鉄道・不動産でよく併願される 小田急電鉄 と 京浜急行電鉄 を、就職偏差値・年代別年収・働き方・マッチする就活タイプの 4 軸で見ていきましょう。
出典は各社の有価証券報告書(金融庁 EDINET)と公式採用ページです。編集部の推計は入れていません。決算期と取得日は、表の下に会社ごとに書いています。
| 項目 | 小田急電鉄 | 京浜急行電鉄 |
|---|---|---|
| 平均年間給与(有報) | 約827万円 | 約723万円 |
| 平均年齢(有報) | 43.5歳 | 40.8歳 |
| 平均勤続年数(有報) | 22年 | 17.9年 |
| 従業員数・単体(有報) | 3,685人 | 2,921人 |
| 従業員数・連結(有報) | 11,656人 | 8,177人 |
| 売上(有報) | 約4,187億円(営業収益) | 約3,042億円(営業収益) |
| 初任給(公式) | 総合職(2026年度実績):院卒 301,000円/四大卒 290,000円。エキスパート職(2026年度実績):院卒 261,400円/四大卒 253,200円/短大、専門、高専卒 248,200円/高卒 241,500円 | 272,000円(2026年度実績) |
| 採用予定人数(公式) | 総合職 事務系:24年度12名/25年度15名/26年度17名、技術系:3名/4名/6名。エキスパート職 運輸:31名/50名/54名、車両:5名/5名/11名、土木・建築:8名/9名/7名、電気:5名/6名/7名、IT:2名/3名/2名(エキスパート職の採用人数の中には、高卒採用者も含まれます) | 15~20名程度 |
| 選考の流れ(公式) | プレエントリー → エントリー(エントリーシート提出) → 1~3次選考(面接、WEBテスト、適性検査など) → 内々定 | ページ右上のエントリーボタンよりエントリー → エントリーシート提出 → 選考(複数回) → 内々定 |
| 募集職種(公式) | —(公表データなし) | <総合職>事務系、事務系都市建築、技術系(建築/土木/電気/機械) |
有報の数字は報告書の値そのまま(万円・億円への言い換えだけ四捨五入)。公式ページの項目は書き方のままです
平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数は、有価証券報告書を出した会社単体の値です。グループ全体の平均ではありません。
| 就職偏差値 | 64 | 63 |
|---|---|---|
| 業界 | インフラ・公共 | インフラ・公共 |
| 区分 | 鉄道・不動産 | 鉄道・不動産 |
| 本社 | 東京都新宿区 | 東京都港区 |
| 従業員数 | 4,000人 | 3,500人 |
| 年収 22-25 | 397 万円 | 379 万円 |
| 年収 26-29 | 541 万円 | 516 万円 |
| 年収 30 代 | 757 万円 | 723 万円 |
| 年収 40 代 | 1,047 万円 | 998 万円 |
| 年収 50 代+ | 1,227 万円 | 1,170 万円 |
| 働き方 | 東京・ハイブリッド | 東京・ハイブリッド |
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宮田 美結(みゆ)/行動経済学担当
アンカリング
最初に見た数字が基準として頭に残り、そのあとの判断がその数字に引っ張られる。
最初に調べた企業の年収が、そのあとの「高い・低い」の物差しになります。どの会社から見始めたかで、同じ数字の受け取り方が変わってくるんです。
小田急電鉄と京浜急行電鉄を並べた瞬間から、この見方は働き始めます。
※ 行動経済学の説明は出典を確認できた知見だけを載せています。就活での読み方は解釈であって、 個別の企業について何かを断定するものではありません。
有価証券報告書の平均年間給与は、小田急電鉄約827万円(2026年3月期)・京浜急行電鉄約723万円(2026年3月期)です。この数字では小田急電鉄のほうが高くなっています。どちらも報告書を出した会社単体の値で、グループ全体の平均ではありません。平均年齢や職種の構成で金額は動くので、上の表の平均年齢もあわせて見てください。
就職偏差値が高いのは小田急電鉄のほうで、小田急電鉄が64、京浜急行電鉄が63です(差1)。偏差値は公開情報をもとにした編集部の目安なので、これがそのまま難易度というわけではありません。
30 代時点の推計年収が高いのは小田急電鉄のほうで、小田急電鉄が757 万円、京浜急行電鉄が723 万円です(差約34万円)。数値は有価証券報告書・公開情報からの編集部推計で、人によって差が出ます。
鉄道・不動産のなかの企業同士なので、併願はよくある組み合わせです。ただ選考時期・ES 締切・面接日程が重なることもあるので、志望動機は両社で書き分けておきたいところですね。小田急電鉄のほうには、小田急電鉄ならではの事業や文化への言及をひとつ入れておくと説得力が出ます。
偏差値や年収の差は、判断材料のひとつでしかありません。10 年後のキャリア(転勤・駐在・異動の範囲)、社風(成果主義か年功か)、働き方(リモート・残業)。このあたりで自分の軸に合うほうを選ぶのが、いちばん後悔が少ないと思います。決める前に、両社とも OB 訪問を 2 名以上しておくと安心ですよ。
秋は秋冬インターンと早期選考の情報が動き出すころです。エントリー先を広げる準備として、スカウト型のサービスを使ってみるのもいいかもしれません。 志望企業を比べて絞り込めたら、スカウト型のサービスも並行して使って持ち駒を確保しておくと安心です。
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この記事は公開情報にもとづく編集部の比較目安です。採用年収・働き方は職種・配属・時期で変わります。最新の情報は各社公式サイトをご確認ください。詳しくは 算定方法。