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監査法人・FAS・M&A業界の就職偏差値ランキング&就活難易度ガイド2026|会計プロ7社の選び方

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監査法人・FAS・M&A業界の就職偏差値ランキング&就活難易度ガイド2026|会計プロ7社の選び方

この記事でわかること

  • 監査法人・FASの就職難易度は?
  • 会計士でなくても入れる?(新卒ルートの有無)
  • 監査法人とFASとM&A仲介の違いは?

結論:監査法人・FAS・M&A業界の就活で押さえる3つのポイント

会計・財務のプロフェッショナルが集まる業界は、ひとくくりに見えて中身が大きく異なります。監査法人(BIG4)、FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)、M&A仲介の3分類を理解し、自分の進み方を選ぶことが就活成功の前提です。まずは要点を3つに整理します。

  • 監査法人(BIG4)・FAS・M&A仲介で役割が違う:監査法人は会計監査、FASはM&Aや財務デューデリジェンスなどの助言、M&A仲介は売り手と買い手の橋渡しが中心です。
  • 会計士ルートと新卒ルートで入り方が違う:監査法人の会計士採用は公認会計士試験合格が前提となるルートが中心です。一方でFASやM&A仲介は新卒採用の門戸もあり、必ずしも資格がなくても挑戦できます。
  • 高年収と専門性が魅力:偏差値帯は高めで、専門スキルが身につく分、選考の難易度も高めです。煽らず実態を見て、自分に合うルートを選ぶことが大切です。

監査法人・FAS・M&A業界の就職偏差値ランキング(会計プロ7社)

以下は監査法人・FAS・M&Aアドバイザリーを横断した会計プロ7社の就職偏差値ランキングです。偏差値帯と、有価証券報告書の平均年収(分かる会社だけ)をあわせて掲載しています。偏差値は各社の公式発表ではなく、あくまで難易度の目安としてご覧ください。

順位企業名就職偏差値平均年収(有報)区分
1フーリハン・ローキー72—M&Aアドバイザリー
2EY新日本有限責任監査法人67—会計・監査(BIG4)
3KPMG FAS67—M&A・ファイナンシャルアドバイザリー(BIG4)
4デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー67—M&A・ファイナンシャルアドバイザリー
5M&Aキャピタルパートナーズ642,266万円
2025年9月期・32.4歳・296人
M&Aアドバイザリー
6日本M&Aセンターホールディングス64約1,300万円
2026年3月期・34.2歳・事業会社918人
M&Aアドバイザリー
7M&A総合研究所63—M&Aアドバイザリー

※就職偏差値は公開情報・就職四季報などをもとにした当サイトの目安で、各社公式値ではありません。平均年収は有価証券報告書(金融庁 EDINET)の平均年間給与で、下の行は決算期・平均年齢・人数です。日本M&Aセンターホールディングスは持株会社に専属の社員がいないため、有価証券報告書に載っている事業会社(株式会社日本M&Aセンター・918人)の数字で、平均年間給与は百万円単位(13百万円)で記載されています。フーリハン・ローキー(外資系の日本法人)・EY新日本有限責任監査法人・KPMG FAS・デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーは上場しておらず、有価証券報告書がありません。M&A総合研究所は、当サイトでは有価証券報告書の数字を確認できていません。

監査法人・FAS・M&Aの就職難易度・実態

ランキングの偏差値帯から、業界の難易度を定性的に整理します。最上位に位置するフーリハン・ローキーのようなM&Aアドバイザリーは、偏差値72という最難関級の帯にあります。財務モデリングや英語、ロジカルな思考力を高い水準で求められます。投資銀行と並んで、ファイナンス志望の学生にとって人気と難易度がともに高い領域だと言えます。

偏差値67の帯には、監査法人とFASが並びます。EY新日本有限責任監査法人に代表される監査法人の会計士採用は、公認会計士試験合格を前提とするルートが中心です。つまり選考の前段階として国家資格の取得という大きなハードルがあり、難易度は試験勉強そのものに大きく左右されます。一方、KPMG FASやデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーといったFASは、財務・会計の専門性を活かしつつ新卒採用の枠も持ち、資格がなくても挑戦できる入口があります。

偏差値63〜64の帯にはM&Aキャピタルパートナーズ、日本M&Aセンターホールディングス、M&A総合研究所などのM&A仲介が並びます。有価証券報告書の平均年収は、M&Aキャピタルパートナーズが2,266万円(2025年9月期・平均32.4歳)、日本M&Aセンターが約1,300万円(2026年3月期・平均34.2歳)で、平均年齢が30代前半と若いわりに高い水準です。報酬のうち業績に連動する部分の大きさは、各社の募集要項や説明会で確かめておきたいところです。いずれの区分も難易度は決して低くありませんが、ルートによって求められる準備が違うため、煽りに流されず自分の適性を見極めることが重要です。

業界の構造と主な職種

この業界は大きく3つの区分に分かれ、それぞれ主な職種も異なります。

職種を軸に整理すると、会計監査・FAS(バリュエーション/財務DD)・M&Aアドバイザリーの3系統があります。ここで押さえたいのが会計士ルートと新卒ルートの違いです。監査法人の会計士採用は資格取得が前提となるルートが中心であるのに対し、FASやM&A仲介は新卒採用の入口があり、資格がなくても挑戦できる可能性があります。自分がどちらのルートで業界に入るのかを早めに定めると、準備の方向性が定まります。

