本文へ移動

Google Cloud Digital Leader 想定問題集

DX・クラウド基礎の要点整理と想定問題

公式の試験ガイドの「セクション 1: Google Cloud によるデジタル トランスフォーメーション」にあたる分野です。まず要点整理で全体をつかみ、下の演習で 44 問を 1 問ずつ解けます。答えると A〜D すべての解説が出ます。

この分野の小項目

  • 1.1 クラウド・DX などの基本用語(5 問) 用語を定義する(クラウド、エージェント型 AI、インフラストラクチャ、デジタル トランスフォーメーション、オープンソース、オープン標準)。
  • 1.1 クラウドが DX にもたらすメリット(6 問) 企業のデジタル トランスフォーメーションにクラウド テクノロジーがもたらすメリットを説明する(スケーラビリティ、費用対効果、アジリティ、スピード、柔軟性、セキュリティの強化、グローバルなリーチと高可用性、データドリブンな分析情報、戦略的価値と焦点など)。
  • 1.1 DX を進める理由と壁・導入しないリスク(5 問) 組織がデジタル トランスフォーメーションを推進する主な要因と、その際に直面する大きな課題(変革の動機となる要因、変革に影響を及ぼす一般的な障壁、クラウドを導入しないことによる影響とリスクなど)を説明する。
  • 1.1 Google Cloud の主な差別化要因(5 問) Google Cloud の主な差別化要因を認識する(世界をリードする AI、オープン性と相互運用性への深いコミットメント、AI Hypercomputer、AI 対応データ プラットフォーム、セキュリティ、グローバル ネットワークなど)。
  • 1.2 プライベート・ハイブリッド・マルチクラウド(5 問) さまざまなクラウド アーキテクチャ(プライベート クラウド、ハイブリッド クラウド、マルチクラウドなど)について、それぞれに対応するビジネス ユースケースとメリットを特定する。
  • 1.2 ネットワークの基本とグローバル ネットワーク(6 問) 基本的なネットワーキングのコンセプトを定義し、Google Cloud のグローバル ネットワーク インフラストラクチャがデジタル トランスフォーメーションをどのようにサポートするかを説明する(IP アドレス、ドメイン名サービス(DNS)、レイテンシ、帯域幅など)。
  • 1.2 リージョン・ゾーン・エッジ ロケーション(5 問) Google Cloud のネットワークのコンポーネントと、それらがどのように連携するかを説明する(リージョン、ゾーン、エッジ ロケーションなど)。
  • 1.2 IaaS・PaaS・SaaS の違い(7 問) さまざまなクラウド サービスモデル(IaaS、PaaS、SaaS)のメリットとトレードオフについて説明する。

要点整理

クラウド・DX などの基本用語

まず押さえる基本用語

クラウドコンピューティングは、ストレージやインフラストラクチャなどの IT 資源を、インターネット経由で必要なときに使う形です。物理的な機器を自社で管理する必要がなく、使った分だけ払います。

インフラストラクチャは、アプリを動かす土台です。サーバー、ストレージ、ネットワークなどを指します。自社で機器を持って運用する形をオンプレミスと呼びます。

デジタルトランスフォーメーションは、新しい技術で顧客・従業員・取引先との関係を作り直すことです。紙を電子化するだけ、機器を入れ替えるだけでは変革とはいえません。

エージェント型 AIは、目標に向けて計画を立て、道具を使って行動し、結果を振り返る AI です。大規模言語モデルを頭脳として使います。新しい文章や画像を作ることが中心の生成 AIとは、行動まで進む点が違います。

オープンソースはソースコードが公開され、誰でも使い・直し・配れるソフトウェアです。Google で生まれたKubernetesが代表例です。オープン標準は公開された技術仕様で、製品の間の連携や事業者の乗り換えをしやすくします。

出典: クラウド コンピューティングとは/デジタル トランスフォーメーションとは/エージェント AI とは/Why we believe in an open cloud(Google Cloud ブログ)

クラウドが DX にもたらすメリット

クラウドがもたらすメリット

スケーラビリティ: 需要が増えたら資源を増やし、減ったら縮められます。セールなどの急な需要の増加に合わせて、機器を余分に買っておく必要がありません。

費用対効果: 機器を買う初期投資(CapEx)を抑え、使った分を払う運用の支出(OpEx)に変えられます。公式は、これをIaaSを選ぶ主な理由の一つに挙げています。

TCOを比べるときは、機器代だけで判断しません。オンプレミスでは、設置の場所、電力と冷却、専門の担当者、数か月かかる調達まで必要になるからです。

アジリティとスピード: 環境を数日や数週間待たずに用意でき、新しいアイデアを短い期間と低い費用で試せます。製品を世に出すまでの時間も短くなります。

戦略的な価値: 物理的な基盤の保守は事業者が担います。そのため IT の人員を、より戦略的な仕事に回せます。ただしデータやアクセスの管理は利用者の責任として残ります。

データドリブンな分析: ほぼ無制限の資源で大量のデータを保存・分析し、短い時間で分析結果を得られます。

セキュリティ、世界規模の展開、高可用性も利点です。事業者は高度で幅広いセキュリティの仕組みを持ちます。複数のゾーンやリージョンに分けて置けば、止まりにくくできます。

出典: クラウド コンピューティングとは/IaaS とは/地域とリージョン

DX を進める理由と壁・導入しないリスク

DX を進める理由・壁・進めないリスク

公式がクラウドの利用を勧める状況には、次のようなものがあります。成長が設備の能力を上回る、設備の使用率が低い、大量のデータで設備が圧迫されている、応答が遅い、設備の制約で開発が遅れる、設備の費用で資金繰りが苦しい、などです。

クラウドを使わないと、調達に時間がかかり、急な需要や事業の拡大に合わせにくくなります。必要以上に機器を持って使用率が下がることもあります。間もなく古くなる技術への投資が続き、競争で後れを取るおそれがあります。

Google Cloud Adoption Frameworkは、導入の土台として 4 つの領域を示します。リーダーシップ、学ぶ、スケーラビリティ、安全です。

リーダーシップでは、責任者のトップダウンの指示と、部門を越えた協力によるボトムアップの推進の両方が必要です。号令だけでは導入は進みません。

学ぶ力は、IT スタッフのスキルアップと、パートナーから共有される知識で決まります。経験者が少ないことは、よくある壁の一つです。

スケールする力は、マネージドサービスやサーバーレスで自分たちが管理する基盤を減らせる範囲で決まります。安全は、誰がどの資源に触れられるかの管理と、守るべきデータの把握で確保します。

出典: クラウド コンピューティングとは/Google Cloud 導入フレームワーク/デジタル トランスフォーメーションとは

Google Cloud の主な差別化要因

Google Cloud の主な差別化要因

Google Cloud は、Google 自身のサービスと同じインフラストラクチャの上に構築されています。

AI: AI Hypercomputerは、AI の学習と推論のための統合された基盤です。GPUやTPUなどの性能を高めた機器、PyTorch や JAX などのオープンなソフトウェア、柔軟な使い方(消費モデル)の 3 つを組み合わせています。

データ: BigQueryは、ML や BI を組み込んだフルマネージドの AI 対応データ基盤です。サーバーの管理は不要で、構造化データと非構造化データの両方を扱えます。

オープン性: Kubernetesは Google で生まれたオープンソースです。BigQuery は Apache Iceberg などのオープンなテーブル形式に対応し、BigQuery Omniで他社クラウドのデータも分析できます。こうした相互運用性はベンダーロックインを避ける助けになります。

セキュリティ: Google が世界中の利用者を守るのと同じセキュリティの仕組みを使えます。Google 規模の脅威インテリジェンスも活用できます。

グローバル ネットワーク: Google の網は海底と陸上のケーブルで世界をつなぎます。利用者の通信は近くのエッジロケーションから Google の網に入り、Cloud CDNは利用者の近くからコンテンツを届けます。

出典: AI Hypercomputer の概要/BigQuery の概要/最新のインフラ クラウド/Google Cloud を選ぶ理由/グローバル ロケーション - リージョンとゾーン

プライベート・ハイブリッド・マルチクラウド

プライベート・ハイブリッド・マルチクラウドの選び分け

パブリッククラウドは、事業者がインターネット経由で共有の資源を提供する形です。プライベートクラウドは、1 つの組織が専用で持つ環境で、通常はオンプレミスとも呼ばれます。

ハイブリッドクラウドは、パブリックとプライベート(オンプレミスやエッジ)を組み合わせます。規制で一部のデータを自社に置く場合や、自分たちのペースで少しずつ移す場合に向きます。

マルチクラウドは、2 つ以上のクラウド事業者のサービスを使う形です。ベンダーロックインの回避や、単一障害点のリスクを下げることに役立ちます。一方で、管理の複雑化や、一貫したセキュリティの維持が課題になります。

Google Cloud の関連製品も押さえます。Google Distributed Cloudは Google Cloud の基盤を自社拠点に広げ、外部の網から切り離す形も選べます。BigQuery Omniは、Amazon S3 や Azure のデータを移さずに分析できます。

