秋が近づいて、まわりから内定の話が聞こえてくると、少し焦りますよね。「ESが通らない」「面接が怖い」「何から立て直せばいいか分からない」。そんなときに名前を見かけるのが 新卒エージェント UZUZPR(ウズウズ) です。運営は株式会社UZUZで、新卒向けの案内ページでは「専任キャリアアドバイザーがあなたに合った求人をご紹介し、内定まで一気通貫でサポートする就活支援サービス」と説明されています。
この記事では、対象になる人、料金、面談の形、ES添削や面接対策の中身、紹介される企業の傾向、使うときの注意点を順番に整理します。材料は運営会社の公開ページだけです(情報確認日: 2026年9月26日)。口コミや体験談は載せていません。公式ページに書いてあることと、そこから読者がどう動けばいいかを分けて書いていくので、一緒に見ていきましょう。
新卒エージェント UZUZの基本情報(公開情報で分かる範囲)
- 運営会社:株式会社UZUZ。本社は東京都新宿区西新宿で、ほかに大阪オフィス・旭川オフィスがあると運営会社のサイトに記載されています
- 対象:新卒の就活生。案内ページには「27卒、10月には内定獲得!」という見出しがあります。よくある質問では、27卒でなくてもサポート可能で、新卒以外にも第二新卒・既卒向けの求人を扱っていると案内されています。28卒の受け付けについては、公開ページでは明記を確認できませんでした
- 利用料:無料。「キャリアカウンセリング、求人紹介、面接対策とすべて無料でご利用可能」と案内されています
- 面談の形:オンラインが中心です。「ご来社いただかなくても、ビデオ通話と電話にて行うことができます」とあり、地方在住の人には電話・メール・LINE・オンライン面談でサポートすると書かれています。新卒の面談をオフィスで受けられるかどうかは、公開情報では確認できませんでした
- サービスの流れ:会員登録 → 個別カウンセリング → ES添削・面接対策 → 企業面接 → 内定・入社 → 入社後フォロー
- 電話の受付時間:平日9:00〜20:00(月・金は18:00まで)
- 確認したページ:新卒向けの案内ページ、運営会社のトップページ、新卒サービスのサイト(情報確認日: 2026年9月26日)
新卒向けの案内は公式サイトから確認できます。
特徴①:ES添削と面接対策に回数の上限がない
案内ページには、プロのアドバイザーから「ESを何度でも無料で添削してもらえる」と書かれています。面接対策についても「苦手な部分があれば何回でもアドバイザーにご相談ください」とあり、1回の選考につき約1時間、一人ひとりの弱点に合わせた面接対策を行うと説明されています。
これ、地味に大きいんです。大学のキャリアセンターは予約が埋まりやすい時期がありますし、友だちに何度も見てもらうのも気が引けますよね。書き直すたびに見てもらえると、「直したけど本当に良くなったのか分からない」という状態から抜け出しやすくなります。とくに面接が苦手な人は、受ける会社ごとに1時間の練習を入れられるかどうかで、準備の深さがだいぶ変わると思います。
ただ、ひとつ大事な条件があります。ES添削や面接対策だけを単発で頼むことはできません。案内ページには「書類添削・面接対策のみのご利用はできません」とはっきり書かれていて、求人の紹介を含めた一貫したサポートとして提供されています。添削だけが目的なら、ほかの手段も並べて考えておきたいところです。
特徴②:紹介前に企業を独自の基準でふるいにかけている
案内ページでは「厳しい自社基準でブラック企業を徹底排除」と掲げています。紹介しない企業の例として挙がっているのは、若手の離職率が高い企業、残業時間が慢性的に長い企業、ハラスメントをしている企業、求人情報と実態が大きく異なる企業の4つです。実際に企業を訪問して労働環境や教育体制を確かめ、過去に入社した人から定期的に入社後のフィードバックをもらっている、とも説明されています。
ここは運営側の案内として読んでおくのがおすすめです。基準の細かい中身や、どの企業が外されたのかは公開されていないので、外から確かめる方法はありません。とはいえ、「何を基準に外しているのか」が言葉になっているのは、質問するときの手がかりになります。面談で「この会社の若手の離職状況はどう確認しましたか」と具体的に聞けば、基準がどこまで実際に使われているかが見えてきます。
それと、定着率の数字は見るページで表記が違います。運営会社のトップページには「入社3か月後の定着率」96%(24年5月現在)、新卒向けの案内ページには「入社後の定着率」として93.6%と95.7%の表記があります。案内ページの注記には「当社調べ」「2020/01/01~2022/12/31に入社した人材の6ヶ月定着率」とあります。どれも運営会社の案内で、期間や数え方がそろっていない点は頭に置いておきたいですね。
特徴③:紹介の数をしぼって、入社後も相談できる
案内ページには「私たちは一度に数十社も求人を紹介することはありません」とあり、初回の面談で紹介する求人は平均5社と書かれています。そのあとは選考の状況に合わせて随時紹介する流れです。登録企業数は「約3,000社以上」と案内されています(運営会社の案内)。
紹介先の傾向も、案内ページにグラフで載っています。紹介企業の職種は営業職24%、IT系エンジニア23%、事務・マーケティング15%、製造技術職14%、販売・接客10%、その他14%。就職先の企業規模は社員数1,001名以上が62%、501〜1,000名が25%、500名以下が13%です(いずれも運営会社の案内)。営業とITエンジニアで半分近くを占めているので、この2つに抵抗がない人ほど選択肢が広がりやすいと思います。IT知識ゼロからIT業界を目指す人向けに、学習動画やIT研修も用意されていると書かれています。
