『契約書を読める』エンジニアは強い
業務委託・SaaS 利用・OSS 導入で契約書を理解できないと、後で大きな損失を被ります。本記事では編集部の視点で、契約書の読み方を公開情報をもとに整理します。個別判断は弁護士にご相談ください。法律基礎 もご参考に。
業務委託契約書のチェック項目
(1) 業務内容:曖昧でないか。(2) 報酬:金額・支払時期。(3) 契約期間:自動更新条項。(4) 知的財産権:誰に帰属。(5) 競業避止:範囲と期間。業務委託契約 もご参考に。
SaaS 利用規約の確認点
(1) データの所有権。(2) 解約条件:データ持ち出し。(3) SLA:可用性保証。(4) 免責条項。(5) 料金変更の通知期間。SaaSプライシング もご参考に。
OSS ライセンスの理解
(1) MIT/Apache 2.0/BSD:寛容。(2) GPL/AGPL:感染ライセンス。(3) LGPL:制限付き感染。(4) 商用利用可否:必ず確認。(5) SaaS提供での扱い:AGPL注意。
知的財産権の扱い
(1) 業務著作:会社帰属が原則。(2) 業務委託でも譲渡条項を確認。(3) OSS 化の同意:別途必要。(4) 個人開発との切り分け。(5) 退職後の利用。
機密保持条項 (NDA)
(1) 機密の範囲。(2) 期間:5年が一般的(公開情報をもとに)。(3) 例外:公知情報等。(4) 違反時の損害賠償。(5) 退職後の効力。発信評判管理 もご参考に。
解約・契約終了
(1) 解約通知期間:30〜60日が一般的。(2) 違約金。(3) 残務処理:引継ぎ義務。(4) 機密返却/破棄。(5) 競業避止の残存。
個人で確認する場合
(1) 主要箇所のみ精読:金銭・期間・解約・IP。(2) 赤入れして相手と確認。(3) クラウドサインで管理。(4) 過去契約と比較。(5) 不明箇所は弁護士相談:1時間相談1〜3万円程度(公開情報をもとに)。フリーランス案件サービス もご参考に。
失敗しがちなパターン
(1) 読まずに署名。(2) IP 権利譲渡を見落とす。(3) 競業避止過剰に同意。(4) NDA の期間長すぎ。(5) SaaS データ取得不可に気付かず。対策は、(1)精読、(2)IP明示、(3)範囲限定交渉、(4)5年以内、(5)Export 可能性確認、です。