形態どんな形か向いている場面
パブリッククラウド事業者の共有資源をインターネット経由で使う需要の増減が大きい、早く始めたい
プライベートクラウド1 つの組織が専用で持つ環境データを強く自社で管理したい
ハイブリッドクラウドパブリックとオンプレミスなどを組み合わせる規制で一部を自社に置く、段階的に移す
マルチクラウド2 つ以上の事業者のクラウドを使うロックインの回避、障害の影響を分ける

出典: クラウド コンピューティングとは/ハイブリッド クラウドとは/マルチクラウドとは/Google Distributed Cloud/BigQuery Omni の概要

ネットワークの基本とグローバル ネットワーク

ネットワークの基本と Google Cloud のつなぎ方

IP アドレスは、ネットワーク上の機器を見分ける番号です。外部 IP アドレスはインターネットのどこからでも届きます。内部 IP アドレスはVPCや接続した社内網からだけ使え、外からは届きません。

DNSは、名前から IP アドレスなどを調べられる階層型の分散データベースです。Cloud DNSを使うと、自前の DNS サーバーを管理せずに済みます。一般公開ゾーンはインターネットに、限定公開ゾーンは指定した VPC にだけ公開されます。

レイテンシはデータが届くまでの時間、帯域幅は一定時間に送れるデータ量の上限です。時間と量という別の指標なので、混同しないようにします。

Network Service Tiersでは、通信の経路を選べます。プレミアム ティアは Google のバックボーンを使い性能に向きます。スタンダード ティアは一般の ISP 網を使い費用に向きます。

Cloud Interconnectは、社内網と Google Cloud を、公共のインターネットを通らない接続でつなぎます。低いレイテンシと高い可用性が求められる、大量のデータ転送に向きます。

やりたいこと選ぶもの
社内網と Google Cloud を、インターネットを通らずにつなぐCloud Interconnect
性能を優先し、Google の網で通信を運ぶNetwork Service Tiersのプレミアム ティア
費用を優先し、一般の ISP 網を使うNetwork Service Tiersのスタンダード ティア
社内の VPC だけで使う名前解決Cloud DNSの限定公開ゾーン
サイトや動画を利用者の近くから配信するCloud CDN

出典: IP アドレス(VPC)/Cloud DNS の概要/Network Service Tiers の概要/Cloud Interconnect の概要/Google Cloud でライブ動画向けにネットワークを最適化する方法(Google Cloud ブログ)

リージョン・ゾーン・エッジ ロケーション

リージョン・ゾーン・エッジ ロケーション

リージョンは独立した地理的エリアで、原則として 3 つ以上のゾーンで構成されます。ゾーンはリージョンの中の配置場所で、1 つの障害発生ドメインとみなされます。

1 つのゾーンの障害に備えるには、同じリージョン内の複数のゾーンに分けて置きます。リージョン全体が失われる事態には、別のリージョンでの復旧計画が必要です。マルチリージョンのサービスは、1 つのリージョンが失われても動くよう設計されています。

リージョン選びでは、利用者が感じるレイテンシ、リージョンごとの料金、使える製品やマシンタイプ、カーボンフリー電力の割合を比べます。公開後にリージョンを移すのは煩雑で費用もかかるため、早い段階で決めます。

エッジロケーションは、利用者の通信が Google の網に入る拠点です。Cloud CDNはここでキャッシュを返し、表示を速くします。利用者側の回線(ラストマイル)は、リージョン選びでは変えられません。

置き方障害への強さ主な例
ゾーン リソースそのゾーンが止まると影響を受ける特定ゾーンの仮想マシン
リージョン リソース複数ゾーンに重ねて置くので、ゾーン単体より止まりにくいリージョン マネージド インスタンス グループ
マルチリージョン1 つのリージョンが失われても動くよう設計マルチリージョンのストレージやデータベース

出典: 地域とリージョン/Compute Engine のリージョン選択に関するベスト プラクティス/ネットワーク エッジのロケーション/Cloud CDN の概要

IaaS・PaaS・SaaS の違い

IaaS・PaaS・SaaS の違いと責任の分担

サービス モデルは、事業者がどこまで管理するかの違いです。IaaSは基盤だけを借り、OS から上を利用者が管理します。PaaSは実行環境まで任せ、利用者はコードとデータに集中します。SaaSは完成したアプリを使います。

コンテナを動かす環境を任せるCaaS(例: GKE)と、関数単位で動かすFaaS(例: Cloud Run functions)もあります。Cloud Run functions は、試験ガイドでは旧称の Cloud Functions と書かれています。

事業者の管理範囲が広がるほど、利用者の手間は減ります。その代わりに、制御とカスタマイズの自由度は小さくなります。古いアプリで OS の細かな制御が必要なら IaaS が向きます。

共有責任モデルでは、基盤のネットワークとインフラは常に事業者が守ります。アクセスの管理とデータは常に利用者の責任です。Google はさらに運命の共有として、安全な設定や推奨策を示して顧客を支えます。

モデル利用者が管理するものGoogle Cloud などの例向く場面
IaaSOS・ミドルウェア・アプリ・データCompute Engine細かな制御が必要、既存アプリを移す
CaaSコンテナのアプリ・データ・規模の調整GKEマイクロサービスを動かす
PaaSコード・データCloud Runサーバー管理をせず開発に集中する
FaaS関数のコード・データCloud Run functions出来事に応じて小さな処理を動かす
SaaSアクセスの管理・データGoogle Workspace開発や保守をせずにすぐ使う

出典: PaaS、IaaS、SaaS の違い/IaaS とは/Google Cloud における責任と運命の共有

演習(44 問)

結果はこのブラウザに保存され、ハブの「自分の成績」と弱点モードに使われます。

第 1 問 / 44 問

問題を読み込んでいます…

全問と解説の一覧

正解と解説は折りたたんであります。先に自分で考えてから開いてください。

クラウド・DX などの基本用語

  1. 経営会議でクラウドコンピューティングの意味を説明します。オンプレミスとの違いが分かる説明として、最も適切なものはどれですか。

    A. IT 資源をインターネット経由で必要なときに使い、使った分を払う形 B. 機器を自社で購入して自社の施設に置き、自社の担当者が運用し続ける形 C. 社内の PC にソフトを入れ、ネットワークにつながずに使う形 D. 決まった容量を数年単位で契約し、使わなくても同じ額を払う形

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 資源の使い方と支払い方を説明した選択肢です。 正解です。公式の定義では、ストレージやインフラストラクチャをオンデマンドで使い、使った分だけ払う形です。 【B(不正解)】 ? 機器の持ち方と運用者に注目した選択肢です。 これはオンプレミスの説明です。クラウドでは物理資源を自社で管理する必要がなくなります。 【C(不正解)】 ? ネットワークを使わない使い方です。 クラウドはネットワーク(主にインターネット)を通じて資源を使う仕組みなので、当てはまりません。 【D(不正解)】 ? 長期の固定契約の説明です。 使った分だけ払うというクラウドの基本の考え方と逆です。

    出典: クラウド コンピューティングとは

  2. 生成 AIとエージェント型 AIの違いの説明として、最も適切なものはどれですか。

    A. エージェント型 AI は LLM を使わず、あらかじめ決めたルールだけで動く B. 生成 AI は文章を作れず、画像や音楽だけを作る技術である C. エージェント型 AI は目標に向けて計画し、道具を使って行動まで進める D. エージェント型 AI は人が一手ずつ指示しないと何も実行できない

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? AI の頭脳にあたる部分に注目した選択肢です。 公式の解説では、エージェント型 AI は大規模言語モデルを「頭脳」として使います。 【B(不正解)】 ? 生成 AI が作れるものの範囲の話です。 生成 AI はテキスト、画像、コード、音楽など幅広い内容を作れます。 【C(正解)】 ? 目標・計画・行動の流れについての選択肢です。 正解です。エージェント型 AI は認識・推論・計画・行動・振り返りを繰り返し、人の介入を抑えて目標を目指します。 【D(不正解)】 ? 自律性の度合いについての選択肢です。 エージェント型 AI は自律的な判断と行動に重点を置いた AI なので、逆の説明です。

    出典: エージェント AI とは

  3. 老舗の保険会社がクラウドを使ってDXを進めると宣言しました。公式の定義に最も近い取り組みはどれですか。

    A. 紙の書類をスキャンして保存先を変えるだけで、業務の流れは変えない B. 既存のサーバーを、同じ構成と同じ使い方のまま新しい機種に入れ替える C. IT 部門だけで新しいツールを試し、他の部署には広げない D. 新しい技術で、顧客・従業員・取引先との関係や業務の進め方を作り直す

