本文へ移動

Google Cloud Digital Leader 想定問題集

データ・分析の要点整理と想定問題

公式の試験ガイドの「セクション 2: Google Cloud によるデータ トランスフォーメーションの探求」にあたる分野です。まず要点整理で全体をつかみ、下の演習で 52 問を 1 問ずつ解けます。答えると A〜D すべての解説が出ます。

この分野の小項目

  • 2.1 データが価値を生む理由(3 問) データが貴重である理由を説明する(リアルタイムのビジネス分析情報の生成、傾向の特定、戦略的な意思決定への情報提供、AI の活用促進など)。
  • 2.1 データベース・DWH・データレイクの違い(4 問) データベース、データ ウェアハウス、データレイクの違いを説明する。
  • 2.1 データの種類(1st/2nd/3rd・構造化など)(3 問) データの種類(ファーストパーティ、セカンドパーティ、サードパーティ、構造化、非構造化、半構造化データなど)を認識する。
  • 2.1 データ サプライ チェーン(3 問) 組織のデータ サプライ チェーン(データの生成、収集、処理、保存、分析、有効活用など)について説明する。
  • 2.1 データ ガバナンス(4 問) データ ガバナンス プロセスとその重要性について説明する。
  • 2.1 オープン性・相互運用性とデータ サイロ(3 問) データサイロを解消し、ベンダー ロックインを回避するうえで、データ マネジメント プラットフォームのオープン性と相互運用性が重要な理由を説明する。
  • 2.2 用途に合うデータ管理サービスの選び分け(13 問) ビジネス上の各ユースケースに最適な Google Cloud データ マネジメント サービス(Cloud Storage、Spanner、Cloud SQL、AlloyDB、Bigtable、BigQuery、Firestore など)を決定する。
  • 2.2 リレーショナル・NoSQL などのデータ管理用語(3 問) データ マネジメントに関する主なコンセプトと用語を定義する(リレーショナル、非リレーショナル、オブジェクト ストレージ、SQL、NoSQL など)。
  • 2.2 Cloud Storage のストレージ クラス(4 問) Cloud Storage の各ストレージ クラス(Standard、Nearline、Coldline、Archive、Autoclass など)の違いを、費用とアクセス頻度の観点から説明する。
  • 2.2 データベースの移行とモダナイズ(4 問) 組織の既存のデータベースをクラウドに移行したりモダナイズしたりするための方法について説明する。
  • 2.3 Looker と BigQuery による分析の民主化(3 問) Looker がデータへのアクセスを民主化する仕組みを説明する。BigQuery のデータを Looker で分析・可視化してリアルタイムのレポートやダッシュボードを作り、データをワークフローに統合する価値を認識する。
  • 2.3 ストリーミング分析とデータ パイプライン(5 問) リアルタイムのストリーミング分析が現代のビジネスに不可欠な理由を説明する。データ パイプラインをモダナイズする主な Google Cloud プロダクト(Pub/Sub、Dataflow、Managed Service for Apache Spark など)について説明する。

要点整理

データが価値を生む理由

データが価値を生む理由

試験ガイドは、データの価値の例として、リアルタイムのビジネスの分析、傾向の把握、戦略的な意思決定、AI の活用の 4 つを挙げています。

公式の解説は、データを企業の最も価値のある資産と位置づけます。ビッグデータを分析すると、消費者の行動や購買習慣をつかみ、情報に基づく意思決定ができます。

例として、購買履歴に合わせた商品のおすすめや、支払いパターンを過去の利用と比べる不正のリアルタイム検出が挙がっています。

AI に使う場合は、データが信頼でき、管理されていることが前提です。不正確なデータは AI のハルシネーションや信頼できない分析の原因になります。

出典: Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)/ビッグデータとは/データ ガバナンスとは

データベース・DWH・データレイクの違い

データベース・データウェアハウス・データレイクの違い

データベースは、注文の登録や在庫の更新など日々の業務のデータを 1 件ずつ読み書きする場所です。

データウェアハウスは、複数のソースの構造化・半構造化データを集め、現在と過去のデータを 1 か所で分析とレポートに使う仕組みです。

データ ウェアハウスへは、変換してから読み込むETLか、先に読み込んでから変換するELTでデータを運びます。

データレイクは、構造化・半構造化・非構造化のデータを、元の形式のまま大量にためる場所です。機械学習の材料に向きます。

Google Cloud は、Apache Icebergなどのオープン形式で両者の使い方を一つにまとめるオープンレイクハウスの考え方を示しています。

比べる点データベースデータウェアハウスデータレイク
主な目的日々の業務の読み書き分析とレポート元のデータをためて後で使う
データの形決めた形の表が中心構造化・半構造化構造化・半構造化・非構造化
Google Cloud の例Cloud SQL・Spanner などBigQueryCloud Storage など

出典: データ ウェアハウスとは/データレイクとは

データの種類(1st/2nd/3rd・構造化など)

データの種類

構造化データは、行と列の表のように厳密なスキーマを持ち、SQL で検索しやすいデータです。

半構造化データは、JSON や XML のようにタグなどの手がかりはあるが、厳密な表の形は持たないデータです。

非構造化データは、文章・画像・動画・音声など決まった形を持たないデータです。公式の解説は、企業のデータの大部分を占めると説明しています。

試験ガイドは、持ち主による分け方として、ファーストパーティ・セカンドパーティデータ・サードパーティも挙げています。自社で集めた顧客のデータがファーストパーティデータ、外部から買うデータがサードパーティデータです。

公式の記事は、外部のデータは誰でも買えるため、自社のファーストパーティデータを生かすことが競争力になると述べています。

出典: 非構造化データとは/Delivering personalized experiences with a first-party data strategy/Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)

データ サプライ チェーン

データ サプライ チェーン

試験ガイドは、データサプライチェーンの段階として、生成・収集・処理・保存・分析・有効活用を挙げています。

生成は取引や操作でデータが生まれる段階です。収集ではPub/Subのようなサービスで多数の発生源からイベントを受け取ります。

処理ではDataflowなどで形を整え、保存ではBigQueryやCloud Storageにためます。

分析で傾向をつかみ、有効活用では結果を業務の流れに組み込んで行動につなげます。この一連の流れを支えるのがデータパイプラインです。

出典: Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)/Pub/Sub の概要

データ ガバナンス

データ ガバナンス

データガバナンスは、データの取り込みから安全な廃棄まで、ライフサイクル全体でデータを管理する方法です。

目的は、データを安全・正確に保ち、使える状態にすることです。だれが機密情報を見られるかを決め、データの民主化が情報漏れや違反につながらないようにします。

Knowledge Catalog(旧称 Dataplex)は、データのメタデータをまとめるカタログです。データの品質の自動確認やデータリネージの記録も備えます。

BigQueryではIAMでデータセットや表の権限を設定でき、ポリシータグで列を、行レベルのアクセス ポリシーで行を制御できます。

出典: データ ガバナンスとは/Knowledge Catalog ドキュメント/BigQuery: 列レベルのアクセス制御の概要/BigQuery: 行レベルのセキュリティの概要

オープン性・相互運用性とデータ サイロ

オープン性・相互運用性とデータ サイロ

データが部署やシステムごとに閉じたデータサイロは、全社での活用を妨げます。特定の製品に縛られるベンダーロックインも乗り換えを難しくします。

オープン標準の形式を使うと、複数の製品で同じデータを扱え、相互運用性が高まります。

例として、Apache Icebergの表はオープンソースの処理エンジンからも読め、データは利用者が持つバケットに置かれます。

BigQuery Omniは他のクラウドのデータを移さずに分析できます。DataflowはApache Beamが土台で、処理を他の実行環境でも書き直さずに動かせます。

出典: BigQuery: Apache Iceberg managed tables/BigQuery Omni の概要/Dataflow の概要

用途に合うデータ管理サービスの選び分け

用途に合うデータ管理サービスの選び分け

試験では「要件に対してどれを選ぶか」がよく問われます。まず、取引を扱う DB か、分析の基盤か、ファイルの置き場かを見分けます。

取引の DB なら、手軽さはCloud SQL、世界規模と強整合性はSpanner、PostgreSQL 互換で分析も速くしたいならAlloyDBです。

NoSQL なら、低遅延で大量の読み書きはBigtable、モバイルやウェブのアプリはFirestore、メモリでの高速なアクセスはMemorystoreです。

BigQueryの費用は、既定のオンデマンド料金が読み取り量で決まります。費用を予測しやすくしたいときは容量コンピューティング料金でスロット単位に払います。

読み取り量を減らすにはパーティション分割テーブルで絞り込みます。クラスタ化していない表では LIMIT 句で読み取り量は減りません。

誤った高額クエリは「最大課金バイト数」で実行前に止められます。ドライランで読み取り量を事前に見積もれます。90 日間変更のない表は長期ストレージとして約 50% 割安になります。

要件選ぶサービス見分けるポイント
MySQL・PostgreSQL・SQL Server をそのまま任せたいCloud SQLマネージドなリレーショナル DB
世界規模で整合性を保つ取引Spannerマルチリージョン構成は 99.999% の可用性
PostgreSQL 互換で取引と分析を両立AlloyDB列指向エンジンとHTAP
時系列・IoT などの大量で低遅延の読み書きBigtableKey-Value 型・ワイドカラム型の NoSQL
モバイル・ウェブのアプリのデータFirestoreサーバーレスのドキュメント DB
大量データを SQL で分析BigQueryサーバーレスのデータ ウェアハウス
動画・画像・バックアップなどのファイルCloud Storage保存量に制限のないオブジェクト ストレージ

出典: Google Cloud データベース/Cloud SQL の概要/Spanner: リージョン構成とマルチリージョン構成/AlloyDB for PostgreSQL の概要/Bigtable の概要/Firestore(製品ページ)/BigQuery の料金/BigQuery: Estimate and control costs/BigQuery: パーティション分割テーブルの概要

リレーショナル・NoSQL などのデータ管理用語

リレーショナル・NoSQL・オブジェクト ストレージ

リレーショナルデータベースは、行と列の表でデータを持ち、主キーと外部キーで表どうしを関係づけます。操作にはSQLを使います。

NoSQLは「Not only SQL」の略です。ドキュメント・Key-Value・ワイドカラム・グラフなど、表に限らない柔軟な形でデータを持ちます。

Google Cloud では、Firestoreがドキュメントデータベース、Bigtableが Key-Value 型のワイドカラムストアにあたります。

公式の解説は、NoSQL が選ばれる理由に、柔軟性・高い性能・水平スケーリング・開発のしやすさを挙げています。

オブジェクトストレージは、ファイルをオブジェクトとして保存する方式です。Cloud Storageは非構造化データを保存でき、保存量に制限がありません。

出典: リレーショナル データベース(RDBMS)とは/NoSQL データベースとは/Cloud Storage(製品ページ)

