28卒がいまやることは「秋冬インターンの出願」と「3月までの逆算」
28卒(2028年3月に卒業する学年)は、いま大学3年の秋にいます。サマーインターンがひと区切りついて、秋冬インターンの募集が動き出す時期です。ここから卒業までにやることを、月ごとに並べました。いちばん先に決めてほしいのは、秋冬インターンに何社出すかと、Webテストをいつ終わらせるかの2つです。この2つが決まると、残りの予定は自然に埋まります。
結論:3年秋の今から動かす3つ
- 秋冬インターンに出す: 募集は9月から冬にかけて順に出ます。志望企業の採用ページを週1回まとめて開く習慣をつくると、見落としが減ります
- Webテストを年内に終わらせる: 3月以降は締切が重なって、対策の時間がとれなくなります。秋のうちに一巡しておくと後がラクです
- ガクチカを1本、書ける形にしておく: 400字・200字・100字の3つの長さで書けるようにしておくと、設問ごとに書き直す時間がまるごと浮きます
28卒の月別スケジュール(2026年秋〜2028年3月)
| 時期 | やること | 気をつけること |
|---|---|---|
| 3年 9〜11月(いま) | 秋冬インターンの出願・選考/Webテスト一巡/ガクチカ確立 | 募集の公開時期は企業ごとにばらばら。採用ページを自分で見に行く |
| 3年 12〜2月 | ウィンターインターン参加/早期選考の案内が届き始める | 年末年始は募集も選考も止まる。12月上旬までに出願を終えておく |
| 3年 3月 | 広報活動の開始時期(政府の要請)。エントリーが一気に増える | ES締切が重なる月。ここまでにWebテストを終えておきたい |
| 4年 4〜5月 | ES提出・Webテスト・面接が同時進行 | 持ち駒の数より、1社ごとに志望動機を言えるかを優先する |
| 4年 6月 | 採用選考活動の開始時期(政府の要請)。大手の面接が集中 | 体力勝負の月。面接の振り返りをその日のうちに書き残す |
| 4年 7〜9月 | 夏採用・秋採用。まだ決まっていなくても募集は続く | 探し方を求人サイトの新着待ちから採用ページの直接確認へ切り替える |
| 4年 10月 | 正式な内定の時期(政府の要請)。内定式 | 複数内定があれば、辞退の連絡は早めに |
| 4年 11月〜卒業 | 卒業論文・入社準備 | この時期の追加募集もある。まだ決まっていなくても道は閉じない |
3月1日・6月1日という日付の意味
就活の話でよく出てくる「3月に情報解禁、6月に選考開始」は、政府が経済団体などに要請している日程です。28卒(2027年度に卒業する学年)について内閣官房は、広報活動の開始を卒業年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動の開始を卒業年度の6月1日以降、正式な内定日を卒業年度の10月1日以降としています。28卒に当てはめると、それぞれ2027年3月1日・2027年6月1日・2027年10月1日です。
ただしこれは法律ではなく、守らなかったときの罰則もありません。実際には、インターン経由でこれより早く選考が進む企業がかなりあります。この日付は「全体がいつ動くかの目安」として見て、自分の志望企業の実際の日程は各社の採用ページで確かめるのが確実です。
※出典: 内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」(確認日: 2026-09-09)。要請であって法的な拘束力はなく、実際の選考時期は企業によって異なります。
9〜11月にやること——秋冬インターンの出し方
秋冬インターンは、サマーより募集の数が少ないぶん、1社ごとの選考が本選考に近くなります。数を撃つより、難易度の帯を分けて出すほうが結果が安定します。
| やること | 目安 |
|---|---|
| 志望企業の採用ページを週1回まとめて見る | 15社をブラウザのブックマークに入れて、曜日を決めて一括で開く |
| 難易度の帯を分けて出願する | 12社出すなら、超難関3・難関4・上位4・標準1くらいの配分 |
| Webテストを一巡する | 時間切れになる分野を特定して、そこだけ繰り返す |
| ガクチカを3つの長さで書く | 400字・200字・100字。設問ごとに書き直す時間が減る |
帯ごとの企業リストと配分の決め方は28卒 秋冬インターンの難易度別の出し方にまとめました。インターン選考そのものの準備はインターン選考対策ガイド、WebテストはSPI・玉手箱の対策が使えます。
12〜2月にやること——ウィンターと早期選考
冬は、秋に出したインターンの選考と、ウィンターインターンの出願が重なります。加えて、サマーや秋に参加した企業から早期選考の案内が届き始めるのもこの時期です。案内が来たら、その時点で選考が始まっていると考えて動きます。
- 12月上旬までに出願を終える: 年末年始は企業側も動きません。締切が12月中旬に集中しやすいので、月初に出し切ります
- 面接の型を固める: 「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」「入って何をしたいか」の3つを、1分ずつで話せるようにします
- OB訪問を入れる: 志望動機の中身が変わります。冬は社員側も時間をとりやすい時期です
面接の答え方は面接対策の完全ガイド、OB訪問の進め方はOB訪問マニュアルにまとめてあります。
3月以降にやること——本選考
3月に入るとエントリーが一気に増えて、ES締切が毎週のように来ます。この時期に新しく対策を始めるのは、時間の面でかなり厳しいです。だからこそ、秋のうちにWebテストとガクチカを終わらせておく意味があります。
3月からの動き方は次の3つです。
- 出す会社を先に決める: 3月に迷い始めると、締切に追われて結局出せません。2月中に一覧を作ります
- ESは使い回さず、1社ごとに志望動機だけ書き替える: ガクチカと自己PRは共通で構いません。差がつくのは志望動機です
- 面接の振り返りをその日のうちに残す: 聞かれた質問と、答えに詰まったところを1行ずつ。同じ質問は別の会社でも来ます
ガクチカの書き方は業界別ガクチカ例文集、自己分析からやり直したいときは自己分析フレームワークが入り口になります。
サマーで動けなかった人へ
サマーインターンに出せなかった、あるいは全部落ちたという人も、秋からで十分に間に合います。秋冬インターンはサマーに参加していない学生も対象にしていることが多く、選考でサマーの参加歴を聞かれる場面はそう多くありません。立て直しの手順は28卒サマーインターン全落ちからの巻き返し方に書きました。
ひとつ上の学年(27卒)が9月以降にどう動いているかは27卒の後期就活・秋採用ガイドで読めます。1年後の自分の姿として見ておくと、いまの秋の使い方が決めやすくなります。
まとめ
- 28卒はいま大学3年の秋。秋冬インターンの出願と、Webテストを年内に終わらせることが最優先
- 秋冬インターンは数より配分。難易度の帯を分けて出すと結果が安定する
- 3月1日・6月1日・10月1日は政府が要請している日程の目安で、法律ではない。実際の日程は各社の採用ページで確かめる
- 12月上旬までにウィンターの出願を終える。年末年始は選考が止まる
- 3月からは新しい対策を始める時間がない。秋のうちにWebテストとガクチカを仕上げておく
- サマーで動けなくても秋からで間に合う。秋冬インターンはサマー未参加でも出せる企業が多い

