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理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の違い|PT/OT/ST比較

リハビリ専門職のPT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)は、いずれも国家資格で養成校での学習が必要ですが、対象とする領域が異なります。ここでは3職種の違いを比較軸ごとに整理し、それぞれに向いている人を解説します。

比較軸理学療法士(PT)作業療法士(OT)言語聴覚士(ST)
対象・専門領域立つ・歩くなど基本動作の回復(運動機能)食事・着替えなど応用動作と精神面(作業・心のケア)話す・聞く・食べる(言語・聴覚・嚥下)
主な業務運動療法・物理療法で身体機能の維持・改善を支援日常生活動作や手工芸等の作業を通じた心身機能の回復支援言語・聴覚・嚥下機能の評価と訓練
取得ルート養成校3〜4年+国家試験養成校3〜4年+国家試験養成校(2〜4年)+国家試験
平均年収443.6万円出典: 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査(職種「理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,視能訓練士」をまとめた区分)。2026年10月22日確認443.6万円出典: 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査(職種「理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,視能訓練士」をまとめた区分)。2026年10月22日確認443.6万円出典: 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査(職種「理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,視能訓練士」をまとめた区分)。2026年10月22日確認
主な職場病院・リハビリ施設・訪問リハ・スポーツ分野病院・精神科・リハビリ施設・就労支援病院・リハビリ施設・小児領域・訪問
向いている人身体・運動機能の回復支援に関心があり、体を動かすサポートをしたい人生活動作や精神面のケアを含め、生活の質の向上を幅広く支えたい人コミュニケーションや食べる機能の専門的な支援に関心がある人

年収の行の出典と、数字の読み方は、ページ下の「年収の出典と読み方」に書いています。

結論:どちらを選ぶ?

年収は、公的統計でも3職種が1つの区分にまとめられていて、差は読み取れません。選ぶ決め手は『支援したい領域』です。運動機能ならPT、生活動作・精神面ならOT、言語・聴覚・嚥下ならSTが基本の軸になります。

資格職の年収比較ランキングを見る

それぞれの詳しい解説

よくある質問

PT・OT・STで年収に差はありますか?

公的統計(厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査)では、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士が1つの区分にまとめられていて、全国平均は443.6万円です(2026年10月22日確認)。3職種を分けた数字がないため、差があるかどうかは公的統計からは分かりません。実際の年収は、職場(病院・施設・訪問)や役職、経験年数でも変わります。

一番なりやすいのはどれですか?

いずれも養成校の修了と国家試験合格が必要で、難易度に大きな差はありません。学校数や定員はPTが最も多く、STは相対的に少なめです。

迷ったらどう選べばよいですか?

『誰のどんな機能を支援したいか』で選ぶのがおすすめです。運動機能=PT、生活動作・精神面=OT、言語・聴覚・嚥下=ST、を起点に各職種の記事で業務や働き方を確認してください。

年収の出典と読み方

この表の年収は、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の職種別の全国平均です。厚生労働省の職業情報提供サイト job tag の職業ページに載っている賃金(年収)と同じ調査・同じ計算をもとにしています。確認日は2026年10月22日です。

  • 計算のしかた: 令和7年6月分の「きまって支給する現金給与額」を12倍し、令和6年の1年間の「年間賞与その他特別給与額」を足した金額です。実際の1年分の年収を集めた数字ではありません。
  • 対象: 従業員10人以上の会社などで働く、パートなどの短時間労働者ではない人(男女計)の平均です。個人で開業している人の収入や、市役所・県庁そのものの給与は、この調査の対象に入っていません。
  • これは平均値です。一人ひとりの年収は、年齢・勤続年数・職場・夜勤の有無などで大きく変わります。
  • 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士は、この統計では1つの区分にまとめられています。3職種の数字が同じなのは、分けて集計されていないためです。
  • 同じ表の平均年齢は36.2歳です。

出典

※資格要件・取得ルートは各資格の公開情報をもとにした目安です。制度は変更される場合があるため、出願前に必ず各試験の公式情報をご確認ください。医療・福祉に関わる内容は一般的な情報です。年収の出典は、上の「年収の出典と読み方」に書いています。