Cloud Storage のストレージ クラス

Cloud Storage のストレージ クラス

ストレージクラスは、読み出す頻度に合わせて選びます。読む回数が少ないクラスほど保存料金は安く、取り出し料金と最低保存期間がつきます。

どのクラスもミリ秒単位で読み出せ、オフラインでの取り出し待ちはありません。

Autoclassをバケットで有効にすると、読まれないファイルを冷たいクラスへ自動で移し、読まれたら Standard に戻します。

Autoclass では、取り出し料金と早期削除の料金は有効化時の料金を除いてかからず、代わりに管理手数料がかかります。

クラス読み出す頻度の目安最低保存期間取り出し料金
Standard ストレージ頻繁に読む・短期間の保存なしなし
Nearline ストレージ月 1 回以下30 日あり
Coldline ストレージ四半期に 1 回以下90 日あり
Archive ストレージ年 1 回未満365 日あり

出典: Cloud Storage: ストレージ クラス/Cloud Storage: Autoclass

データベースの移行とモダナイズ

データベースの移行とモダナイズ

Database Migration Serviceは、MySQL・PostgreSQL・SQL Server・Oracle をCloud SQLやAlloyDBへ移すサーバーレスのサービスです。

最初の写しを取り込んだ後も変更を続けて反映するので、移行中も元の DB は動き続け、短い停止時間で切り替えられます。

MySQL から Cloud SQL for MySQL のような同種移行は変更が少なく済みます。Oracle から PostgreSQL のような異種移行では、変換ワークスペースが表の定義やコードの変換を助けます。

移行せず分析だけに使うなら、Datastreamが変更データキャプチャで DB の変更をBigQueryなどへ写し続けます。

出典: Database Migration Service の概要/Database Migration Service(製品ページ)/Datastream の概要

Looker と BigQuery による分析の民主化

Looker と BigQuery による分析の民主化

Lookerは、LookMLで指標を定義したセマンティックレイヤを持つ BI の基盤です。全員が同じ定義の数字で分析でき、データの民主化と数字の一貫性を両立できます。

BigQueryのデータをもとに、ダッシュボード、埋め込み分析、Gemini を使った会話型の分析ができ、結果を業務の流れに組み込めます。

Data Studio(旧称 Looker Studio・日本語のページではデータポータル)は無償のレポート作成の道具です。BigQuery やスプレッドシートなど多くのデータソースにつなげます。

比べる点LookerData Studio
向く場面全社で指標をそろえた分析・アプリへの組み込み個人やチームで手早くレポートを作って共有
特長LookML のセマンティック レイヤ・埋め込み分析無償・ドラッグ&ドロップの編集・多数のコネクタ

出典: Looker(製品ページ)/Looker の概要/データポータル(Data Studio)製品ページ/Data Studio ドキュメント

ストリーミング分析とデータ パイプライン

ストリーミング分析とデータ パイプライン

ストリーミング分析は、データをためずに続けて処理・分析することです。バッチ処理は大量のデータを効率よく処理できますが、結果が出るまでの時間が長くなります。

24 時間ごとのバッチでは、時間に敏感なデータは処理の時点で古くなります。不正の検知や送電網の監視などにはストリーミングが向きます。

典型的な構成は、Pub/Subでイベントを受け取り、Dataflowで加工し、BigQueryに書き込む流れです。

既存の Hadoop や Spark の処理は、Managed Service for Apache Sparkへ作り直さずに移せます。試験ガイドもこの現行名で書いています。

サービス役割
Pub/Sub送り手と受け手を切り離し、イベントを非同期に届ける
Dataflowバッチとストリーミングを同じ書き方で処理するサーバーレスの処理基盤
Managed Service for Apache SparkSpark や Hadoop の処理をマネージドで動かす
DatastreamDB の変更を BigQuery などへ写し続ける

出典: ストリーミング分析とは/Pub/Sub の概要/Dataflow の概要/Managed Service for Apache Spark on clusters の概要

演習(52 問)

結果はこのブラウザに保存され、ハブの「自分の成績」と弱点モードに使われます。

第 1 問 / 52 問

問題を読み込んでいます…

全問と解説の一覧

正解と解説は折りたたんであります。先に自分で考えてから開いてください。

データが価値を生む理由

  1. 経営会議でデータ分析に投資する理由を聞かれた。ビッグデータを生かすと得られる効果として、最も適切なものはどれですか。

    A. 市場や顧客の購買行動を理解し、根拠のある意思決定に役立てられる B. データを集めておけば、セキュリティ対策を考えなくてよくなる C. データを保存しておくだけで、サーバーの費用がかからなくなる D. データを分析すれば、法令で決められた保存の義務がなくなる

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? データから何が分かるかに注目した選択肢です。 正解です。公式の解説は、ビッグデータで消費者の行動や購買習慣をつかみ、情報に基づく意思決定に役立てる例を挙げています。 【B(不正解)】 ? データを集めることと守ることの関係を述べています。 データを集めても安全対策は不要になりません。むしろデータガバナンスで守り方を決める必要があります。 【C(不正解)】 ? 保存と費用の関係を述べています。 保存するだけで費用がゼロになることはありません。価値は分析して活用したときに生まれます。 【D(不正解)】 ? 分析と法令の関係を述べています。 分析しても法令上の義務は消えません。データの価値とは関係のない内容です。

    出典: ビッグデータとは/Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)

  2. カード会社が支払いの傾向をデータ分析し、不正利用をその場で見つけたい。過去の利用履歴はデータウェアハウスにある。最も適切な進め方はどれですか。

    A. 支払いデータを月末にまとめて集計し、翌月の会議で不正の傾向を報告する B. 外部から買ったデータだけを使い、自社の利用履歴は分析の対象から外す C. 支払いデータを続けて処理し、過去の利用履歴と比べて異常をすぐ知らせる D. 利用履歴を紙に印刷して保管し、問い合わせがあったときに担当者が調べる

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 月に一度まとめて見る進め方です。 月末の集計では、不正が起きてから気づくまでに時間がかかり、その場で止めるという目的に合いません。 【B(不正解)】 ? 自社のデータを使わない進め方です。 自社の利用履歴こそ、ふだんと違う支払いを見分ける手がかりです。外す理由はありません。 【C(正解)】 ? 届いたデータを次々に処理する進め方です。 正解です。公式の解説は、支払いパターンを過去の利用と比べて不正をリアルタイムに検出する例を挙げています。これはストリーミング分析の使い方です。 【D(不正解)】 ? 紙で保管して人が調べる進め方です。 紙での保管では、大量の支払いをその場で確かめることができません。

    出典: ビッグデータとは/ストリーミング分析とは

  3. 小売企業が生成 AIで商品案内を作りたい。人工知能の成果がデータの扱い方に左右される理由として、最も適切なものはどれですか。

    A. AI はデータを使わずに答えを作るので、データの質は結果に関係しない B. データは多ければ多いほどよく、中身が古くても誤りがあっても問題ない C. データの役割は AI の利用料金を決めることだけで、回答の内容には影響しない D. 信頼でき、管理されたデータを使うほど、AI の回答や分析を信頼しやすくなる

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? AI とデータは無関係だという考え方です。 AI は学習や回答の根拠にデータを使います。データの質は結果に関わります。 【B(不正解)】 ? 量だけを重視する考え方です。 量が多くても、誤りや古い情報が混ざると信頼できない結果につながります。 【C(不正解)】 ? データを料金の面だけで見る考え方です。 データは料金の計算のためのものではありません。回答の中身に直接関わります。 【D(正解)】 ? データの質と管理に注目した考え方です。 正解です。公式の解説は、データの価値は信頼性とガバナンスがあって初めて生まれ、不正確なデータは AI のハルシネーションにつながると説明しています。

    出典: データ ガバナンスとは

データベース・DWH・データレイクの違い

  1. 販売・広告・顧客管理など複数のシステムの構造化データと半構造化データを集め、現在と過去をまとめてレポートに使う仕組みはどれですか。

    A. データレイク B. データウェアハウス C. Memorystore D. Pub/Sub

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 生のデータを元の形式のまま大量にためる場所です。 データレイクは非構造化データも含めて元の形式でためる場所です。整えたデータでのレポートが主目的ではありません。 【B(正解)】 ? 英語で warehouse(倉庫)と呼ぶ仕組みです。 正解です。公式の解説は、データ ウェアハウスを複数のソースの構造化・半構造化データを分析し、レポートに使う企業システムと定義しています。 【C(不正解)】 ? データをメモリに置いて高速に読み書きするサービスです。 Memorystore は高速な読み書きのためのインメモリのサービスです。長期間のデータを集めて分析する仕組みではありません。 【D(不正解)】 ? メッセージを受け渡すサービスです。 Pub/Sub はイベントを受け渡すためのサービスで、過去のデータをためて分析する場所ではありません。

    出典: データ ウェアハウスとは

  2. 研究部門が、画像・音声・機器のログを加工せずに大量に保存し、後で機械学習に使いたい。非構造化データも扱える考え方として、最も適切なものはどれですか。

    A. データレイクに元の形式のままためる B. 表の形に変換できたデータだけを残し、ほかは捨てる C. 業務用のリレーショナルデータベースの表にそのまま入れる D. 月ごとの集計値だけをData Studioのレポートに残す

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 大きな貯蔵庫にまとめてためる考え方です。 正解です。公式の解説は、データレイクを構造化・半構造化・非構造化のデータを元の形式で保存する場所と定義しています。 【B(不正解)】 ? 表にできないデータを残さない考え方です。 画像や音声を捨てると、後で機械学習に使えなくなります。目的に合いません。 【C(不正解)】 ? 行と列の表に入れる考え方です。 公式の解説は、動画や生のセンサー記録を SQL の表に無理に入れると性能が落ち、費用が増えうると述べています。 【D(不正解)】 ? 集計した結果だけを残す考え方です。 集計値だけでは元の画像や音声が残らず、機械学習の材料になりません。

    出典: データレイクとは/非構造化データとは

  3. ネット通販で、注文を 1 件ずつ登録・更新するデータベースと、過去 3 年の売上傾向を分析するデータウェアハウスを分けたい。組み合わせとして最も適切なものはどれですか。