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 保存の形式だけを変える案です。 業務の進め方や顧客との関係を見直していないため、変革とはいえません。 【B(不正解)】 ? 機器の更新についての案です。 機器が新しくなるだけで、働き方や価値の届け方は変わりません。 【C(不正解)】 ? 取り組みの範囲が限られた案です。 一部門だけの試行では、組織の運営方法の根本的な変化につながりにくいです。 【D(正解)】 ? 組織全体の関係と業務の見直しについての案です。 正解です。公式では、新技術で顧客・従業員・パートナーとの関係を再設計・再定義することを DX としています。

    出典: デジタル トランスフォーメーションとは

  4. Google で生まれたKubernetesはオープンソースとして公開されています。オープンソースの説明として最も適切なものはどれですか。

    A. 無料で使えるが、ソースコードは開発元しか見られないソフトウェア B. ソースコードが公開され、利用・改変・再配布ができるソフトウェア C. 特定の 1 社だけが改変でき、他社は利用だけが許されるソフトウェア D. 国の機関が定めた規格に沿って作られた、認定済みのソフトウェア

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 料金とコードの公開範囲についての選択肢です。 無料かどうかではなく、コードが公開されていることがオープンソースの特徴です。 【B(正解)】 ? コードの公開と使い方の自由についての選択肢です。 正解です。コードが公開され、誰でも使い・直し・配れるのがオープンソースです。Google は Kubernetes などを公開しています。 【C(不正解)】 ? 改変できる人の範囲の話です。 改変を 1 社に限る形は、オープンソースの考え方と合いません。 【D(不正解)】 ? 公的な認定制度についての選択肢です。 公的な規格や認定は、オープンソースかどうかとは別の話です。

    出典: Why we believe in an open cloud(Google Cloud ブログ)/最新のインフラ クラウド

  5. 将来の乗り換えに備え、ベンダーロックインを避けたいと考えています。オープン標準に沿った技術を選ぶ利点として、最も適切なものはどれですか。

    A. 公開された仕様に沿うため、別の製品や事業者へ移りやすくなる B. 特定の事業者だけが持つ独自機能を、制限なく使えるようになる C. 仕様が非公開になるため、外部の攻撃者から狙われにくくなる D. どの事業者で使っても、料金が常に最も安くなる

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 仕様の公開と移りやすさについての選択肢です。 正解です。公式ブログでは、オープンな API は事業者の乗り換えを自由にすると説明しています。 【B(不正解)】 ? 独自機能の使いやすさについての選択肢です。 独自機能への依存が強まると、かえって乗り換えにくくなります。 【C(不正解)】 ? 仕様を隠すことの効果についての選択肢です。 オープン標準は仕様が公開されているものなので、説明が逆です。 【D(不正解)】 ? 料金についての選択肢です。 オープン標準は連携や移行のしやすさの話で、料金の安さを約束するものではありません。

    出典: Why we believe in an open cloud(Google Cloud ブログ)/BigQuery の概要

クラウドが DX にもたらすメリット

  1. EC サイトでセール期間だけアクセスが急増します。スケーラビリティの観点で、クラウドを使う最も大きな利点はどれですか。

    A. ピークに合わせた台数の機器を、セールのない時期も含めて年間を通して持つ B. アクセスの急増そのものが起きないように調整してくれる C. 需要に合わせて資源を増やし、セール後は減らして費用を抑えられる D. 一度決めた容量を数年間固定し、変更できないようにできる

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 機器を常に多めに持つ案です。 使わない時期も費用がかかり、使用率が下がります。クラウドの利点とは逆です。 【B(不正解)】 ? 需要そのものを抑える話です。 クラウドは需要に合わせて資源を増減する仕組みで、需要を抑えるものではありません。 【C(正解)】 ? 資源の増減についての選択肢です。 正解です。クラウドでは必要に応じてスケールアップ・ダウンでき、使った分だけ払います。 【D(不正解)】 ? 容量を固定する案です。 容量を固定すると急な需要の増加に対応できず、スケーラビリティを生かせません。

    出典: クラウド コンピューティングとは/IaaS とは

  2. 財務部長は、機器購入に伴うCapExを抑えたいと考えています。IaaSの導入で期待できる変化として、最も適切なものはどれですか。

    A. 機器購入の資本支出が増え、運用にかかる支出はなくなる B. 初期の設備投資を減らし、使った分を払うOpEx中心に変わる C. 支払い額は利用量に関係なく、毎年同じ額に固定される D. 会計上の IT 支出が一切なくなり、予算を立てる必要もなくなる

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 支出の増減の向きについての選択肢です。 IaaS では機器を買わずに借りるため、資本支出は増えずに減ります。 【B(正解)】 ? 支出の種類の移り変わりについての選択肢です。 正解です。公式では、資本支出を減らして運用支出モデルに変えることを IaaS を選ぶ主な理由に挙げています。 【C(不正解)】 ? 固定額の支払いについての選択肢です。 IaaS は従量課金制が基本で、使った量に応じて支払いが変わります。 【D(不正解)】 ? 支出がゼロになるという選択肢です。 利用分の料金は発生します。公式では、むしろ予算を立てやすくなると説明しています。

    出典: IaaS とは

  3. 経営陣がオンプレミスの継続とクラウド移行を比べるため、TCOを試算します。進め方として最も適切なものはどれですか。

    A. サーバー機器の購入価格だけを並べて比べる B. クラウドの月額料金と、オンプレミスの保守契約料の 2 つだけを並べて比べる C. 初年度にかかる支出だけで比べ、2 年目以降は考えない D. 機器代に加え、電力・冷却・場所・運用人員・調達期間まで含めて比べる

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 機器代だけを見る方法です。 機器代だけでは、電力や場所、運用の人件費などが抜け落ちます。 【B(不正解)】 ? 一部の費用項目だけを見る方法です。 設置場所や冷却、調達にかかる時間などが含まれず、総額の比較になりません。 【C(不正解)】 ? 期間を区切った比べ方です。 TCO は導入から運用・保守まで全期間の費用で考えるため、初年度だけでは不十分です。 【D(正解)】 ? 費用項目の範囲を広く取る方法です。 正解です。公式は、オンプレミスでは場所・電力・冷却・専門の担当者・長い調達が必要だと説明しています。

    出典: クラウド コンピューティングとは/IaaS とは

  4. 新サービスの試作のたびに、機器の調達で数か月かかっています。アジリティを高めるクラウドの効果として、最も適切なものはどれですか。

    A. 必要な環境をすぐ用意でき、試作を短期間・低コストで回せる B. 社内の購買の承認手続きが、法律上いらなくなる C. 開発者の技術的なスキルが、一切いらなくなる D. 試作が失敗することがなくなり、作ったものをすべて製品にできる

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 環境を用意する速さについての選択肢です。 正解です。公式は、数日から数週間待たずに環境を用意でき、新しいアイデアを短期間・低コストで試せると説明しています。 【B(不正解)】 ? 社内手続きの扱いについての選択肢です。 クラウドは社内の承認ルールを法的に不要にするものではありません。 【C(不正解)】 ? 人のスキルについての選択肢です。 クラウドでもアプリの開発や運用にはスキルが必要です。 【D(不正解)】 ? 試作の結果についての選択肢です。 クラウドは試す速さを上げるもので、失敗をなくすものではありません。

    出典: IaaS とは/クラウド コンピューティングとは

  5. IT 部門の時間の多くが、インフラストラクチャの保守と修正の適用に使われています。経営としてクラウド移行に期待する効果で、最も適切なものはどれですか。

    A. IT 部門そのものが不要になり、組織から完全になくせる B. セキュリティの責任をすべてクラウド事業者に移せる C. 基盤の保守を事業者に任せ、人員をより戦略的な仕事に回せる D. 保守がいらない機器を自社で買い、自社のデータセンターに置いて使える

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 部門の存廃についての選択肢です。 クラウドでもアプリやデータ、アクセス管理などの仕事は残ります。 【B(不正解)】 ? 責任の移り方についての選択肢です。 共有責任モデルでは、データやアクセス管理は常に利用者の責任です。 【C(正解)】 ? 人員の振り向け先についての選択肢です。 正解です。公式は、物理基盤の保守を事業者が担うので、IT の人員を戦略的な取り組みに回せると説明しています。 【D(不正解)】 ? 自社で機器を持つ案です。 自社で機器を持つ限り、保守の負担は残ります。クラウドの効果とは別の話です。

    出典: IaaS とは/クラウド コンピューティングとは

  6. 全国の店舗データを集めて、データドリブンな意思決定をしたいと考えています。クラウドが役立つ理由として最も適切なものはどれですか。

    A. データを店舗ごとに別々に置けば、全社で集める必要がなくなる B. 大量のデータを保存・分析でき、短い時間で分析結果を得られる C. 分析担当者や経営陣の判断がなくても、経営方針が自動で決まる D. 集めるデータを減らすほど、分析の結果が正確になる

