法
(1) 個人情報の定義:氏名・メール等。(2) 利用目的の明示。(3) 第三者提供制限。(4) 越境移転規制:海外サーバー。(5) 漏洩時の報告義務(2022改正)。個人情報保護委員会 公式情報をご確認ください。
GDPR/CCPA
(1) GDPR (EU):データ移転規制。(2) CCPA (カリフォルニア)。(3) Cookie 同意。(4) データポータビリティ。(5) 違反時の制裁金:売上の4%等。海外展開で要確認。
労働法のエッセンス
(1) 労働基準法:労働時間・賃金。(2) 労働契約法:契約のルール。(3) 労働組合法:集団交渉。(4) 過労死防止:月80時間超注意。(5) ハラスメント関連法。エンジニア労働法 で詳細。
SaaS 提供者の責任
(1) 利用規約:詳細に定める。(2) SLA:可用性保証。(3) 免責条項:明示。(4) 特定商取引法:B2C で適用。(5) 表示義務:プライバシーポリシー等。SaaSプライシング もご参考に。
失敗しがちなパターン
(1) OSS ライセンス無視:感染リスク。(2) 個人情報の海外送信:規制違反。(3) 業務委託の偽装。(4) 契約書未確認。(5) 弁護士相談を避ける:高額損失。対策は、(1)License 監査ツール、(2)同意+規制確認、(3)実態審査、(4)毎回チェック、(5)早期相談、です。