    A. 注文はBigQuery、売上の分析はMemorystore B. 注文はArchive ストレージ、売上の分析はPub/Sub C. 注文はData Studio、売上の分析はDatastream D. 注文はCloud SQL、売上の分析はBigQuery

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 分析の置き場にメモリのサービスを使う組み合わせです。 Memorystore は高速な読み書き用で、何年分ものデータを分析する場所ではありません。 【B(不正解)】 ? 保管用のクラスとメッセージのサービスの組み合わせです。 Archive は年 1 回未満しか読まないデータ向けで、注文の登録には合いません。Pub/Sub は分析の場所ではありません。 【C(不正解)】 ? レポートの道具と複製のサービスの組み合わせです。 Data Studio はレポートを作る道具、Datastream は変更を複製するサービスです。どちらもデータの置き場ではありません。 【D(正解)】 ? どちらも SQL で扱えるサービスの組み合わせです。 正解です。Cloud SQL は MySQL などのマネージドなリレーショナル DB、BigQuery は大量データを SQL で分析するデータ ウェアハウスです。

    出典: Cloud SQL の概要/BigQuery の概要/データ ウェアハウスとは

  4. ある企業はデータレイクとデータウェアハウスを別々に持ち、同じデータを二重に管理している。Google Cloud が示す解決の方向として最も適切なものはどれですか。

    A. データレイクを廃止し、すべてのデータを表計算ファイルに移して管理する B. Apache Icebergなどのオープン形式で、両方の使い方を一つのデータで行う C. 部署ごとに専用のデータウェアハウスをもう一つずつ作り、担当を分ける D. データウェアハウスを廃止し、すべてのデータをMemorystoreに置く

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 保存先を表計算ファイルにまとめる方向です。 表計算ファイルでは大量のデータや画像・音声を扱えず、二重管理の解決になりません。 【B(正解)】 ? オープンな形式で一つのデータを共有する方向です。 正解です。公式の解説は、Iceberg などのオープン形式でレイクとウェアハウスの両方で分析と AI を動かすオープンレイクハウスを示しています。 【C(不正解)】 ? 置き場をさらに増やす方向です。 置き場を増やすとデータサイロが広がり、二重管理はかえって増えます。 【D(不正解)】 ? メモリ上の置き場にまとめる方向です。 Memorystore は高速なキャッシュなどに使うサービスで、大量のデータを分析する場所ではありません。

    出典: データレイクとは/BigQuery: Apache Iceberg managed tables

データの種類(1st/2nd/3rd・構造化など)

  1. Web アプリのログが JSON 形式で届く。項目名のタグはあるが、表の列は決まっていない。このデータの種類はどれですか。

    A. 構造化データ B. 非構造化データ C. 半構造化データ D. メタデータ

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 行と列のように決まった形で整理されたデータです。 構造化データは厳密なスキーマを持つ表のデータです。列が決まっていない JSON は当てはまりません。 【B(不正解)】 ? 決まった形式を持たないデータです。 非構造化データは画像や音声のように形式が決まっていないものです。タグを持つ JSON は当てはまりません。 【C(正解)】 ? 構造化と非構造化の中間にあたるデータです。 正解です。公式の解説は、JSON や XML を、ある程度のタグはあるが厳密なスキーマはない半構造化データの例に挙げています。 【D(不正解)】 ? データについて説明するデータです。 メタデータはデータの意味や作成日などを表す情報で、データの形の種類を指す言葉ではありません。

    出典: 非構造化データとは

  2. 化粧品メーカーが、自社の会員サイトで集めた購買履歴と、データ提供事業者から買った地域別の消費動向を組み合わせてデータ分析したい。ファーストパーティデータの考え方で正しい分類はどれですか。

    A. 購買履歴はサードパーティデータ、買ったデータはファーストパーティデータ B. 購買履歴はファーストパーティデータ、買ったデータはサードパーティデータ C. どちらもファーストパーティデータ D. どちらもサードパーティデータ

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 自社で集めたものを外部のデータとみなす分類です。 自社の会員サイトで集めたデータは自社のデータです。分類が逆になっています。 【B(正解)】 ? 2 つのデータを別々の種類に分ける分類です。 正解です。自社で集めた顧客のデータがファーストパーティ、外部から買うデータがサードパーティです。公式の記事も、外部のデータは誰でも買えると述べています。 【C(不正解)】 ? どちらも自社のデータとみなす分類です。 外部の事業者から買ったデータは、自社が直接集めたものではありません。 【D(不正解)】 ? どちらも外部のデータとみなす分類です。 自社の会員サイトで集めた購買履歴は、外部の事業者から買ったデータではありません。

    出典: Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)/Delivering personalized experiences with a first-party data strategy

  3. コールセンターの通話録音と問い合わせメールを分析したい。非構造化データとリレーショナルデータベースの関係について、最も適切な考え方はどれですか。

    A. 録音やメールも表に入れれば、SQL だけで通話の雰囲気まで判定できる B. 非構造化データは企業のデータのごく一部なので、分析しなくてよい C. 録音やメールは捨て、通話の件数と時間だけを表に残して分析する D. Cloud Storageに保存し、AI や自然言語処理で中身を取り出して使う

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? SQL で何でも判定できるという考え方です。 公式の解説は、通話の雰囲気を SQL の命令だけで捉えることはできないと述べています。 【B(不正解)】 ? 量が少ないので後回しにする考え方です。 公式の解説は、非構造化データが企業のデータの大部分を占めると説明しています。 【C(不正解)】 ? 数字だけを残す考え方です。 件数と時間だけでは、問い合わせの中身という大事な情報が失われます。 【D(正解)】 ? 表に入れずに保存し、AI で読み取る考え方です。 正解です。表形式向けの RDBMS は自由形式のデータの扱いが苦手です。公式の解説も Cloud Storage と AI で中身を取り出す流れを示しています。

    出典: 非構造化データとは

データ サプライ チェーン

  1. 組織のデータサプライチェーンをデータパイプラインとして整理したい。試験ガイドが挙げる段階の順序として、最も適切なものはどれですか。

    A. 生成 → 収集 → 処理 → 保存 → 分析 → 有効活用 B. 分析 → 生成 → 保存 → 収集 → 有効活用 → 処理 C. 保存 → 有効活用 → 生成 → 処理 → 収集 → 分析 D. 収集 → 分析 → 有効活用 → 生成 → 保存 → 処理

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? データが生まれてから使われるまでの順です。 正解です。試験ガイドは、データの生成・収集・処理・保存・分析・有効活用をデータ サプライ チェーンの例に挙げています。 【B(不正解)】 ? 分析から始まる順です。 データが生まれる前に分析はできません。順序が成り立ちません。 【C(不正解)】 ? 保存から始まる順です。 まだ生まれていないデータは保存できません。流れが逆になっています。 【D(不正解)】 ? 収集から始まり、生成が後ろにある順です。 データは生成されてから収集されます。生成が後ろにあるのは成り立たない並びです。

    出典: Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)

  2. データサプライチェーンの「収集」の段階で、多数の端末やサーバーから届くイベントをストリーミング分析に向けて受け取りたい。最も適切なサービスはどれですか。

    A. Data Studio B. Archive ストレージ C. Pub/Sub D. Database Migration Service

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? レポートやダッシュボードを作る道具です。 Data Studio は分析した結果を見せる道具で、イベントを受け取る役目ではありません。 【B(不正解)】 ? めったに読まないデータを安く保管するクラスです。 Archive は長期保管用で、次々に届くイベントを受け取る用途には合いません。 【C(正解)】 ? 送り手と受け手を切り離してメッセージを届けるサービスです。 正解です。Pub/Sub は送り手と受け手を切り離して非同期にイベントを届け、ストリーミング分析やデータ統合のパイプラインに使われます。 【D(不正解)】 ? データベースをクラウドへ移すサービスです。 DMS はデータベースの移行に使うサービスで、イベントの受け取り口ではありません。

    出典: Pub/Sub の概要/Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)

  3. データ分析で「解約しそうな顧客」の一覧を作った。これを営業の業務ツールに毎日渡し、行動につなげたい。データサプライチェーンのどの段階にあたりますか。

    A. 生成 B. 収集 C. 保存 D. 有効活用

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? データが生まれる段階です。 生成は取引や操作などでデータが生まれる段階です。分析結果を業務に渡すことではありません。 【B(不正解)】 ? データを集めて取り込む段階です。 収集は生まれたデータを集める段階です。この場面はもっと後の段階です。 【C(不正解)】 ? データをためておく段階です。 保存はデータを置いておく段階で、業務の行動につなげることは含みません。 【D(正解)】 ? 英語では data activation と呼ぶ段階です。 正解です。分析で得た結果を業務の流れに組み込み、行動につなげるのが有効活用の段階です。

    出典: Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)/Looker(製品ページ)

データ ガバナンス

  1. 社内でデータの民主化を進めながら、データガバナンスも整えたい。データ ガバナンスの説明として最も適切なものはどれですか。

    A. データを一つの部署だけで抱え、ほかの部署には見せないようにすること B. 取得から廃棄までデータを管理し、安全で正確に使えるようにすること C. 分析が終わったデータは、すぐにすべて削除して容量を空けること D. 分析ツールの画面の色や文字の大きさを、全社でそろえること

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? データを閉じ込める考え方です。 見せないことはガバナンスではなく、データサイロを生む原因になります。 【B(正解)】 ? データの一生を通して管理する考え方です。 正解です。公式の解説は、データ ガバナンスを取り込みから安全な廃棄までのライフサイクル全体でデータを管理する方法と説明しています。 【C(不正解)】 ? 使い終えたら消す考え方です。 すぐに消すことはガバナンスの目的ではありません。保存や廃棄のルールを決めて管理することが大切です。 【D(不正解)】 ? 画面の見た目をそろえる考え方です。 画面の見た目はデータの管理とは関係がありません。

    出典: データ ガバナンスとは

  2. 社内のBigQueryやCloud Storageにあるデータの場所・意味・品質を、横断して把握したい。最も適切なサービスはどれですか。

    A. Managed Service for Apache Spark B. Database Migration Service C. Knowledge Catalog D. Cloud SQL

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? Spark や Hadoop の処理を動かすサービスです。 Spark の処理を動かす基盤で、データの意味や品質をまとめて管理する道具ではありません。 【B(不正解)】 ? データベースをクラウドへ移すサービスです。 DMS はデータベースの移行に使うサービスで、データの目録を作るものではありません。 【C(正解)】 ? メタデータを集めて整理するサービスです。 正解です。Knowledge Catalog(旧称 Dataplex)は、データの発見、品質の自動確認、データの流れの記録などを備えたカタログです。 【D(不正解)】 ? マネージドなリレーショナル データベースです。 Cloud SQL は業務データを入れる DB で、組織全体のデータの目録ではありません。