もうひとつ見ておきたいのが入社後のフォローです。「期限に定めはありません」とあり、入社後の不安や悩みを何度でも相談できて、場合によっては企業との仲介役になるとも説明されています。最初の会社で合わなかったときに相談できる先が残るのは、ちょっと安心できるところですね。
注意点①:秋以降は選べる求人の幅が狭まることがある
よくある質問には、一般的な採用スケジュールから遅れていてもサポートは可能としたうえで、「選べる求人の幅は多少狭まってしまう可能性はあります。(秋冬採用、既卒採用など)」と書かれています。正直に書いてくれているぶん、ここは計画に入れておいたほうがいいと思います。
後期の求人は、通年採用の企業や、予定の人数に届かなかった企業の追加募集が中心になりやすい時期です。大手の本選考はほぼ終わっている場合が多いので、「残っている中から合う会社を探す」という発想に切り替えたほうが動きやすくなります。後期の進め方全体は27卒の後期就活・秋採用ガイドにまとめているので、エージェントに相談する前に読んでおくと話が早いです。
注意点②:求人は首都圏・関西圏・名古屋・福岡が中心
地方在住でもサポートは受けられると案内されていますが、あわせて「首都圏・関西圏・名古屋・福岡の求人が中心」と書かれています。ほかの地域でも新卒を採用したい企業を紹介できるとはありますが、地元で働きたい人にとっては選択肢が限られるかもしれません。
地元就職を考えているなら、最初の面談で「自分の県で紹介できる求人が今どれくらいあるか」を聞いてしまうのがいちばん早いです。少なければ、地元の合同説明会や自治体の就職支援と並行して動くのがおすすめです。
注意点③:担当者との相性と、手間のかかり方を先に知っておく
案内ページには「希望に添えない可能性」がある人として、一度にたくさんの求人を見たい人と、余計なやり取りをせずに就活したい人が挙がっています。面接対策やビジネスマナー研修まで手厚く行うので、「工数はかけたくない」人にはかえってストレスになるかもしれない、と運営会社自身が書いているんです。これ、けっこう率直な書き方だと思いました。
手厚いサポートは、担当者と合うかどうかの影響も大きくなります。担当者の変更ができるかどうかは、公開情報では確認できませんでした。合わないと感じたときに言い出しやすいよう、最初の面談で変更の可否を聞いておくと安心です。それと、よくある質問では、ほかの就職サービスとの併用について「複数のサービスを利用することをおすすめしています」と書かれています。1社だけに頼らず、比べながら使う前提で問題ありません。
向いている人・向いていない人
向いている人:面接に苦手意識があって、会社ごとにじっくり練習したい人/ESを何度も直して見てもらいたい人/大量の求人より、しぼった数を丁寧に検討したい人/営業職やITエンジニアも選択肢に入れられる人。
向いていない人:ES添削や面接対策だけを単発で頼みたい人/一度にたくさんの求人を見比べたい人/首都圏・関西圏・名古屋・福岡以外の地元で働くことを最優先にしたい人(エージェントごとの違いは新卒就活エージェント比較で並べています)。
面談前に確認したい質問リスト
初回の面談は、求人を紹介してもらう場であると同時に、このサービスが自分に合うかを確かめる場でもあります。次の質問を持って行くのがおすすめです。
- 今の時期(秋以降)に、自分の卒業年で紹介できる求人はどんな職種・規模が多いか
- 自分の住んでいる地域や希望勤務地で、紹介できる求人はどれくらいあるか
- 面接対策は選考1回ごとに入れてもらえるか。予約はどれくらい前に必要か
- 紹介された企業を選考に進まず断ったとき、その後のサポートは変わらず受けられるか
- 「紹介しない企業」の基準で、紹介された会社をどう確認したのか
- 担当者の変更はできるか。できる場合、どこに伝えればいいか
- 連絡はLINE・電話・メールのどれが中心で、どれくらいの頻度になるか
この中で見落としやすいのは4つ目です。紹介の数をしぼるサービスでは、断ったあとの扱いが気になって遠慮してしまいがちなんですよね。先に聞いておけば、合わない企業を無理に受けなくて済みます。
申し込む前のチェックリスト
- 添削だけでなく求人紹介も受けるつもりがあるか、自分の中で決めておく
- エージェントを使うときの基本の流れを就活エージェント活用ガイドで確認しておく
- 面接で詰まる場面を面接対策の完全ガイドで洗い出し、相談したい点をメモする
- 併用する候補を就活サービス比較で1〜2社選んでおく
- 希望勤務地と、譲れない条件を3つまでに絞っておく
まとめ:判断の目安
公開情報から分かるのは、ES添削と面接対策を回数の上限なく受けられること、紹介の数をしぼって一社ずつ丁寧に進める方針であること、企業を独自の基準でふるいにかけていると案内していることです。その一方で、添削だけの利用はできず、秋以降は求人の幅が狭まることがあり、求人は大都市圏が中心です。
なので順番としては、まず初回の面談で「今の時期・自分の地域で紹介できる求人」を確かめる、そのうえで面接対策をどれくらい入れてもらえるかを聞いて使い方を決めるのがおすすめです。紹介される求人の数は多くないので、ほかのサービスも1つ併用しておくと、比べながら落ち着いて選べると思います。
掲載内容は公開情報を整理したものです。サービス内容・対象条件は変わることがあるので、最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。