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? データの置き方についての選択肢です。 データを分けたままだとデータサイロが残り、全社の分析がしにくくなります。 【B(正解)】 ? データの量と分析の速さについての選択肢です。 正解です。公式は、ほぼ無制限の資源で大量のデータを処理し、短時間で分析情報を得られると説明しています。 【C(不正解)】 ? 意思決定の主体についての選択肢です。 クラウドは判断の材料を速く出す手段で、経営判断そのものを置き換えるものではありません。 【D(不正解)】 ? データの量と正確さの関係についての選択肢です。 公式は、大量のデータを処理して分析情報を得ることを利点に挙げており、逆の説明です。

    出典: クラウド コンピューティングとは/デジタル トランスフォーメーションとは

DX を進める理由と壁・導入しないリスク

  1. 公式の解説がクラウドの利用を勧める状況として挙げているものはどれですか。インフラストラクチャの状態に注目して選んでください。

    A. 既存の設備の使用率が高く、処理能力にもまだ余裕がある B. ビジネスの成長が、今の設備の処理能力を上回っている C. データの量が少なく、オンプレミスからの応答も十分に速い D. 製品の開発周期が、設備の制約をまったく受けていない

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 設備の使われ方と余力についての選択肢です。 公式が挙げるのは逆に、既存の資源の使用率が低い状況です。 【B(正解)】 ? 成長と設備の能力の関係についての選択肢です。 正解です。公式は、成長がインフラストラクチャの能力を上回る場合にクラウドを勧めています。 【C(不正解)】 ? データ量と応答速度についての選択肢です。 公式が挙げるのは、大量のデータや遅い応答に悩む状況です。 【D(不正解)】 ? 開発の速さと設備の関係についての選択肢です。 公式が挙げるのは、設備の制約で開発が遅れている状況です。

    出典: クラウド コンピューティングとは

  2. 競合はクラウドで新機能を短い間隔で出しています。自社はオンプレミスのまま様子を見る方針です。この方針の主なリスクはどれですか。

    A. オンプレミスを使い続けること自体が、法律違反として罰せられる B. 自社の持つデータが、ある日すべて自動的に消えてしまう C. 需要の急増や市場の変化に素早く対応できず、競争で後れを取る D. 社員がメールやカレンダーを、まったく使えなくなる

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 法的な扱いについての選択肢です。 オンプレミスの利用そのものが違法になるわけではありません。 【B(不正解)】 ? データの消失についての選択肢です。 様子見の方針で、データが自動的に消えることはありません。 【C(正解)】 ? 変化への対応の速さについての選択肢です。 正解です。公式は、調達に時間がかかる設備では急な需要や事業拡大に合わせにくいと説明しています。 【D(不正解)】 ? 日常の業務ツールについての選択肢です。 クラウドを使わないことで、既存のツールが急に使えなくなるわけではありません。

    出典: クラウド コンピューティングとは/デジタル トランスフォーメーションとは

  3. クラウド移行を進めたいが、社内に経験者が少なく現場が不安を感じています。Google Cloud Adoption Frameworkの観点で優先すべき取り組みはどれですか。

    A. 経験者がそろうまで、移行の計画を期限なしで止めておく B. 作業を外部の会社に任せきりにして、社内では何も学ばないようにする C. 新しいツールの利用を禁じ、今までの手順だけを守らせる D. 社員のスキルアップと、パートナーとの知識共有を計画的に進める

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 移行を待つ案です。 待つだけでは学ぶ機会が生まれず、課題は解消しません。 【B(不正解)】 ? 外部への依存についての案です。 公式は、社内のスキルアップと外部との知識共有の両方を重視しています。 【C(不正解)】 ? 変化を止める案です。 新しいやり方を学ぶ機会をなくし、導入の妨げになります。 【D(正解)】 ? 人材育成についての案です。 正解です。公式は「継続的に学習する力」を、スキルアップとパートナーとの知識共有で決まると説明しています。

    出典: Google Cloud 導入フレームワーク

  4. Google Cloud Adoption Frameworkが、クラウド導入の準備の土台として示す 4 つの領域はどれですか。

    A. リーダーシップ・学ぶ・スケーラビリティ・安全 B. 計画立案・機器購入・環境構築・機器廃棄 C. 要件定義・基本設計・実装・受け入れ試験 D. コスト削減・開発スピード・品質・スケールメリット

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 組織・人・規模・安全に関する 4 つです。 正解です。公式は、リーダーシップ・学ぶ・スケーラビリティ・安全の 4 つの領域を挙げています。 【B(不正解)】 ? 機器のライフサイクルに関する 4 つです。 機器の調達の流れであり、フレームワークの 4 つの領域ではありません。 【C(不正解)】 ? システム開発の工程に関する 4 つです。 開発の工程の並びで、導入準備の領域とは違います。 【D(不正解)】 ? 事業の指標に関する 4 つです。 大切な観点ではありますが、フレームワークが示す領域の名前ではありません。

    出典: Google Cloud 導入フレームワーク

  5. 社長がDXを号令しましたが、部門間の協力がなくクラウド導入が進みません。導入の実効性を高める考え方として最も適切なものはどれですか。

    A. 社長の号令を繰り返し、現場の意見は集めないようにする B. 各部門が別々にクラウドを選び、互いに調整しないようにする C. 責任者の指示と、部門を越えた現場からの推進を組み合わせる D. IT 部門だけで決めて進め、他の部門には結果だけを知らせる

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 上からの指示だけに頼る案です。 公式は、トップダウンだけでなく部門横断のボトムアップの力も必要だとしています。 【B(不正解)】 ? 部門ごとに進める案です。 部門ごとの判断ではばらばらになり、横断的な協力が生まれません。 【C(正解)】 ? 上からと下からの両方を使う案です。 正解です。公式は、責任者のトップダウンの指示と、部門横断の協力によるボトムアップの推進の両方を挙げています。 【D(不正解)】 ? 一部門で完結させる案です。 他部門を巻き込まないと協力が得られず、導入の実効性は上がりません。

    出典: Google Cloud 導入フレームワーク/デジタル トランスフォーメーションとは

Google Cloud の主な差別化要因

  1. GPUやTPUを使う AI の学習基盤を検討しています。AI Hypercomputerの説明として最も適切なものはどれですか。

    A. 社内の PC 同士をつないで計算力を集める、無料のソフトウェア B. 生成 AI の回答だけを作る、利用者向けのチャット用アプリ C. 自社のデータセンターに置くために販売される、1 台の大型の専用サーバー D. 性能を高めた機器、オープンなソフト、柔軟な使い方をまとめた AI 基盤

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 社内の機器を束ねる仕組みです。 AI Hypercomputer は Google Cloud の AI 向け基盤で、社内 PC を束ねる仕組みではありません。 【B(不正解)】 ? 完成したアプリとしての説明です。 AI Hypercomputer は学習と推論を支える基盤で、チャットアプリそのものではありません。 【C(不正解)】 ? 購入する機器としての説明です。 購入して設置する単体の機器ではなく、クラウド上の統合された仕組みです。 【D(正解)】 ? 3 つの要素を組み合わせた仕組みです。 正解です。公式は、性能最適化ハードウェア・オープン ソフトウェア・柔軟な消費モデルを統合したものと説明しています。

    出典: AI Hypercomputer の概要

  2. 社内に散らばった構造化・非構造化データを集め、AI の活用につなげたいと考えています。BigQueryの説明として最も適切なものはどれですか。データサイロの解消が目的です。

    A. 自社のサーバーにインストールして使う、買い切りのパッケージソフトである B. ML などを組み込んだ、フルマネージドの AI 対応データ基盤である C. 表の形の構造化データしか扱えず、非構造化データは扱えない D. 利用者がサーバーの台数を見積もり、自分で増設する必要がある

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 導入の形態についての選択肢です。 BigQuery はフルマネージドのクラウドサービスで、自社サーバーに入れる製品ではありません。 【B(正解)】 ? 機能と管理の形態についての選択肢です。 正解です。公式は BigQuery を、ML・検索・BI などを組み込んだフルマネージドの AI 対応データ プラットフォームとしています。 【C(不正解)】 ? 扱えるデータの種類についての選択肢です。 公式は、構造化データと非構造化データの両方を扱う統一的な方法を提供すると説明しています。 【D(不正解)】 ? 運用の手間についての選択肢です。 BigQuery はサーバーレスで、利用者がサーバーを管理する必要はありません。

    出典: BigQuery の概要

  3. 複数の環境で同じやり方でアプリを動かしたいと考えています。Google Cloud のオープンソースへの姿勢と相互運用性を示す例として、最も適切なものはどれですか。

    A. Google 発の Kubernetes が公開され、GKEでも使える B. データは Google Cloud 専用の非公開の形式でしか書き出せない C. 他社のクラウドに置いたデータとの連携を、利用規約で禁じている D. Google Cloud のすべてのサービスは、ソースコードが公開されている