    出典: Knowledge Catalog ドキュメント/データ ガバナンスとは

  3. ビジネスインテリジェンスのレポートの数字がおかしい。元のデータからどの処理を経て表になったかをたどりたい。Knowledge Catalogのどの機能が役立ちますか。

    A. データリネージ B. Autoclass C. ドライラン D. 長期ストレージ

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 英語の lineage(系譜)にあたる言葉です。 正解です。Knowledge Catalog は、データがどこから来てどの処理を経たかを記録するリネージの機能を備えています。 【B(不正解)】 ? Cloud Storage の保存クラスを自動で切り替える機能です。 Autoclass は保存費用の最適化の機能で、データの流れはたどれません。 【C(不正解)】 ? クエリを実行せずに読み取り量を見積もる機能です。 ドライランは費用の見積もりに使う機能で、データの出どころは分かりません。 【D(不正解)】 ? しばらく変更のない表を割安に保存する仕組みです。 長期ストレージは保存料金の仕組みで、処理の流れとは関係がありません。

    出典: Knowledge Catalog ドキュメント

  4. 人事データをBigQueryで分析させたいが、給与の列は一部の担当者だけに見せたい。データガバナンスの観点で最も適切な方法はどれですか。

    A. 表を毎回 CSV に書き出し、給与の列を消してから担当者にメールで配る B. 分析する全員に、プロジェクトのすべてを変更できる強い権限を与える C. 給与の列を含めたまま全員に公開し、見ないように社内で注意を呼びかける D. データセットや表の権限に加え、列と行の単位でも見せる範囲を制御する

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 書き出したファイルを配る方法です。 手作業の配布は抜けやもれが起きやすく、コピーが増えて管理しにくくなります。 【B(不正解)】 ? 全員に広い権限を渡す方法です。 必要以上の権限は最小権限の原則に反し、給与の列も見えてしまいます。 【C(不正解)】 ? 注意の呼びかけに頼る方法です。 注意だけでは見られることを防げません。仕組みで制御する必要があります。 【D(正解)】 ? 見せる範囲を権限の設定で絞る方法です。 正解です。BigQuery はIAMでデータセットや表の権限を設定でき、ポリシータグで列を、行レベルのアクセス ポリシーで行を制御できます。

    出典: BigQuery: IAM によるリソースへのアクセス制御/BigQuery: 列レベルのアクセス制御の概要/BigQuery: 行レベルのセキュリティの概要/データ ガバナンスとは

オープン性・相互運用性とデータ サイロ

  1. ベンダーロックインを避けるうえでオープン標準が役立つ理由として、最も適切なものはどれですか。

    A. 特定の製品に頼らず、データや仕組みをほかの製品や環境でも使い回せるから B. オープン標準を使うと、すべての製品の料金が無料になるから C. オープン標準を使うと、データを一つの製品の中に閉じ込められるから D. オープン標準を使うと、セキュリティの設定をしなくてよくなるから

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 乗り換えや併用のしやすさに注目しています。 正解です。オープンな形式や仕組みなら、複数の製品で同じデータを扱え、特定の事業者に縛られにくくなります。 【B(不正解)】 ? 料金に注目しています。 オープン標準は料金を無料にするものではありません。乗り換えや連携のしやすさが利点です。 【C(不正解)】 ? データを閉じ込めることに注目しています。 閉じ込めることはロックインを強めます。オープン標準の目的とは逆です。 【D(不正解)】 ? 安全の設定に注目しています。 オープン標準を使っても、安全の設定は必要です。

    出典: BigQuery: Apache Iceberg managed tables/Dataflow の概要

  2. Amazon S3 にあるデータを Google Cloud へ移さずにBigQueryで分析したい。マルチクラウドにまたがるデータサイロを減らすのに合う機能はどれですか。

    A. Archive ストレージ B. Firestore C. Database Migration Service D. BigQuery Omni

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? めったに読まないデータを安く保管するクラスです。 Archive は Cloud Storage の保管クラスで、他のクラウドのデータを分析する機能ではありません。 【B(不正解)】 ? アプリ向けのドキュメント データベースです。 Firestore はアプリのデータを入れる DB で、S3 のデータをその場で分析する機能ではありません。 【C(不正解)】 ? データベースを移行するサービスです。 DMS はデータベースを Cloud SQL や AlloyDB に移すサービスです。移さずに分析したいという要件に合いません。 【D(正解)】 ? BigQuery のマルチクラウド向けの機能です。 正解です。BigQuery Omni では、S3 や Azure Blob Storage のデータを BigQuery の保存先へ移さずに、置かれた場所で分析できます。

    出典: BigQuery Omni の概要

  3. 将来ほかの環境へ移せることを重視してデータ処理の基盤を選びたい。Dataflowがベンダーロックインを避けやすい理由として、最も適切なものはどれですか。

    A. Dataflow は Google Cloud の外にあるデータを一切読めないから B. Dataflow の処理は公開されていない独自の言語だけで書くから C. Apache Beamが土台で、処理を書き直さずにほかの実行環境でも動かせるから D. Dataflow を使うと、処理のたびにデータサイロが自動で作られるから

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 読めるデータの範囲に注目しています。 外のデータを読めないことは、むしろ移しにくさにつながります。理由になりません。 【B(不正解)】 ? 処理を書く言語に注目しています。 独自の言語だけで書くなら、ほかの環境へ移しにくくなります。事実とも異なります。 【C(正解)】 ? 土台となるオープンソースに注目しています。 正解です。Dataflow はオープンソースの Apache Beam を土台にしており、Apache Flink や Spark などの実行環境でも書き直さずに動かせます。 【D(不正解)】 ? サイロとの関係に注目しています。 サイロを作ることはロックイン対策ではありません。サイロはなくすべきものです。

    出典: Dataflow の概要

用途に合うデータ管理サービスの選び分け

  1. 世界中の利用者が使う決済システムで、複数のリージョンにまたがっても強整合性を保つリレーショナル DB が必要だ。最も適切なサービスはどれですか。

    A. Cloud SQL B. Spanner C. Bigtable D. BigQuery

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? MySQL・PostgreSQL・SQL Server のマネージド DB です。 Cloud SQL は手軽なリレーショナル DB ですが、世界規模に広げて整合性を保つ用途には Spanner が向きます。 【B(正解)】 ? Google 検索や Gmail などの基盤にも使われる DB です。 正解です。Spanner は世界規模でトランザクションの整合性を保つ DB で、マルチリージョン構成は 99.999% の可用性をうたいます。 【C(不正解)】 ? 大量データを低遅延で読み書きする NoSQL です。 Bigtable は伝統的なリレーショナル DB ではありません。決済のような表どうしの取引処理には向きません。 【D(不正解)】 ? 大量データを SQL で分析する基盤です。 BigQuery は分析用のデータ ウェアハウスで、決済のような日々の取引を処理する DB ではありません。

    出典: Spanner ドキュメント/Spanner: リージョン構成とマルチリージョン構成/Google Cloud データベース

  2. 工場の数万台のセンサーが毎秒データを書き込む。低いレイテンシで大量の時系列データを読み書きできるNoSQLとして、最も適切なものはどれですか。

    A. AlloyDB B. Cloud SQL C. Bigtable D. BigQuery

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? PostgreSQL 互換のリレーショナル DB です。 AlloyDB はリレーショナル DB で、NoSQL ではありません。 【B(不正解)】 ? マネージドなリレーショナル DB です。 Cloud SQL はリレーショナル DB で、NoSQL ではありません。大量の時系列の書き込みには Bigtable が向きます。 【C(正解)】 ? HBase の API に対応したデータベースです。 正解です。Bigtable は低遅延・高スループットの読み書きができ、時系列データや IoT のデータが主な用途に挙がっています。 【D(不正解)】 ? 大量データを SQL で分析する基盤です。 BigQuery は分析用のデータ ウェアハウスです。NoSQL ではありません。

    出典: Bigtable の概要/Bigtable(製品ページ)

  3. スマホ向けアプリで、端末どうしのデータをリアルタイムに同期し、オフラインでも動かしたい。サーバーレスのドキュメントデータベースとして最も適切なものはどれですか。

    A. Firestore B. Spanner C. Memorystore D. Bigtable

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? MongoDB 互換の使い方もできるデータベースです。 正解です。Firestore はサーバーレスのドキュメント DB で、リアルタイム同期とオフラインのデータ処理を備えています。 【B(不正解)】 ? 世界規模のリレーショナル DB です。 Spanner はリレーショナルを中心とする DB で、モバイル向けの同期の機能が特長の DB ではありません。 【C(不正解)】 ? Valkey・Redis・Memcached のインメモリ サービスです。 Memorystore はミリ秒未満でデータにアクセスするためのサービスで、ドキュメント DB ではありません。 【D(不正解)】 ? Key-Value 型・ワイドカラム型の NoSQL です。 Bigtable はドキュメント DB ではありません。端末どうしの同期の機能も持ちません。

    出典: Firestore(製品ページ)/Google Cloud データベース

  4. 社内の在庫管理アプリは MySQL を使っている。作りを大きく変えずに、バックアップやパッチ適用を任せたい。マネージドサービスとして最も適切なものはどれですか。

    A. Bigtable B. Cloud Storage C. Firestore D. Cloud SQL

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? Key-Value 型・ワイドカラム型の NoSQL です。 Bigtable は MySQL と互換ではありません。アプリの作りを大きく変える必要があります。 【B(不正解)】 ? ファイルを保存するオブジェクト ストレージです。 Cloud Storage はデータベースではなく、MySQL の代わりにはなりません。 【C(不正解)】 ? ドキュメント型の NoSQL です。 Firestore は MySQL と互換ではなく、データの持ち方から作り直しになります。 【D(正解)】 ? Google Cloud のマネージドなリレーショナル DB の一つです。 正解です。Cloud SQL は MySQL などのフルマネージドなリレーショナル DB で、バックアップやパッチ適用を自動化します。

    出典: Cloud SQL の概要/Cloud SQL(製品ページ)