区分主な職種入り方の特徴
監査法人(BIG4)会計監査会計士採用は公認会計士試験合格が前提のルートが中心
FASバリュエーション・財務DD新卒採用の門戸あり。会計・財務の専門性を重視
M&A仲介M&Aアドバイザリー新卒採用あり。成果志向・対人折衝力が問われやすい

志望企業の選び方(偏差値帯で設計)

志望企業を組み立てるときは、偏差値差3〜5を目安に上下のレンジで分散させると現実的なポートフォリオになります。たとえば最難関の偏差値72帯を本命に置くなら、67帯の監査法人・FAS、63〜64帯のM&A仲介を併願に組み込み、難易度の階段を作ると挑戦と安全のバランスが取れます。同じ偏差値帯のなかでも、会計監査寄りか、M&Aアドバイザリー寄りかで仕事の中身は大きく変わるため、職種軸でも比較してください。

資格を起点にキャリアを考えるなら、公認会計士・USCPA・税理士比較で各資格の位置づけを押さえておくと、監査法人ルートとFAS/M&A仲介ルートのどちらが自分に合うか判断しやすくなります。また、M&Aアドバイザリーは投資銀行のIBD(投資銀行部門)と業務が近い面があるため、外資コンサル vs 外資投資銀行もあわせて読み、ファイナンス系の選択肢を俯瞰しておくと志望理由に厚みが出ます。

選考対策

ルートによって選考対策の重点は変わります。会計士ルートを選ぶなら、まずは公認会計士試験の合格が大きな関門です。試験勉強の進捗が選考時期や入り方に直結するため、早期からの学習計画が要になります。

FASやM&A仲介の新卒ルートでは、インターンシップへの参加が選考の入口になりやすく、業務理解と適性のアピールの場になります。志望動機では、数字に強いことと激務にも向き合える耐性を、具体的なエピソードに落とし込んで語れると説得力が増します。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は、目標を数値で立てて粘り強くやり切った経験など、定量と継続性が伝わる題材を選ぶと、この業界で求められる素養と接続しやすくなります。

なお、難関企業ほど学歴に関する不安を抱える学生が多いものです。気になる場合は学歴フィルター対策を読み、できる準備に集中して対策を進めましょう。重要なのは、どのルートでも自分の強みを具体的に言語化できるかどうかです。

関連リンク

訂正(2026年10月22日):この記事の以前の版では、ランキング表に当サイトの推計による「年収レンジ目安」(例: フーリハン・ローキー800〜1600万円)を載せ、本文とよくある質問でも「年収レンジの上限が大きいのは成果報酬の要素が反映されやすいため」などと説明していました。推計の方法と元データを示せないため削除し、有価証券報告書の平均年間給与(決算期・平均年齢・人数つき)に置き換えました。有価証券報告書がない会社は「—」にしています。

この記事に出てくる企業の実データ

記事に出てきた7社について、有価証券報告書と公式採用ページに書かれた数字を並べました。有価証券報告書の数字は2社、公式採用ページの記載は4社ぶんあります。就職偏差値だけは編集部の目安です。

企業就職偏差値編集部の目安平均年収有報平均年齢有報初任給公式採用ページ採用人数公式採用ページ
日本M&Aセンターホールディングスの就職難易度64約1,300万円日本M&Aセンター918人の平均34.2歳——
フーリハン・ローキーの就職難易度72————
M&Aキャピタルパートナーズの就職難易度64約2,266万円32.4歳——
M&A総合研究所の就職難易度63——海外事業部 M&Aアドバイザー: 【大卒】年収336万 + インセンティブ/【院…—
EY新日本有限責任監査法人の就職難易度67——公認会計士定期採用(2026年度論文式試験合格者等):月給(首都圏)365,00…—
KPMG FASの就職難易度67——基本年俸 600万円~(固定残業手当50時間相当分含む(固定残業手当を超過する時…20~25名(M&A・戦略コンサルタント職(国内・海外・会計士採用)の総募集人数…
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーの就職難易度67——2028年4月入社対象:初年度基本年俸5,500,000円(月額33時間の前払い…—
  • ※ 有報=金融庁 EDINET で公開されている各社の最新の有価証券報告書。平均年収・平均年齢は、報告書を出した会社だけの数字(提出会社単体)で、グループ全体の数字ではありません。 持株会社は本体で働く少人数の平均なので「持株会社N人の平均」と添えています。持株会社の報告書に事業会社(例: 静岡銀行)の欄がある社は、その欄の数字です。平均年収は万円未満を四捨五入しています。
  • ※ 公式採用ページ=各社の新卒採用ページに、取得日の時点で書かれていた内容(取得日: 2026年10月12日〜2026年10月23日)。長い記載は先頭40字だけ載せています。
  • ※ 就職偏差値は公開情報をもとにした編集部の目安で、各社の公式の数字ではありません。
  • ※「—」は、報告書や採用ページから数字を取れていないものです。官公庁や独立行政法人のように、有価証券報告書を出していない組織もあります。

社名のリンク先の企業ページでは、募集要項・有報の詳細(売上や従業員数の推移など)もまとめて見られます。

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最終更新 2026年10月22公開 2026年6月30日

執筆

山田 直也/ 編集部 IT転職担当

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最終更新: 2026年10月22日

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