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 公開された技術とサービスの関係についての選択肢です。 正解です。Kubernetes は Google で誕生し、オープンソースとして広く使われています。 【B(不正解)】 ? データの形式についての選択肢です。 BigQuery は Apache Iceberg などのオープンなテーブル形式に対応しており、説明が逆です。 【C(不正解)】 ? 他社クラウドとの連携についての選択肢です。 BigQuery Omniのように、他社クラウドのデータを分析する機能もあります。 【D(不正解)】 ? 公開の範囲についての選択肢です。 公式ブログは、すべての製品が常にあらゆる面でオープンなわけではないと明記しています。

    出典: 最新のインフラ クラウド/Why we believe in an open cloud(Google Cloud ブログ)/BigQuery の概要

  4. セキュリティポスチャーを強化したい経営者に、Google Cloud のセキュリティの強みを説明します。最も適切なものはどれですか。脅威インテリジェンスにも触れます。

    A. 利用者はセキュリティの設定を一切しなくてよい B. 攻撃が一度も起きないことを、利用契約の中ではっきりと保証している C. Google が自社の利用者を守るのと同じ仕組みと情報を使える D. セキュリティ機能は、別会社の製品を買わないと使えない

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 利用者の役割についての選択肢です。 共有責任モデルにより、アクセス管理やデータの保護は利用者の責任として残ります。 【B(不正解)】 ? 保証の内容についての選択肢です。 攻撃が起きないことを保証する、という説明は公式にありません。 【C(正解)】 ? Google 自身の仕組みとの関係についての選択肢です。 正解です。公式は、Google が利用者を守るのと同じセキュリティ機能と、Google 規模の脅威情報を使えると説明しています。 【D(不正解)】 ? 機能の入手方法についての選択肢です。 Google Cloud は組み込みのセキュリティ機能を提供しています。

    出典: Google Cloud を選ぶ理由/Google Cloud のセキュリティ

  5. 世界中の視聴者に動画を届けるメディア企業が、Google Cloud を選ぶ理由を整理しています。レイテンシとCloud CDNの観点で、最も適切な説明はどれですか。

    A. 1 か所のデータセンターに集めるほど、遠くの利用者にも速く届く B. Google は独自の網を持たず、一般のインターネットだけで配信する C. 視聴者の家庭の回線速度を、Google Cloud が直接引き上げてくれる D. Google の世界規模の網とエッジを使い、利用者の近くから配信できる

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 配置の集中と速さの関係についての選択肢です。 利用者から遠い場所に集めると、届くまでの時間はむしろ長くなります。 【B(不正解)】 ? ネットワークの持ち方についての選択肢です。 Google は世界をつなぐ自社のネットワークを持ち、エッジから配信しています。 【C(不正解)】 ? 利用者側の回線についての選択肢です。 利用者のラストマイルの回線は、Google Cloud 側では制御できません。 【D(正解)】 ? ネットワークと配信場所についての選択肢です。 正解です。Cloud CDN は Google のグローバル エッジ ネットワークで、利用者の近くからコンテンツを届けます。

    出典: Cloud CDN の概要/グローバル ロケーション - リージョンとゾーン/Compute Engine のリージョン選択に関するベスト プラクティス

プライベート・ハイブリッド・マルチクラウド

  1. 取締役会で、自社の構成がハイブリッドかマルチかを問われました。ハイブリッドクラウドとマルチクラウドを正しく区別した説明はどれですか。

    A. 2 つはまったく同じ意味で、使い分ける必要はない B. ハイブリッドは、他社のパブリック クラウド同士だけを組み合わせる形を指す C. ハイブリッドは公開とオンプレミス等の組み合わせ、マルチは複数事業者の利用 D. マルチクラウドは、1 社のクラウドを複数の地域にまたがって使うことを指す

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 2 つの言葉の関係についての選択肢です。 公式は、よく同じ意味で使われるが実際には同じではない、と説明しています。 【B(不正解)】 ? ハイブリッドの組み合わせ方についての選択肢です。 ハイブリッドは主にパブリックとプライベート(オンプレミスなど)の組み合わせです。 【C(正解)】 ? 組み合わせる相手の違いについての選択肢です。 正解です。マルチクラウドは 2 つ以上のクラウド事業者のサービスを使う形です。 【D(不正解)】 ? 地域の数についての選択肢です。 1 社を複数のリージョンで使うのは、マルチクラウドではありません。

    出典: ハイブリッド クラウドとは/マルチクラウドとは

  2. 銀行が規制のため、一部のデータを自社施設に置く必要があります。分析にはパブリッククラウドも使いたい場合、オンプレミスとの関係で最も適切な構成はどれですか。

    A. 規制対象のデータは自社に残し、他はパブリック クラウドで使う混合構成 B. すべてのデータとシステムを、まとめて 1 つのパブリック クラウドへ移す C. すべてをオンプレミスに残し、パブリック クラウドは使わない D. 規制対象のデータを、担当者の個人 PC に分けて保管する

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 環境を組み合わせる構成です。 正解です。公式は、規制要件を守りつつパブリック クラウドを使える点をハイブリッドクラウドの利点に挙げています。 【B(不正解)】 ? すべてを移す構成です。 自社施設に置くべきデータという規制要件を満たせません。 【C(不正解)】 ? すべてを残す構成です。 規制は守れても、分析にパブリック クラウドを使うという目的を果たせません。 【D(不正解)】 ? 保管場所を個人に分ける構成です。 管理や保護の面で問題が大きく、規制対応としても適切ではありません。

    出典: ハイブリッド クラウドとは

  3. 単一事業者の障害やベンダーロックインを避けるため、マルチクラウドを検討しています。注意すべき点として最も適切なものはどれですか。

    A. マルチクラウドにすると、管理の手間は 1 社だけを使うときよりも減っていく B. マルチクラウドにすれば、費用はどの場合でも下がる C. マルチクラウドにすれば、サービスの停止は完全になくなる D. 管理の複雑化やセキュリティの一貫性が課題なので、共通の管理を備える

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 管理の手間の増減についての選択肢です。 公式は、管理の複雑化をマルチクラウドで最も一般的な課題の一つに挙げています。 【B(不正解)】 ? 費用についての選択肢です。 公式は、障害対策で複数に置くと費用が増える場合もあると説明しています。 【C(不正解)】 ? 停止の有無についての選択肢です。 単一障害点のリスクは減りますが、停止が完全になくなるわけではありません。 【D(正解)】 ? 課題と備えについての選択肢です。 正解です。公式は、管理の複雑化や一貫したセキュリティの維持を、よくある課題に挙げています。

    出典: マルチクラウドとは

  4. 工場の現場で低いレイテンシが必要で、データも現地に置く必要があります。外部の網から完全に切り離す選択肢もほしい場合、最も適切なものはどれですか。オンプレミスでの利用を想定します。

    A. Cloud CDNで、現地の画面表示を速くする B. Google Distributed Cloudを現地に置く C. BigQuery Omniで、他社クラウドのデータを分析する D. Cloud DNSで、現地の機器の名前を管理する

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? コンテンツの配信を速くするサービスです。 Cloud CDN はキャッシュした内容を利用者の近くから配信するもので、現地でアプリを動かすものではありません。 【B(正解)】 ? Google Cloud の基盤を自社の拠点に広げる製品です。 正解です。データセンターやエッジの規制・現地処理・低レイテンシに対応し、エアギャップの選択肢もあります。 【C(不正解)】 ? 他社クラウドのデータを分析する機能です。 他社クラウドに置いたデータの分析が目的で、工場の現地で処理を動かすものではありません。 【D(不正解)】 ? 名前解決のサービスです。 ドメイン名の解決を行うサービスで、現地での処理やデータ保管の要件は満たせません。

    出典: Google Distributed Cloud

  5. データが Amazon S3 と Azure にも分かれ、データサイロになっています。マルチクラウドのまま、データを移さずに分析したい場合に最も適切なものはどれですか。

    A. Google Distributed Cloud B. Cloud Interconnect C. BigQuery Omni D. Cloud CDN

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? Google Cloud の基盤を自社拠点で動かす製品です。 オンプレミスやエッジで動かすための製品で、他社クラウドのデータ分析が目的ではありません。 【B(不正解)】 ? 社内網と Google Cloud をつなぐ接続サービスです。 接続を用意するだけで、他社クラウドのデータを分析する機能ではありません。 【C(正解)】 ? BigQuery の分析を他社クラウドのデータに広げる機能です。 正解です。Amazon S3 や Azure Blob Storage のデータに対して BigQuery の分析を実行できます。 【D(不正解)】 ? コンテンツをキャッシュして配信するサービスです。 Web コンテンツの配信を速くするもので、データ分析の機能ではありません。