  5. PostgreSQL の業務 DB で、取引を止めずに稼働中のデータへ重い分析も行いたい。HTAPに向くリレーショナルデータベースとして最も適切なものはどれですか。

    A. Firestore B. AlloyDB C. Bigtable D. Memorystore

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? ドキュメント型の NoSQL です。 Firestore は PostgreSQL 互換のリレーショナル DB ではありません。 【B(正解)】 ? 持ち出して動かせる Omni 版もあるデータベースです。 正解です。AlloyDB は列指向エンジンで分析を速くし、稼働中の取引データへの分析を取引への影響を抑えて実行できます。 【C(不正解)】 ? Key-Value 型・ワイドカラム型の NoSQL です。 Bigtable はリレーショナル DB ではなく、PostgreSQL のアプリをそのまま動かせません。 【D(不正解)】 ? インメモリのデータ サービスです。 Memorystore はキャッシュなどに使うサービスで、PostgreSQL の業務 DB の代わりにはなりません。

    出典: AlloyDB for PostgreSQL の概要

  6. マーケティング部門が、数年分の広告データをSQLで集計してビジネスインテリジェンスに使いたい。サーバーの管理はしたくない。最も適切なものはどれですか。

    A. Cloud SQL B. Firestore C. BigQuery D. Memorystore

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 業務アプリ向けのリレーショナル DB です。 Cloud SQL は業務アプリ向けの DB です。大量データの集計分析の基盤には BigQuery が向きます。 【B(不正解)】 ? アプリ向けのドキュメント DB です。 Firestore はアプリのデータを扱う DB で、大量データの集計分析の基盤ではありません。 【C(正解)】 ? データを列指向の形式で保存するサービスです。 正解です。BigQuery はインフラ管理のいらないフルマネージドのデータ プラットフォームで、標準 SQL で大量データを分析できます。 【D(不正解)】 ? インメモリのデータ サービスです。 Memorystore は高速な読み書きのためのサービスで、数年分のデータの集計には向きません。

    出典: BigQuery の概要/Cloud SQL の概要

  7. 動画配信会社が、配信用の動画と画像を保存量の上限を気にせずにためたい。非構造化データの保存先として、スケーラビリティの面でも最も適切なものはどれですか。

    A. Cloud Storage B. Spanner C. Cloud SQL D. Memorystore

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? ファイルをオブジェクトとして保存するサービスです。 正解です。Cloud Storage は非構造化データを保存するマネージド サービスで、保存できる量に制限がありません。 【B(不正解)】 ? 世界規模のリレーショナル DB です。 Spanner は取引データを整合性を保って扱う DB で、動画ファイルの置き場には向きません。 【C(不正解)】 ? マネージドなリレーショナル DB です。 公式の解説は、動画などを SQL の表に無理に入れると性能が落ち、費用が増えうると述べています。 【D(不正解)】 ? インメモリのデータ サービスです。 Memorystore はメモリ上で高速に読み書きするためのもので、大量の動画の保管には向きません。

    出典: Cloud Storage(製品ページ)/非構造化データとは

  8. 旅行予約サービスに 3 つの要件がある。①世界規模で強整合性が要る予約の取引 ②宿の写真の保存 ③過去の予約傾向の分析。データベースなどの組み合わせで最も適切なものはどれですか。

    A. ①BigQuery ②Spanner ③Cloud Storage B. ①Firestore ②BigQuery ③Cloud SQL C. ①Cloud Storage ②Bigtable ③Spanner D. ①Spanner ②Cloud Storage ③BigQuery

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 分析基盤を取引に使う組み合わせです。 BigQuery は取引の処理用ではなく、Cloud Storage は分析の基盤ではありません。役割が入れ替わっています。 【B(不正解)】 ? 写真を分析基盤に置く組み合わせです。 写真のような非構造化データの置き場には Cloud Storage が向きます。BigQuery は写真の保存先ではありません。 【C(不正解)】 ? 取引をファイル置き場で扱う組み合わせです。 Cloud Storage はファイルの置き場で、予約の取引を整合性を保って処理する DB ではありません。 【D(正解)】 ? 3 つとも種類の違うサービスを使う組み合わせです。 正解です。世界規模で整合性を保つ取引は Spanner、写真は Cloud Storage、傾向の分析は BigQuery が役割に合います。

    出典: Spanner ドキュメント/Cloud Storage(製品ページ)/BigQuery の概要

  9. 自社で運用する Apache HBase で広告配信の閲覧記録を扱っている。オープンソースと互換の API で移し、運用の手間を減らせるNoSQLはどれですか。

    A. Firestore B. Spanner C. Bigtable D. AlloyDB

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? MongoDB 互換のドキュメント DB です。 Firestore が互換をうたうのは MongoDB で、HBase ではありません。 【B(不正解)】 ? 世界規模のリレーショナル DB です。 Spanner は HBase と互換の API を提供する DB ではありません。 【C(正解)】 ? Key-Value 型・ワイドカラム型の NoSQL です。 正解です。Bigtable は Cassandra と HBase に対応する NoSQL で、互換の API と移行ツールで移せます。 【D(不正解)】 ? PostgreSQL 互換のリレーショナル DB です。 AlloyDB はリレーショナル DB で、HBase のワークロードをそのまま移す先ではありません。

    出典: Bigtable(製品ページ)/Bigtable の概要

  10. BigQueryの大きな表を、日付で絞る集計によく使う。読み取るデータ量を減らしてオンデマンド料金を抑えたい。最も適切な方法はどれですか。

    A. クエリの最後に LIMIT 句を付け、表示する行数を減らす B. 表を日付の列でパーティション分割テーブルにし、日付で絞り込む C. 表のデータをAutoclass付きのCloud Storageのバケットに移す D. 表を長期ストレージになるまで 90 日間変更しないで待つ

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 結果の行数を減らす方法です。 公式の文書は、クラスタ化していない表では LIMIT 句で読み取り量は減らないと説明しています。 【B(正解)】 ? 表の作り方を変える方法です。 正解です。日付で区切った表を日付で絞ると、条件に合う区画だけを読み、残りを飛ばすため読み取り量が減ります。 【C(不正解)】 ? 保存クラスを自動で変える方法です。 Autoclass は Cloud Storage の保存費用の機能で、BigQuery のクエリの読み取り量は減りません。 【D(不正解)】 ? 保存料金の割引を待つ方法です。 長期ストレージは保存料金の割引で、クエリが読み取る量は変わりません。

    出典: BigQuery: パーティション分割テーブルの概要/BigQuery: Estimate and control costs

  11. BigQueryの利用が全社に広がり、オンデマンド料金の毎月の請求額が読み取り量で大きく変わる。費用を予測しやすくしたい。料金の選び方として最も適切なものはどれですか。

    A. オンデマンド料金のまま、分析する人数を毎月くじ引きで決める B. 容量コンピューティング料金で、使うスロットの量を決めて払う C. データを毎回Archive ストレージに移してからクエリを実行する D. 表をすべてMemorystoreに移し、BigQuery の利用をやめる

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 利用者を減らして調整する方法です。 人数を絞るのは業務を止めるだけで、料金の仕組みの見直しになりません。 【B(正解)】 ? 計算能力の量で払う方法です。 正解です。公式の料金ページは、費用を予測しやすくしたい利用者向けに、スロット単位で払う容量ベースの料金モデルを示しています。 【C(不正解)】 ? 保存先を変える方法です。 保存先を変えても BigQuery のクエリ料金の決まり方は変わりません。 【D(不正解)】 ? 分析基盤を替える方法です。 Memorystore は分析基盤ではありません。大量データの分析ができなくなります。

    出典: BigQuery の料金

  12. 新しい担当者が、巨大な表を全部読む高額なクエリを誤って流すのを防ぎたい。BigQueryのオンデマンド料金で最も適切な設定はどれですか。

    A. 「最大課金バイト数」を設定し、超えそうなクエリを実行前に止める B. すべてのクエリに LIMIT 句を付けるよう、社内の決まりにする C. 表をArchive ストレージに移して、読みにくくしておく D. Data Studioで表を表示して、中身を目で確かめてもらう

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? クエリごとに設定できる項目です。 正解です。見積もりが上限を超えるクエリは、料金が発生せずに失敗します。公式の文書が費用を抑える方法として示しています。 【B(不正解)】 ? 結果の行数を減らす決まりです。 クラスタ化していない表では、LIMIT 句を付けても読み取る量は減りません。 【C(不正解)】 ? 保存先を変える方法です。 BigQuery の表を Archive に移しても、分析ができなくなるだけで費用の上限にはなりません。 【D(不正解)】 ? レポートで中身を確かめる方法です。 見せ方の問題ではなく、クエリの読み取り量に上限を付ける設定が必要です。

    出典: BigQuery: Estimate and control costs

  13. BigQueryで、90 日間続けて変更していない表の保存料金はどうなりますか。長期ストレージの説明として最も適切なものはどれですか。

    A. 自動でArchive ストレージに移り、読み出すたびに取り出し料金がかかる B. 自動で削除され、必要ならバックアップから戻す必要がある C. 保存料金が自動で約 50% 割安になり、性能や耐久性は変わらない D. 保存料金は変わらず、クエリの実行速度だけが半分に落ちる

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? Cloud Storage のクラスに移るという説明です。 BigQuery の表が Cloud Storage のクラスに移るわけではありません。 【B(不正解)】 ? 古い表が消えるという説明です。 変更していないだけで表が消えることはありません。 【C(正解)】 ? 保存料金が自動で下がるという説明です。 正解です。90 日間変更のない表や区画は長期ストレージとなり、性能・耐久性・可用性は変わりません。 【D(不正解)】 ? 速度が落ちるという説明です。 長期ストレージでも性能は変わりません。料金だけが割安になります。

    出典: BigQuery の料金/BigQuery: Estimate and control costs

リレーショナル・NoSQL などのデータ管理用語

  1. NoSQLの説明として最も適切なものはどれですか。リレーショナルデータベースと比べて考えてください。

    A. 「Not only SQL」の略で、表に限らない柔軟な形でデータを保存する B. SQL を一切使えない、行と列の表だけでデータを保存する仕組み C. 必ず 1 台のサーバーだけで動き、台数を増やして広げることはできない D. ファイルを ID とメタデータ付きのオブジェクトとして保存する仕組み

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 表以外の形も使える DB の説明です。 正解です。公式の解説は、NoSQL をドキュメント・Key-Value・ワイドカラム・グラフなど柔軟なスキーマを使う非リレーショナル DB と説明しています。 【B(不正解)】 ? 表だけでデータを持つという説明です。 行と列の表で関係を表すのはリレーショナル DB の特徴です。 【C(不正解)】 ? 台数を増やせないという説明です。 公式の解説は、水平スケーリングのしやすさを NoSQL が選ばれる理由に挙げています。 【D(不正解)】 ? ファイルを丸ごと保存するという説明です。 これはオブジェクトストレージの説明です。

    出典: NoSQL データベースとは

  2. 法務部門が、数百万件の契約書の PDF を長く保存し、必要なときに取り出したい。非構造化データの保存方式として、オブジェクトストレージと比べて最も適切なものはどれですか。

    A. リレーショナルデータベースの表の 1 列に PDF を入れる B. Memorystoreのメモリ上に PDF をすべて置く C. データウェアハウスの分析用の表に PDF を入れる D. Cloud Storageに PDF をオブジェクトとして保存する

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 行と列の表に入れる方式です。 RDBMS は表形式のデータ向けで、大量の自由形式のファイルを入れると性能や費用の面で不利になりがちです。 【B(不正解)】 ? メモリに置く方式です。 インメモリの仕組みは高速な読み書き向けで、大量の文書を長く保管する用途に合いません。 【C(不正解)】 ? 分析用の表に入れる方式です。 データ ウェアハウスは構造化・半構造化データの分析向けで、PDF の保管庫ではありません。 【D(正解)】 ? ファイルをそのまま保存する方式です。 正解です。Cloud Storage は非構造化データを保存するマネージドなオブジェクト ストレージで、保存量に制限がありません。

    出典: Cloud Storage(製品ページ)/非構造化データとは

  3. 顧客表と注文表を「お客様 ID」で結び、SQLでまとめて検索したい。リレーショナルデータベースで、注文表から顧客表の行を指す列を何と呼びますか。

    A. 主キー B. パーティション分割テーブル C. 外部キー D. メタデータ

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 表の中で各行を一つに決める列です。 主キーは顧客表の中で各顧客を一つに決める列です。ほかの表を指す列は別の名前です。 【B(不正解)】 ? 日付などで表を区切る仕組みです。 これは BigQuery の表を区切って読む量を減らす仕組みで、表どうしをつなぐ列ではありません。 【C(正解)】 ? 英語で foreign key と呼ぶ列です。 正解です。公式の解説は、別の表の主キーを参照する外部キーで表どうしの関係を作ると説明しています。 【D(不正解)】 ? データについて説明する情報です。 メタデータはデータの意味や形式などの情報で、表どうしをつなぐ列ではありません。

    出典: リレーショナル データベース(RDBMS)とは

Cloud Storage のストレージ クラス

  1. 法令で長く保存する必要があるが、ほとんど読み出さない監査記録がある。年 1 回未満しか読まないデータに最も合うCloud Storageのクラスはどれですか。

    A. Standard ストレージ B. Nearline ストレージ C. Archive ストレージ D. Coldline ストレージ

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 最低保存期間のないクラスです。 Standard は頻繁にアクセスするデータ向けで、ほとんど読まないデータには割高です。 【B(不正解)】 ? 最低保存期間が 30 日のクラスです。 Nearline は月に 1 回程度までの利用向けです。年 1 回未満なら、より安いクラスがあります。 【C(正解)】 ? 最低保存期間が 365 日のクラスです。 正解です。Archive は年 1 回未満しかアクセスしないデータに最適とされ、最低保存期間は 365 日です。 【D(不正解)】 ? 最低保存期間が 90 日のクラスです。 Coldline は最大で四半期に 1 回の利用向けです。年 1 回未満なら Archive が合います。

    出典: Cloud Storage: ストレージ クラス

  2. 月に 1 回ほど集計のために読み出すバックアップを、Cloud Storageに置く。費用とアクセス頻度のつり合いが最も良いクラスはどれですか。

    A. Nearline ストレージ B. Archive ストレージ C. Coldline ストレージ D. Standard ストレージ

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 最低保存期間が 30 日のクラスです。 正解です。Nearline は平均して月 1 回以下の読み書きを想定したクラスで、最低保存期間は 30 日です。 【B(不正解)】 ? 最低保存期間が 365 日のクラスです。 Archive は年 1 回未満向けです。毎月読み出すと取り出し料金がかさみます。 【C(不正解)】 ? 最低保存期間が 90 日のクラスです。 Coldline は四半期に 1 回までの利用向けで、毎月読み出す使い方には合いません。 【D(不正解)】 ? 最低保存期間のないクラスです。 Standard でも保存できますが、月 1 回程度なら Nearline のほうが費用のつり合いが良くなります。

    出典: Cloud Storage: ストレージ クラス

  3. アクセスの頻度が読めない大量のファイルをCloud Storageに置く。ストレージクラスを手で選ばず、使われ方に応じて自動で移したい。最も適切な機能はどれですか。

    A. すべてのファイルを最初からArchive ストレージに固定する B. BigQueryの長期ストレージを有効にする C. ドライランで、ファイルごとの読み出し回数を見積もる D. バケットでAutoclassを有効にする

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 最も安いクラスに固定する方法です。 よく読むファイルまで Archive にすると、取り出し料金がかさむおそれがあります。 【B(不正解)】 ? BigQuery の保存料金の仕組みです。 長期ストレージは BigQuery の表の料金の仕組みで、Cloud Storage のファイルには関係しません。 【C(不正解)】 ? BigQuery の見積もりの機能です。 ドライランは BigQuery のクエリの読み取り量を見積もる機能で、クラスの切り替えはしません。 【D(正解)】 ? 保存クラスの管理を任せる Cloud Storage の機能です。 正解です。Autoclass は、読まれないファイルを冷たいクラスへ移し、読まれたら Standard に戻すことを自動で行います。

    出典: Cloud Storage: Autoclass/Cloud Storage: ストレージ クラス

  4. 四半期に一度だけ読み出して確かめる災害復旧用のコピーを、Cloud Storageになるべく安く置きたい。数か月以上は消さない。最も適切なクラスはどれですか。

    A. Standard ストレージ B. Coldline ストレージ C. Archive ストレージ D. Nearline ストレージ

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 最低保存期間のないクラスです。 Standard は頻繁に読むデータ向けで、四半期に 1 回の利用には割高です。 【B(正解)】 ? 最低保存期間が 90 日のクラスです。 正解です。Coldline は最大で四半期に 1 回読み書きするデータに最適とされ、最低保存期間は 90 日です。 【C(不正解)】 ? 最低保存期間が 365 日のクラスです。 Archive は年 1 回未満の利用向けです。四半期ごとに読むと取り出し料金がかさみます。 【D(不正解)】 ? 最低保存期間が 30 日のクラスです。 Nearline は月 1 回程度向けです。四半期に 1 回なら、より安い Coldline が合います。

    出典: Cloud Storage: ストレージ クラス

データベースの移行とモダナイズ

  1. オンプレミスの MySQL を、業務を止める時間をできるだけ短くしてCloud SQLへ移したい。最も適切なサービスはどれですか。

    A. Managed Service for Apache Spark B. Database Migration Service C. Knowledge Catalog D. Archive ストレージ

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? Spark や Hadoop の処理を動かすサービスです。 Spark の処理を動かす基盤で、MySQL のデータベースを Cloud SQL へ移すサービスではありません。 【B(正解)】 ? データベースをクラウドへ移すサービスです。 正解です。DMS は最初の写しを取り込んだ後も変更を続けて反映するので、短い停止時間で切り替えられます。 【C(不正解)】 ? 組織のデータを見つけて管理するカタログです。 Knowledge Catalog はデータの管理と統制の道具で、データベースの移行は行いません。 【D(不正解)】 ? めったに読まないデータの保管クラスです。 Archive は長期保管のためのクラスで、動いている DB の移行には使えません。

    出典: Database Migration Service の概要/Database Migration Service(製品ページ)

  2. Oracle への依存によるベンダーロックインから抜けるため、業務 DB を PostgreSQL 互換のAlloyDBへ移す。異種移行で表の定義やコードの変換に使えるものはどれですか。

    A. Knowledge Catalogのデータリネージの記録 B. Data Studioのレポートとダッシュボードの共有機能 C. Database Migration Serviceの変換ワークスペース D. Pub/Subのトピックとサブスクリプション

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? データの出どころと流れを記録する機能です。 リネージはデータの流れをたどる機能で、データベースの定義やコードは変換しません。 【B(不正解)】 ? データを見せて共有する機能です。 レポートは結果を見せるもので、移行のための変換はできません。 【C(正解)】 ? DMS の中で移行の準備に使う作業場所です。 正解です。DMS の変換ワークスペースは表の定義を自動で変換し、Gemini による変換の支援も備えています。 【D(不正解)】 ? メッセージを送る宛先と受け取り口です。 トピックとサブスクリプションはイベントを受け渡すためのもので、DB の定義の変換には使いません。

    出典: Database Migration Service の概要/Database Migration Service(製品ページ)

  3. 本番の業務 DB を動かしたまま、変更をほぼリアルタイムでBigQueryへ写して分析したい。変更データキャプチャを使う最も適切なサービスはどれですか。

    A. Datastream B. Database Migration Service C. Looker D. Coldline ストレージ

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? データを複製するサーバーレスのサービスです。 正解です。Datastream はサーバーレスの変更データ キャプチャと複製のサービスで、BigQuery などへ変更を届けます。 【B(不正解)】 ? DB を Cloud SQL や AlloyDB へ移すサービスです。 DMS の移行先は Cloud SQL と AlloyDB です。BigQuery へ写し続けて分析する用途には Datastream が合います。 【C(不正解)】 ? データを分析して見せる BI の基盤です。 Looker は分析と可視化の道具で、DB の変更を BigQuery へ写す役目は持ちません。 【D(不正解)】 ? 四半期に 1 回以下の読み書き向けのクラスです。 Coldline は保管のためのクラスで、変更を写し続ける仕組みではありません。

    出典: Datastream の概要/Database Migration Service の概要

  4. SQL Server の業務 DB をクラウドへ移す。アプリを直す予算はなく、まず運用の手間だけ減らしたい。マネージドサービスへの同種移行として最も適切な方針はどれですか。

    A. Firestoreに合わせて、データの持ち方とアプリを作り直す B. Bigtableへ移し、アプリの SQL を API 呼び出しに書き換える C. BigQueryを業務 DB として使い、取引の処理もそこで行う D. Cloud SQL for SQL Server へ移し、同じ種類の DB のまま運用を任せる