    出典: BigQuery Omni の概要

ネットワークの基本とグローバル ネットワーク

  1. DNSの役割として、最も適切なものはどれですか。IP アドレスとの関係に注目して選んでください。

    A. 通信の内容を暗号化して、第三者に読まれないようにする B. 名前から IP アドレスなどを調べられるようにする C. 回線の帯域幅を広げて、一度に送れるデータ量を増やす D. 届いたファイルを調べて、ウイルスを見つけて取り除く

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 通信の保護についての選択肢です。 暗号化は DNS の役割ではありません。 【B(正解)】 ? 名前と番号の対応についての選択肢です。 正解です。DNS は IP アドレスなどを格納し、名前で検索できる階層型の分散データベースです。 【C(不正解)】 ? 通信路の太さについての選択肢です。 帯域幅を広げる仕組みではありません。 【D(不正解)】 ? 不正なプログラムの検出についての選択肢です。 ウイルス対策は DNS の役割ではありません。

    出典: Cloud DNS の概要

  2. ライブ動画の配信品質を話し合う会議でレイテンシが話題になりました。レイテンシの説明として最も適切なものはどれですか。帯域幅とは別の指標です。

    A. データが別の地点に届くまでにかかる時間 B. 一定の時間に送ることができるデータ量の上限 C. 送ったデータのうち、途中で失われたデータの割合 D. 回線に同時につないで使っている利用者の人数の合計

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 時間の長さに関する指標です。 正解です。公式ブログはレイテンシを、パケットが地点 A から B に届くまでの時間と説明しています。 【B(不正解)】 ? 量に関する指標です。 これは帯域幅の説明です。 【C(不正解)】 ? 失われたデータに関する指標です。 これはパケット ドロップ(損失)の説明です。 【D(不正解)】 ? 利用者数に関する指標です。 利用者の数は、レイテンシとは別の話です。

    出典: Google Cloud でライブ動画向けにネットワークを最適化する方法(Google Cloud ブログ)/ネットワーク帯域幅

  3. 社内のデータセンターから Google Cloud へ毎日大量のデータを送ります。インターネットを通らず、広い帯域幅と低いレイテンシの接続がほしい場合、最も適切なものはどれですか。

    A. Cloud DNS B. Cloud CDN C. スタンダード ティアの一般のネットワーク経路 D. Cloud Interconnect

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 名前解決のサービスです。 ドメイン名を解決するサービスで、専用の接続を提供するものではありません。 【B(不正解)】 ? コンテンツをキャッシュして配信するサービスです。 利用者への配信を速くするもので、社内とクラウドの間の接続ではありません。 【C(不正解)】 ? 通常のインターネット経路を使う階層です。 一般の ISP 網を使うため、インターネットを通らない接続にはなりません。 【D(正解)】 ? 社内網と Google Cloud をつなぐ接続サービスです。 正解です。専用接続などで公共のインターネットを通らず、低レイテンシで可用性の高い接続を提供します。

    出典: Cloud Interconnect の概要

  4. 社内向け業務システムの仮想マシンを、インターネットから直接たどり着けないようにしたい。IP アドレスの割り当てとして最も適切なものはどれですか。

    A. 外部 IP アドレスを付け、アドレスを社外に知らせないようにする B. グローバル外部 IP アドレスを付けて、どこからでも使えるようにする C. 内部 IP アドレスだけを使い、VPCの中から使えるようにする D. DNS の名前を付けなければ、外部 IP でも外から届かない

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 外から到達できるアドレスを使う案です。 外部 IP アドレスはインターネット上のどこからでも到達できるため、要件を満たしません。 【B(不正解)】 ? 世界中から届くアドレスを使う案です。 一般公開されたアドレスで、外からの到達を防げません。 【C(正解)】 ? 外部からルーティングされないアドレスを使う案です。 正解です。内部 IP アドレスはインターネットから到達できず、VPC や接続した社内網から使います。 【D(不正解)】 ? 名前の有無で守る案です。 名前がなくても、外部 IP アドレスそのものには外から到達できます。

    出典: IP アドレス(VPC)

  5. 費用よりも性能を優先し、利用者との通信の遅れをできるだけ抑えたい。Network Service Tiersのうち、レイテンシを重視した選び方はどれですか。

    A. プレミアム ティアを選ぶ B. スタンダード ティアを選ぶ C. 階層は選ばず、Cloud DNSの限定公開ゾーンを使う D. 階層は選ばず、利用者側の回線を契約し直してもらう

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? Google の網を広く使う階層です。 正解です。プレミアム ティアは Google のバックボーンで配信し、性能の改善に向きます。 【B(不正解)】 ? 通常の ISP 網を使う階層です。 スタンダード ティアは費用の改善に向く階層で、性能優先の要件とは合いません。 【C(不正解)】 ? 名前解決の設定についての案です。 名前解決の範囲を決める機能で、通信経路の階層を選ぶものではありません。 【D(不正解)】 ? 利用者側の回線についての案です。 利用者の回線は自社で決められず、Google 側の経路の選択にもなりません。

    出典: Network Service Tiers の概要

  6. 社内のVPCの中だけで使う名前解決を、自前の DNS サーバーを管理せずに運用したい。Cloud DNSの使い方として最も適切なものはどれですか。

    A. 一般公開ゾーンに社内用の名前を登録して、誰でも引けるようにする B. 限定公開ゾーンを作り、指定した VPC にだけ名前を公開する C. Cloud CDNに名前の一覧をキャッシュさせて配信する D. 仮想マシンに DNS ソフトを入れ、自分たちで保守し続ける

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? インターネットに公開する使い方です。 一般公開ゾーンは公共のインターネットに公開され、社内だけの用途に合いません。 【B(正解)】 ? 公開先を限る使い方です。 正解です。限定公開ゾーンは、指定した 1 つ以上の VPC ネットワークにだけ公開されます。 【C(不正解)】 ? 配信の仕組みを使う案です。 Cloud CDN はコンテンツの配信を速くするもので、名前解決のサービスではありません。 【D(不正解)】 ? 自前で運用する案です。 自前の DNS サーバーを管理しないという要件に合いません。

    出典: Cloud DNS の概要

リージョン・ゾーン・エッジ ロケーション

  1. Google Cloud のリージョンとゾーンの関係として、最も適切なものはどれですか。

    A. ゾーンが複数のリージョンを含む、より大きな地理的なまとまりである B. リージョンは独立した地理的エリアで、複数のゾーンで構成される C. リージョンは 1 つの建物で、ゾーンはその中の部屋を指す D. ゾーンは利用者のオフィスの中に置かれる、専用の機器を指す

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 大小の関係についての選択肢です。 関係が逆です。ゾーンはリージョンの中にある配置場所です。 【B(正解)】 ? 地理的なまとまりと内側の区分についての選択肢です。 正解です。公式は、リージョンは原則 3 つ以上のゾーンで構成されると説明しています。 【C(不正解)】 ? 建物と部屋のたとえです。 リージョンは複数のゾーン(物理データセンター)にまたがる地理的エリアです。 【D(不正解)】 ? 利用者の拠点についての選択肢です。 ゾーンは Google Cloud のリソースの配置場所で、利用者のオフィスではありません。

    出典: 地域とリージョン

  2. 受注システムを、1 つのゾーンの障害では止まらないようにしたい。高可用性を高める最初の手として、最も適切なものはどれですか。

    A. 同じゾーンの中で、仮想マシンの台数を増やす B. 仮想マシンを 1 台だけにし、性能の高い型に変える C. 同じリージョン内の複数のゾーンに分けて配置する D. 夜間は停止して、障害が起きる時間を短くする

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 台数を増やす案です。 同じゾーン内だと、そのゾーンの障害で全台が影響を受けるおそれがあります。 【B(不正解)】 ? 1 台の性能を上げる案です。 1 台に頼る形では、障害時に止まってしまいます。 【C(正解)】 ? 配置場所を分ける案です。 正解です。公式は、ゾーンを単一の障害発生ドメインとし、複数のゾーンへの配置を勧めています。 【D(不正解)】 ? 稼働時間を減らす案です。 止める時間を増やしても、障害時に止まらない仕組みにはなりません。

    出典: 地域とリージョン

  3. 大きな自然災害でリージョン全体が使えなくなる事態に備えたい。災害復旧の考え方として最も適切なものはどれですか。

    A. 同じリージョン内の別のゾーンにだけ、予備を置けば十分である B. リージョンの障害は事業者が責任を持つため、利用者の計画はいらない C. バックアップを本番と同じゾーンに置き、すぐ戻せるようにする D. 別のリージョンで復旧する計画を作り、マルチリージョンも検討する

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 同じ地域の中で備える案です。 リージョン全体が失われると、同じリージョン内の予備も使えなくなります。 【B(不正解)】 ? 責任の所在についての案です。 公式は、リージョン全体の喪失に備えて復旧計画を作るよう求めています。 【C(不正解)】 ? バックアップの置き場所についての案です。 同じ場所に置くと、障害のときに一緒に失われるおそれがあります。 【D(正解)】 ? 地域をまたいで備える案です。 正解です。マルチリージョンのサービスは、1 つのリージョンが失われても動くよう設計されています。