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? NoSQL に合わせて作り直す方針です。 作り直しはアプリを直す予算が要ります。今回の条件に合いません。 【B(不正解)】 ? NoSQL に移して書き換える方針です。 Bigtable は SQL Server と互換ではなく、アプリの書き換えが必要です。 【C(不正解)】 ? 分析基盤を業務 DB にする方針です。 BigQuery は分析用のデータ ウェアハウスで、日々の取引を処理する DB の代わりではありません。 【D(正解)】 ? SQL Server に対応したマネージド DB へ移す方針です。 正解です。Cloud SQL は SQL Server に対応するマネージド DB で、同じ種類の DB へ移す同種移行ならアプリの変更を抑えられます。

    出典: Cloud SQL の概要/Database Migration Service の概要

Looker と BigQuery による分析の民主化

  1. SaaS 企業が、自社アプリの画面に顧客ごとの分析ダッシュボードを組み込みたい。BigQueryのデータを使う埋め込み分析に最も合うものはどれですか。

    A. Pub/Sub B. Database Migration Service C. Archive ストレージ D. Looker

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? メッセージを受け渡すサービスです。 Pub/Sub はイベントを届けるサービスで、分析画面を作って組み込む機能はありません。 【B(不正解)】 ? DB をクラウドへ移すサービスです。 DMS は DB の移行に使うもので、分析画面の組み込みはできません。 【C(不正解)】 ? めったに読まないデータの保管クラスです。 Archive は長期保管のクラスで、分析画面を表示する機能はありません。 【D(正解)】 ? セマンティック レイヤを持つ BI の基盤です。 正解です。Looker は埋め込み分析を備え、iframe の埋め込みや SDK で自社アプリに分析を組み込めます。

    出典: Looker(製品ページ)/Looker の概要

  2. 少人数の営業チームが、Google スプレッドシートとBigQueryのデータで、費用をかけずにレポートを作り共有したい。ビジネスインテリジェンスの道具として最も合うものはどれですか。

    A. Data Studio B. Knowledge Catalog C. Dataflow D. Datastream

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? ドラッグ&ドロップでレポートを作る道具です。 正解です。Data Studio(旧称 Looker Studio)は無償の道具で、スプレッドシートや BigQuery など多くのデータソースにつないでレポートを共有できます。 【B(不正解)】 ? 組織のデータを見つけて管理するカタログです。 Knowledge Catalog はデータの管理と統制の道具で、レポートを作る道具ではありません。 【C(不正解)】 ? データを処理するパイプラインのサービスです。 Dataflow はデータの変換や移動に使うサービスで、レポートは作りません。 【D(不正解)】 ? DB の変更を写し続けるサービスです。 Datastream はデータの複製に使うサービスで、レポートを作る機能はありません。

    出典: データポータル(Data Studio)製品ページ/Data Studio ドキュメント

  3. 部署ごとに「売上」の定義が違い、会議で数字が合わない。BigQueryのデータを誰でも分析できるようにしつつ、数字をそろえたい。データの民主化の進め方として最も適切なものはどれですか。

    A. 部署ごとに別のデータ ウェアハウスを用意し、それぞれの定義で集計してもらう B. Lookerのセマンティックレイヤで指標を一か所に定義し、全員が同じ定義で使う C. 分析は専門の担当者だけに任せ、ほかの社員にはデータを見せない D. 各自が表計算ファイルにデータを書き出し、自由な式で集計してもらう

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? 部署ごとに置き場を分ける方法です。 置き場と定義が部署ごとに分かれると、データサイロが増え、数字はそろいません。 【B(正解)】 ? LookML で作る共通の層を使う方法です。 正解です。Looker は LookML で指標を定義した共通の層を作り、ダッシュボードなどで指標をそろえられます。 【C(不正解)】 ? 分析できる人を絞る方法です。 見せないやり方は、誰もがデータを使えるようにするというデータの民主化の目的に反します。 【D(不正解)】 ? 各自が手元で集計する方法です。 各自の手元で式を作ると、定義がばらばらになり、数字が合わない原因が残ります。

    出典: Looker(製品ページ)/Looker の概要

ストリーミング分析とデータ パイプライン

  1. ストリーミング分析とバッチ処理の違いとして、最も適切なものはどれですか。

    A. ストリーミングはデータを続けて処理し、バッチはためたデータをまとめて処理する B. ストリーミングは構造化データ専用で、バッチは非構造化データ専用である C. ストリーミングは費用が必ず無料で、バッチは必ず有料である D. バッチは少量のデータしか扱えず、大量のデータはストリーミングでしか扱えない

    答えと解説

    正解: A 【A(正解)】 ? 処理するタイミングの違いに注目しています。 正解です。公式の解説は、ストリーミング分析をデータをバッチではなく連続的に処理・分析することと説明しています。 【B(不正解)】 ? 扱うデータの種類の違いに注目しています。 どちらもデータの種類で分けるものではありません。違いは処理するタイミングです。 【C(不正解)】 ? 料金の違いに注目しています。 処理の方式で料金が無料か有料かが決まるわけではありません。 【D(不正解)】 ? 扱える量の違いに注目しています。 公式の解説は、バッチ処理を大量のデータを効率よく処理できる方法と説明しています。

    出典: ストリーミング分析とは

  2. EC サイトのクリックを受け取り、加工してBigQueryに入れ、数分以内に売れ筋を見たい。データパイプラインの構成として最も適切なものはどれですか。

    A. Archive ストレージにためて、年に一度まとめて集計する B. Database Migration Serviceでクリックを Cloud SQL に移し続ける C. Pub/Subで受け取り、Dataflowで加工して BigQuery に書き込む D. Data Studioにクリックを直接書き込み、レポート上で加工する

    答えと解説

    正解: C 【A(不正解)】 ? 長期保管のクラスに置く構成です。 Archive は年 1 回未満しか読まないデータ向けで、数分以内に結果を見る目的に合いません。 【B(不正解)】 ? DB 移行のサービスを使う構成です。 DMS は既存の DB を移すためのサービスで、クリックの受け取りと加工の仕組みではありません。 【C(正解)】 ? 受け取り・加工・分析を分けた構成です。 正解です。Pub/Sub でイベントを受け取り、Dataflow で処理して BigQuery に書き込む流れは、公式の文書が示す典型的な使い方です。 【D(不正解)】 ? レポートの道具に直接入れる構成です。 Data Studio はレポートを作る道具で、イベントを受け取って加工する場所ではありません。

    出典: Pub/Sub の概要/Dataflow の概要

  3. 同じ処理の作りを、夜間の一括処理とリアルタイム処理の両方で使いたい。サーバーレスで自動スケーリングもしてほしい。最も適切なサービスはどれですか。

    A. Pub/Sub B. Memorystore C. Cloud SQL D. Dataflow

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? メッセージを受け渡すサービスです。 Pub/Sub はイベントを届けるサービスで、データの変換処理そのものは行いません。 【B(不正解)】 ? インメモリのデータ サービスです。 Memorystore は高速な読み書き用のサービスで、データの処理の流れを動かすものではありません。 【C(不正解)】 ? マネージドなリレーショナル DB です。 Cloud SQL はデータを入れる DB で、一括とリアルタイムの処理の基盤ではありません。 【D(正解)】 ? Apache Beam を土台にしたデータ処理のサービスです。 正解です。Dataflow はストリームとバッチを一つの書き方で処理するフルマネージドのサービスで、作業用の VM を自動で増減します。

    出典: Dataflow の概要

  4. 自社データセンターの Hadoop と Spark の処理を、作り直さずにクラウドへ移したい。オープンソースの道具を使い続け、マネージドサービスで運用したい。最も適切なものはどれですか。

    A. Gemini Enterprise Agent Platform B. Managed Service for Apache Spark C. Database Migration Service D. Knowledge Catalog

    答えと解説

    正解: B 【A(不正解)】 ? AI のモデルやエージェントを作って動かす基盤です。 AI の開発と運用のための基盤で、既存の Hadoop や Spark の処理をそのまま移す先ではありません。 【B(正解)】 ? Spark と Hadoop を動かすマネージド サービスです。 正解です。このサービスは Spark と Hadoop の環境を提供し、既存のプロジェクトを作り直さずに移せます。試験ガイドの表記も同じ現行名です。 【C(不正解)】 ? データベースをクラウドへ移すサービスです。 DMS の移行先は Cloud SQL と AlloyDB で、Spark の処理を動かす基盤ではありません。 【D(不正解)】 ? 組織のデータを見つけて管理するカタログです。 Knowledge Catalog はデータの管理と統制の道具で、Hadoop や Spark の処理は動かせません。

    出典: Managed Service for Apache Spark on clusters の概要/Cloud Digital Leader 試験ガイド(英語版・2026-08-12)

  5. 電力会社が送電網の流れを見張り、しきい値を超えたらすぐ警報を出したい。今は 24 時間ごとのバッチ処理だ。ストリーミング分析に変えるべき理由として最も適切なものはどれですか。

    A. バッチ処理では大量のデータをまったく扱えないから B. バッチ処理では SQL を使った集計ができないから C. バッチ処理ではデータを暗号化して保存できないから D. 24 時間ごとの処理では、結果が出た時点でデータが古くなっているから

    答えと解説

    正解: D 【A(不正解)】 ? 扱える量に注目した理由です。 バッチ処理は大量のデータを効率よく処理できる方法です。量の問題ではありません。 【B(不正解)】 ? 集計の書き方に注目した理由です。 バッチ処理でも SQL で集計できます。理由になりません。 【C(不正解)】 ? 安全の面に注目した理由です。 処理の方式と暗号化の可否は関係がありません。 【D(正解)】 ? 結果が出るまでの時間に注目した理由です。 正解です。公式の解説は、24 時間ごとのバッチでは時間に敏感なデータが処理時点で最新でなくなると説明し、送電網の監視を用途に挙げています。

    出典: ストリーミング分析とは

この分野に出てくる用語(92 語)