    出典: 地域とリージョン

  4. 新サービスを置くリージョンを選びます。公式のガイドが挙げる考慮点として、最も適切なものはどれですか。レイテンシも含めて考えます。

    A. レイテンシ、料金、使える製品、脱炭素の度合いを比べる B. 本社の所在地に最も近いリージョンを、他の条件を見ずに選ぶ C. 料金と機能はどのリージョンも同じなので、どこを選んでもよい D. まず好きな場所に置き、公開後に何度でも気軽に移せばよい

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 複数の観点で比べる選び方です。 正解です。公式は、レイテンシ・リージョンごとの料金・製品の提供状況・カーボンフリー電力の割合などを挙げています。 【B(不正解)】 ? 本社の場所だけで決める選び方です。 公式は、自社の所在地に置くことが最良の体験になるとは限らないと説明しています。 【C(不正解)】 ? リージョンの違いについての選択肢です。 公式によると、料金も使える製品やマシンタイプもリージョンによって違います。 【D(不正解)】 ? あとで移す前提の選び方です。 公式は、公開後のリージョン間の移動は煩雑で費用もかかるため避けるべきとしています。

    出典: Compute Engine のリージョン選択に関するベスト プラクティス/グローバル ロケーション - リージョンとゾーン

  5. エッジロケーションの説明として、最も適切なものはどれですか。Cloud CDNとの関係に注目して選んでください。

    A. 仮想マシンなどのリソースを配置する、主要な配置先である B. 利用者の端末の中に作られる、一時的な保存場所である C. 利用料金を集計して、請求書を作るための拠点である D. 利用者の通信が Google の網に入る入口となる拠点

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? リソースの置き場所についての選択肢です。 リソースを配置するのは主にリージョン内のゾーンです。 【B(不正解)】 ? 利用者の機器についての選択肢です。 エッジロケーションは Google 側の拠点で、利用者の端末ではありません。 【C(不正解)】 ? 請求の仕組みについての選択肢です。 料金の集計とは関係がありません。 【D(正解)】 ? 通信の入口と配信の場所についての選択肢です。 正解です。リクエストはユーザーに最も近いエッジに届き、Cloud CDN はキャッシュをそこから返します。

    出典: ネットワーク エッジのロケーション/Cloud CDN の概要/Compute Engine のリージョン選択に関するベスト プラクティス

IaaS・PaaS・SaaS の違い

  1. IaaS(例: Compute Engine)を使うとき、利用者が管理する範囲として最も適切なものはどれですか。

    A. 物理サーバー、建物、電源などの設備 B. 何も管理せず、完成したアプリを使うだけ C. OS、ミドルウェア、アプリ、データ D. 書いたコードとデータだけ

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 物理的な設備の範囲です。 物理的なインフラストラクチャは、IaaS でもクラウド事業者が管理します。 【B(不正解)】 ? 何も管理しない範囲です。 これはSaaSに近い説明です。 【C(正解)】 ? OS より上の範囲です。 正解です。公式は、IaaS では OS・ミドルウェア・アプリ・データを利用者が管理すると説明しています。 【D(不正解)】 ? コードとデータに限った範囲です。 これはPaaSの説明に近く、IaaS では OS なども利用者が管理します。

    出典: IaaS とは/PaaS、IaaS、SaaS の違い

  2. 開発チームは、サーバーの管理をせずにコードとデータに集中したいと考えています。最も適切なPaaSの使い方はどれですか。Cloud Runも候補です。

    A. Cloud Run のような PaaS で、実行環境の管理を任せる B. Compute Engineの仮想マシンを使い、OS の更新も自分たちで行う C. オンプレミスにサーバーを買い、自社で運用する D. 完成したSaaSを使い、そこへ自社のコードを組み込んで動かす

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 実行環境を任せる案です。 正解です。公式は Cloud Run を PaaS の例に挙げ、サーバーの管理と規模の拡大は事業者に任せられると説明しています。 【B(不正解)】 ? OS から自分で管理する案です。 IaaS では OS の管理も利用者の仕事になり、要件に合いません。 【C(不正解)】 ? 自社で機器を持つ案です。 サーバー管理の負担がいちばん大きく、要件と逆です。 【D(不正解)】 ? 完成品のソフトを使う案です。 SaaS はカスタマイズがほとんどできず、自社コードを動かす場には向きません。

    出典: IaaS とは/PaaS、IaaS、SaaS の違い/Cloud Run とは

  3. メール、予定表、文書の共同編集を、開発や保守なしで全社にすぐ広げたい。最も適切な選び方はどれですか。SaaSとIaaSの違いを踏まえます。

    A. IaaS の仮想マシンにメールサーバーを立てて、自分たちで保守を続ける B. Google Workspaceのような SaaS を契約してすぐ使う C. PaaS の上で、メールと予定表のアプリを一から開発する D. コンテナでメールのアプリを動かし、規模の調整を自分で行う

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 基盤を借りて自分で組む案です。 OS からアプリまで自分で管理するため、保守なしという要件に合いません。 【B(正解)】 ? 完成したアプリを使う案です。 正解です。公式は Google Workspace を SaaS の例とし、更新や保守は事業者が行うと説明しています。 【C(不正解)】 ? アプリを開発する案です。 開発が必要になり、すぐに広げたいという要件に合いません。 【D(不正解)】 ? コンテナで動かす案です。 アプリの用意と運用が必要で、開発や保守をしたくない要件に合いません。

    出典: PaaS、IaaS、SaaS の違い

  4. 古い業務アプリが、特定の OS の設定に強く依存しています。細かな制御を保ったまま移したい場合、オンプレミスからの移行先として最も適切なものはどれですか。IaaSも候補です。

    A. SaaS に置き換え、OS の設定は事業者に任せる B. 関数ごとに分けて、FaaS で動かす C. IaaS の仮想マシンに移す D. PaaS に載せ、実行環境の設定は事業者に任せる

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 完成品のソフトへの置き換えです。 SaaS では基盤やセキュリティを制御できず、OS の設定を保てません。 【B(不正解)】 ? 小さな関数単位で動かす形です。 古いアプリをそのまま関数に分けるのは難しく、OS も制御できません。 【C(正解)】 ? OS から上を利用者が管理する形です。 正解です。IaaS(例: Compute Engine)は最も細かく基盤を制御でき、オンプレミスに最も近い形です。 【D(不正解)】 ? 実行環境を任せる形です。 PaaS では OS を利用者が管理しないため、特定の OS 設定への依存に対応しにくいです。

    出典: クラウド コンピューティングとは/PaaS、IaaS、SaaS の違い

  5. 共有責任モデルで、SaaSを使う場合でも利用者の責任として残るものはどれですか。

    A. データセンターの建物の警備と、出入りする人の管理 B. 基盤となるネットワークとハードウェアの保護 C. アプリ本体の更新と不具合の修正 D. 誰に使わせるかのアクセス管理と、保存するデータ

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 物理的な安全についての選択肢です。 物理的な安全はクラウド事業者の責任です。 【B(不正解)】 ? 基盤の保護についての選択肢です。 公式は、基盤のネットワークとインフラは常に事業者の責任だとしています。 【C(不正解)】 ? アプリの保守についての選択肢です。 SaaS では、更新や不具合の修正を事業者が行います。 【D(正解)】 ? 利用者が決める設定と中身についての選択肢です。 正解です。公式は、アクセス ポリシーとデータは利用者が常に責任を負うと説明しています。

    出典: Google Cloud における責任と運命の共有

  6. IaaSからPaaS、SaaSへと事業者の管理範囲が広がるほど、利用者の立場ではどう変わりますか。最も適切なものはどれですか。

    A. 管理の手間も、カスタマイズの自由度も、どちらも大きくなっていく B. 管理の手間は減るが、制御やカスタマイズの自由度は小さくなる C. 料金はどの場合でも高くなり、利用者の手間は変わらない D. セキュリティの責任が、すべて利用者に移っていく

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 手間と自由度が同じ向きに動くという選択肢です。 事業者が管理する範囲が広がるほど、利用者の手間は減ります。 【B(正解)】 ? 手間と自由度が逆の向きに動くという選択肢です。 正解です。公式は、SaaS はカスタマイズがほとんどできず、制御もしにくいと短所を挙げています。 【C(不正解)】 ? 料金と手間についての選択肢です。 公式にこうした説明はなく、利用者の手間は管理範囲によって変わります。 【D(不正解)】 ? 責任の移り方についての選択肢です。 事業者の管理範囲が広がるほど、事業者の責任は大きくなります。

    出典: PaaS、IaaS、SaaS の違い/Google Cloud における責任と運命の共有

  7. 画像がアップロードされたときだけ、小さな処理を 1 つ動かしたい。サーバーの管理はせず、必要なときだけ動かすサーバーレスの選択肢として最も適切なものはどれですか。Cloud Run functionsも候補です。

    A. Compute Engineの仮想マシンを常に動かし、届いた画像を待つ B. Google Workspaceの共有ドライブに置き、人の手で処理する C. GKEのクラスタを自分たちで作り、ノードも管理する D. Cloud Run functions で、出来事を合図に関数を動かす