AlloyDB:PostgreSQL 互換で高性能なフルマネージド データベース。業務処理と分析の両方に向く。

Apache Beam:バッチとストリーミングを同じ書き方で扱えるオープンソースのデータ処理の仕組み。Dataflow の土台。

Apache Iceberg:大量のデータをオープンな形式の表として扱うための仕様。複数の処理エンジンで同じデータを読める。

Archive ストレージ:年 1 回未満のアクセス向けで保管費が最も安いストレージクラス。最低保存期間は 365 日。

Autoclass:Cloud Storage でアクセス状況に応じてオブジェクトのストレージクラスを自動で切り替える機能。

BigQuery:サーバー管理不要で大量データを SQL で分析できる、Google Cloud のデータ ウェアハウス。

BigQuery Omni:AWS や Azure に置いたデータを、移さずに BigQuery から分析できる機能。

Bigtable:大量データを低レイテンシで読み書きできる NoSQL のワイドカラム データベース。

Cloud SQL:MySQL・PostgreSQL・SQL Server を動かせるフルマネージドのリレーショナルデータベース。

Cloud Storage:画像・動画・バックアップなど、あらゆる量のデータを保存できる Google Cloud のオブジェクト ストレージ。

Coldline ストレージ:四半期に 1 回程度のアクセス向けのストレージクラス。最低保存期間は 90 日。

Data Studio:ドラッグ&ドロップでダッシュボードやレポートを作れる無料の可視化ツール。

Database Migration Service:既存のデータベースを Cloud SQL や AlloyDB などへ移行するためのマネージド サービス。

Dataflow:Apache Beam を使い、ストリーミングとバッチのデータ処理をサーバーレスで実行するサービス。

Datastream:データベースの変更をほぼリアルタイムで BigQuery などへ複製する、サーバーレスのサービス。

ELT:データを抽出(Extract)して先に格納(Load)し、格納先で変換(Transform)する処理の流れ。

ETL:データを抽出(Extract)・変換(Transform)・格納(Load)する処理の流れ。

Firestore:モバイルやウェブアプリ向けの、スケーラブルなフルマネージド NoSQL ドキュメント データベース。

Gemini Enterprise Agent Platform:AI エージェントやモデルを構築・拡大・統制・最適化するための Google Cloud の統合 AI 開発基盤。

HTAP:日々の取引の処理(トランザクション)と分析を、同じデータベースで同時に行うこと。

IAM:誰が・どのリソースに・何をできるかを管理する Google Cloud のアクセス管理の仕組み。

Knowledge Catalog:組織のデータを横断的に見つけ、管理・統制するためのサービス。旧称 Dataplex。

Looker:企業データを共通の定義でモデル化し、ダッシュボードや分析を組織全体に届ける BI プラットフォーム。

LookML:Looker でデータの意味や指標の計算方法を定義する言語。定義を一か所にまとめられる。

Managed Service for Apache Spark:Apache Spark などのオープンソースのデータ処理をマネージドで実行するサービス。旧称 Dataproc。

Memorystore:Redis などのインメモリ データストアをフルマネージドで提供し、高速な読み書きを実現するサービス。

Nearline ストレージ:月 1 回程度の低頻度アクセス向けのストレージクラス。最低保存期間は 30 日。

NoSQL:表形式にとらわれない非リレーショナルなデータベースの総称。大量データや柔軟な構造に向く。

Pub/Sub:システム間でメッセージを非同期にやり取りする、Google Cloud のスケーラブルなメッセージング サービス。

Spanner:世界規模で強い整合性と高い可用性を持つ、Google Cloud のフルマネージド データベース。

SQL:リレーショナルデータベースでデータを検索・更新するための標準的な言語。

Standard ストレージ:頻繁にアクセスするデータ向けのストレージクラス。最低保存期間はない。

オープンソース:ソースコードが公開され、誰でも利用・改変・再配布できるソフトウェアやその考え方。

オープンレイクハウス:オープンな形式のデータを、データレイクとデータウェアハウスの両方の使い方で分析できるようにする構成。

オープン標準:誰でも参照・実装できる公開された技術仕様。製品間の連携や乗り換えをしやすくする。

オブジェクトストレージ:ファイルを「オブジェクト」として ID とメタデータ付きで保存する方式。大量の非構造化データに向く。

オンデマンド料金:BigQuery の既定の料金モデル。クエリが読み取ったデータ量(TiB 単位)に応じて払う。

オンプレミス:サーバーなどの設備を自社で購入し、自社の施設で運用する形態。

サードパーティデータ:データ提供事業者などが複数の情報源から集めて販売・提供するデータ。

サーバーレス:サーバーの用意や管理を意識せずにコードを動かせる方式。使った分だけ支払う。

スケーラビリティ:利用者や処理量の増減に合わせて、システムの規模を広げたり縮めたりできる性質。

ストリーミング分析:発生し続けるデータを、ためずにリアルタイムで処理・分析すること。

ストレージクラス:Cloud Storage で、アクセス頻度と費用のバランスに応じて選ぶ保存区分。

スロット:BigQuery がクエリを実行するときに使う計算能力の単位。仮想 CPU にあたる。

セカンドパーティデータ:他社が自社顧客から集めたファーストパーティデータを、提携により直接受け取ったもの。

セマンティックレイヤ:売上や顧客数などの指標の定義を、データの上に共通の層としてまとめたもの。全員が同じ定義で分析できる。

データウェアハウス:分析のために整理・統合したデータを大量に蓄える仕組み。集計や BI に向く。

データガバナンス:データの品質・安全・利用ルールを定め、組織全体で正しく管理するための仕組み。

データサイロ:部署やシステムごとにデータが分断され、組織全体で共有・活用できない状態。

データサプライチェーン:データの生成・収集・処理・保存・分析・有効活用までの一連の流れ。

データの民主化:専門家に限らず、組織の誰もが必要なデータに安全にアクセスして活用できるようにすること。

データパイプライン:データを集めて加工し、保存先や分析先へ自動で流す一連の処理。

データベース:アプリが日々の取引や記録を保存・更新するための仕組み。主に業務処理に使う。

データリネージ:データがどこから来て、どの処理を経て、どこで使われているかという流れの記録。

データレイク:構造化・非構造化を問わず、生のデータをそのまま大量にためておく保管場所。

データ分析:データを集めて調べ、傾向や関係を見つけて意思決定に役立てること。

ドキュメントデータベース:JSON に似た「ドキュメント」の形でデータを保存する NoSQL データベース。

ドライラン:BigQuery でクエリを実際には実行せず、読み取るデータ量だけを見積もる機能。

パーティション分割テーブル:日付などの列で表を区切って保存する BigQuery の表。条件に合う区画だけを読める。

バックアップ:障害や誤操作に備えて、データの写しを別に保存しておくこと。

バッチ処理:一定期間ためたデータを、まとめて一度に処理する方式。

ハルシネーション:生成 AI が、事実に基づかない内容をもっともらしく出力してしまう現象。

ビジネスインテリジェンス:データを集計・可視化して、経営や業務の意思決定に役立てる取り組みや仕組み。

ビッグデータ:量・速さ・種類が大きく、従来の仕組みでは保存や分析が難しいデータの集まり。

ファーストパーティデータ:自社が顧客などから直接集めたデータ。購買履歴やサイトの利用記録など。

ベンダーロックイン:特定事業者の製品に依存し、他の製品へ乗り換えにくくなる状態。

マネージドサービス:運用・保守・更新などの管理をクラウド事業者が受け持つサービス。

マルチクラウド:複数のクラウド事業者のサービスを組み合わせて使う形態。

メタデータ:データについてのデータ。作成者・意味・形式・更新日など、データを探して正しく使うための情報。

リージョン:Google Cloud のリソースを置ける独立した地理的な地域。複数のゾーンで構成される。

リレーショナルデータベース:データを行と列の表で管理し、表同士を関連付けて SQL で操作するデータベース。

レイテンシ:データを送ってから届く(応答が返る)までの遅れの時間。小さいほど速い。

ワイドカラムストア:行ごとに持つ列が変わってもよい、列の集まりでデータを持つ NoSQL の型。Key-Value 型としても使う。

異種移行:Oracle から PostgreSQL のように、種類の違うデータベースの間で移すこと。表の定義やコードの変換が要る。

監査:誰が・いつ・何をしたかの記録を残し、後から確認できるようにすること。

機械学習:データからパターンを学び、明示的なルールを書かずに予測や判断を行う AI の手法。

強整合性:書き込みが終わった直後から、どこから読んでも最新のデータが返る性質。

構造化データ:表の行と列のように、決まった形式で整理されたデータ。

最小権限の原則:利用者やプログラムには、仕事に必要な最小限の権限だけを与えるという原則。

災害復旧:大きな障害や災害のあと、システムとデータを復旧させる計画と仕組み。

自動スケーリング:負荷に応じてサーバーなどの台数を自動で増減させる機能。

人工知能:人間のように学習・推論・判断などを行うコンピュータ システムやその技術の総称。

水平スケーリング:サーバー(ノード)の台数を増やして処理能力を広げる方法。スケールアウトとも言う。

生成 AI:学習したデータをもとに、文章・画像・音声・コードなど新しいコンテンツを作り出す AI。

相互運用性:異なる製品やシステムの間でデータや機能を連携して使える性質。

長期ストレージ:BigQuery で 90 日間続けて変更されていない表や区画に、自動で割安な保存料金が適用される仕組み。

同種移行:MySQL から Cloud SQL for MySQL のように、同じ種類のデータベースの間で移すこと。

半構造化データ:JSON や XML のように、決まった表形式ではないがタグなどで構造を持つデータ。

非構造化データ:画像、音声、動画、自由記述の文章など、決まった形式を持たないデータ。

変更データキャプチャ:データベースで起きた追加・更新・削除を検知し、ほかのシステムへ続けて反映する仕組み。

埋め込み分析:分析画面やグラフを、自社のアプリやサイトの中に組み込んで見せること。

容量コンピューティング料金:BigQuery の料金モデルの一つ。読み取り量ではなく、使う計算能力(スロット)に応じて払う。

用語集で全部の用語を見る →

独学の次に、講座で体系立てて学びたい人へ

この問題集は独学用です。クラウドや生成AI・DX を仕事で使えるところまで講師つきで学びたい人には、IT・生成AI/DX の講座がそろうスクールも選択肢になります。

本ページは広告・アフィリエイトプログラムを利用しており、リンク経由でのお申し込み・購入により当サイトに収益が発生することがあります。ただし、ランキング・評価・掲載内容は広告費や報酬の有無に関わらず編集部の独自基準で決定しており、広告主からの指示により内容を変更することはありません。

ヒューマンアカデミー(資格・IT/Webスクール)PR

IT・Webデザイン・資格まで幅広い講座。生成AI/DX講座はリスキリング補助金の対象

ヒューマンアカデミー(資格・IT/Webスクール)の広告無料で講座資料を探す →

まずは無料ではじめられます。リンク先は公式サイトです。

このサービスの解説記事を読む →