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 常に動かしておく案です。 使わない時間も動かし続け、OS の管理も必要です。要件に合いません。 【B(不正解)】 ? 人が作業する案です。 SaaS の業務ツールで、イベントに応じて自動で処理を動かす仕組みではありません。 【C(不正解)】 ? コンテナ基盤を自分で運用する案です。 動かせはしますが、管理の手間が大きく、小さな処理 1 つには過剰です。 【D(正解)】 ? 関数単位で動かす FaaS の案です。 正解です。公式は Cloud Run functions を FaaS としています。試験ガイドの表記: Cloud Functions(旧称)。

    出典: Google Cloud における責任と運命の共有/Cloud Run とは/PaaS、IaaS、SaaS の違い

この分野に出てくる用語(66 語)

AI Hypercomputer:AI の学習と推論のために、GPU・TPU、ソフトウェア、柔軟な使用量モデルを統合した Google Cloud の基盤。

BigQuery:サーバー管理不要で大量データを SQL で分析できる、Google Cloud のデータ ウェアハウス。

BigQuery Omni:AWS や Azure に置いたデータを、移さずに BigQuery から分析できる機能。

CaaS:コンテナでアプリを動かす環境を事業者が用意・管理するサービス形態。例は GKE。

CapEx:設備など将来にわたって使う資産への支出(資本支出)。オンプレミスの機器購入が典型。

Cloud CDN:Google のエッジでコンテンツをキャッシュし、利用者の近くから配信して表示を速くするサービス。

Cloud DNS:Google Cloud のマネージド DNS サービス。ドメイン名の解決を高い可用性で提供する。

Cloud Interconnect:社内ネットワークと Google Cloud を、インターネットを通らない専用回線などで接続するサービス。

Cloud Run:コンテナ化したアプリを、サーバー管理なしで動かせるフルマネージドのサーバーレス サービス。

Cloud Run functions:イベントをきっかけに短いコード(関数)を実行するサーバーレス サービス。旧称 Cloud Functions(第 2 世代)。

Compute Engine:Google のインフラ上で仮想マシンを作成・実行できる Google Cloud の IaaS。

DNS:ドメイン名(例: example.com)を IP アドレスに変換する仕組み。

FaaS:小さな関数を置くだけで、出来事に応じて実行され、必要なときだけ規模が広がるサービス形態。

GKE:Google が管理する Kubernetes 環境で、コンテナ化したアプリを動かすサービス。

Google Cloud Adoption Framework:組織のクラウド導入の成熟度を測り、進め方を整理するための Google Cloud の枠組み。

Google Distributed Cloud:Google Cloud の基盤やサービスを、自社のデータセンターや現場の拠点に広げる製品群。

Google Workspace:Gmail、カレンダー、ドキュメントなどを含む Google の業務アプリ群。SaaS の代表例。

GPU:大量の計算を並列に処理できるプロセッサ。AI の学習や推論を速くする。

IaaS:仮想マシンやストレージなどの基盤を借りる形態。OS から上は利用者が管理する。

IP アドレス:ネットワーク上の機器を識別するための番号。通信の宛先と送信元を示す。

Kubernetes:多数のコンテナの配置・拡張・復旧を自動で管理するオープンソースの仕組み。

Network Service Tiers:通信の経路を選ぶ仕組み。プレミアム ティアは Google の自社網、スタンダード ティアは一般の ISP 網を使う。

OpEx:日々の運用にかかる支出(運用支出)。クラウドの従量課金はこちらにあたる。

PaaS:アプリを動かす実行環境を借りる形態。基盤や OS の管理は事業者が受け持つ。

SaaS:完成したソフトウェアをインターネット経由で使う形態。利用者は設定と利用に集中できる。

TCO:導入から運用・保守・廃棄までにかかる費用の合計(総所有コスト)。

TPU:Google が機械学習向けに独自設計したプロセッサ。大規模な AI の学習や推論を効率よく処理する。

VPC:Google Cloud 上に作る、論理的に分離された自社専用のネットワーク。

アジリティ:変化に素早く対応できる機敏さ。クラウドでは新しい環境をすぐ用意できることを指す。

インフラストラクチャ:アプリやサービスを動かす土台。サーバー、ストレージ、ネットワークなどを指す。

エージェント型 AI:目標を与えると、計画を立てて道具を使い、複数の手順を自律的に実行する AI。

エッジロケーション:利用者に近い場所で Google のネットワークにつながる接続拠点。通信の遅れを減らす。

オープンソース:ソースコードが公開され、誰でも利用・改変・再配布できるソフトウェアやその考え方。

オープン標準:誰でも参照・実装できる公開された技術仕様。製品間の連携や乗り換えをしやすくする。

オンプレミス:サーバーなどの設備を自社で購入し、自社の施設で運用する形態。

クラウドコンピューティング:サーバーやストレージなどの IT 資源を、インターネット経由で必要な分だけ使い、使った分だけ払う仕組み。

サーバーレス:サーバーの用意や管理を意識せずにコードを動かせる方式。使った分だけ支払う。

スケーラビリティ:利用者や処理量の増減に合わせて、システムの規模を広げたり縮めたりできる性質。

セキュリティポスチャー:組織全体のセキュリティ対策の状態や備えの強さ。

ゾーン:リージョン内の配置場所。1 つのゾーンの障害が他に及ばないよう分けて使う。

データサイロ:部署やシステムごとにデータが分断され、組織全体で共有・活用できない状態。

データドリブン:勘や経験だけに頼らず、集めたデータの分析結果をもとに判断や行動を決めること。

デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を使って、業務の進め方や顧客への価値の届け方を根本から変えること。

ハイブリッドクラウド:オンプレミスやプライベートクラウドと、パブリッククラウドを組み合わせて使う形態。

パブリッククラウド:クラウド事業者の設備を多数の利用者で共有して使うクラウドの形態。

プライベートクラウド:1 つの組織が構築・管理・所有して専用で使うクラウド環境。自社のデータセンターで動かす形が一般的。

ベンダーロックイン:特定事業者の製品に依存し、他の製品へ乗り換えにくくなる状態。

マネージドサービス:運用・保守・更新などの管理をクラウド事業者が受け持つサービス。

マルチクラウド:複数のクラウド事業者のサービスを組み合わせて使う形態。

マルチリージョン:Google が複数のリージョンにまたがって冗長化し、1 つのリージョンが失われても動くよう設計されたロケーション。

リージョン:Google Cloud のリソースを置ける独立した地理的な地域。複数のゾーンで構成される。

レイテンシ:データを送ってから届く(応答が返る)までの遅れの時間。小さいほど速い。

運命の共有:責任の分担にとどまらず、Google が安全な設定や推奨策を示して顧客と一緒に安全性を高める考え方。

仮想マシン:1 台の物理サーバー上にソフトウェアで作った仮想的なコンピュータ。

外部 IP アドレス:インターネット上のどこからでも到達できる、一般公開された IP アドレス。

共有責任モデル:セキュリティの責任をクラウド事業者と利用者で分担する考え方。範囲はサービスの形態で変わる。

脅威インテリジェンス:攻撃者や攻撃手法に関する情報を集めて分析し、防御に役立てる知見。

高可用性:障害が起きてもサービスを止めず、使える時間を最大限に保つこと。

災害復旧:大きな障害や災害のあと、システムとデータを復旧させる計画と仕組み。

生成 AI:学習したデータをもとに、文章・画像・音声・コードなど新しいコンテンツを作り出す AI。

相互運用性:異なる製品やシステムの間でデータや機能を連携して使える性質。

帯域幅:一定時間に送れるデータ量の上限。通信路の太さにあたる。

大規模言語モデル:大量の文章で学習し、人間の言葉を理解・生成できる AI モデル。

単一障害点:そこが壊れるだけでシステム全体が止まってしまう部分。冗長化して無くすのが基本。

内部 IP アドレス:VPC の中や、接続した社内網からだけ使う IP アドレス。インターネットからは到達できない。

費用対効果:かけた費用に対して得られる効果。クラウドでは初期投資を抑え使った分だけ払える。

用語集で全部の用語を見る →

独学の次に、講座で体系立てて学びたい人へ

この問題集は独学用です。クラウドや生成AI・DX を仕事で使えるところまで講師つきで学びたい人には、IT・生成AI/DX の講座がそろうスクールも選択肢になります。

本ページは広告・アフィリエイトプログラムを利用しており、リンク経由でのお申し込み・購入により当サイトに収益が発生することがあります。ただし、ランキング・評価・掲載内容は広告費や報酬の有無に関わらず編集部の独自基準で決定しており、広告主からの指示により内容を変更することはありません。

ヒューマンアカデミー(資格・IT/Webスクール)PR

IT・Webデザイン・資格まで幅広い講座。生成AI/DX講座はリスキリング補助金の対象

ヒューマンアカデミー(資格・IT/Webスクール)の広告無料で講座資料を探す →

まずは無料ではじめられます。リンク先は公式サイトです。

このサービスの解説記事を読む →