「転職したほうがいいのか、まだ分からない。でも誰かに一度話を聞いてほしい」。そんなふうに思って20代向けの転職エージェントを探していると、猫の手AGENTPR という名前を見かけることがあります。やわらかい名前なので気になりますよね。この記事は、公式サイトと利用規約・よくある質問のページの公開情報(情報確認日: 2026年9月26日)だけを整理したものです。口コミや体験談は載せていません。先にお伝えしておくと、このサービスは公式サイトに載っている情報がまだ多くありません。なのでこの記事は、分かっていることを正確に並べたうえで、面談で何を聞けばいいかに多めに文字数を使っています。
猫の手AGENTの基本情報(公開情報で分かる範囲)
- 運営会社:株式会社にゃー(利用規約に記載・所在地は東京都新宿区榎町)
- 許可番号:有料職業紹介事業 13-ユ-316977(利用規約に記載)
- 対象:公式サイトでは「20代特化の転職エージェント」と案内されています。学歴・職歴・既卒かどうかといった細かい条件は、公開情報では確認できませんでした
- 利用料:無料。利用規約に「本サービスの利用料金は無料です」とあり、求人企業から受け取る紹介手数料で運営していると書かれています
- 面談形式:「リモートまたはお電話で実施」。申し込みはLINEかフォームから。拠点の住所や来社面談の有無は公開情報では確認できませんでした
- サービスの流れ:無料相談の申し込み → キャリア面談 → 求人・キャリアプランの提案 → 書類作成・面接対策・内定までのサポート
- 取得元と確認日:公式サイトのトップ、サービス案内ページ、よくある質問、利用規約。すべて2026年9月26日に確認
特徴①:面談はリモートか電話で、「まずは話すだけ」でいい
公式サイトには、面談は「リモートまたはお電話で実施。まずは話すだけでOK。」と書かれています。よくある質問のページでも、まだ転職するか決めていなくても、情報収集や方向性の整理のための相談は歓迎されると説明されています。
20代の転職相談で一番むずかしいのは、じつは「相談していい段階なのか分からない」という最初の一歩だったりします。辞めると決めてからでないと申し込んではいけない気がしてしまうんですよね。公式サイトが「話すだけでいい」とはっきり書いているのは、迷っている段階の人にとって気持ちの面でありがたい設計です。ただ、面談は採用の仕組みの中で行われるものなので、話していくうちに求人の紹介に進む流れになるのは自然なことです。そこは次の注意点で詳しく見ていきます。
特徴②:3年後・5年後を見据えたキャリア設計を掲げている
公式サイトには「3年後・5年後を見据えたキャリア設計」「仕事内容・働き方・成長環境まで深く見極め」「職務経歴書のPRポイント言語化から内定まで」といった言葉が並んでいます。求人を紹介する前に、面談で希望を整理するところに重きを置いている、という打ち出し方です。
読者にとって何が変わるかというと、「どの会社に入るか」の前に「どういう働き方をしたいか」を一緒に言葉にしてもらえるかもしれない、という点です。20代前半の転職では、職務経歴書に書ける実績がまだ少ないことが多いです。だからこそ、自分の経験のどこを強みとして伝えるかを整理してもらえると、書類の説得力が変わってきます。とはいえ、これは運営会社の案内です。実際にどこまで深く付き合ってもらえるかは、面談で確かめるしかありません。
特徴③:運営会社と許可番号が利用規約で確認できる
サービスのページそのものには運営会社名が見当たりませんでしたが、利用規約には運営が株式会社にゃーであること、所在地、有料職業紹介事業の許可番号(13-ユ-316977)が書かれていました。転職エージェントは、厚生労働大臣の許可を受けて職業紹介を行う事業です。許可番号が確認できるというのは、小さく見えて大事な確認ポイントなんです。
新しいサービスや名前をあまり聞かないサービスを使うときは、この「誰が運営しているか」「許可を受けているか」を最初に見ておくと安心です。利用規約には、利用料が無料であることと、その理由(求人企業からの紹介手数料で運営していること)もはっきり書かれていました。お金の流れが書いてあると、なぜ無料なのかが分かって少しほっとしますよね。気になる方は、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で許可番号を検索すると、事業所の情報を確かめられます。
注意点①:公開されている情報がまだ少ない
いちばん正直にお伝えしたいのはここです。公式サイトでは、対象となる学歴・職歴の条件、既卒やフリーターの扱い、求人の地域や業界の傾向、面談の所要時間、拠点の住所を確認できませんでした(2026年9月26日に確認)。よくある質問のページも、転職活動の一般的な進め方を解説する内容が中心で、サービス固有の条件はあまり載っていません。
情報が少ないこと自体は、悪いサービスだという意味ではありません。ただ、公開情報だけでほかのサービスと比べることがむずかしいのは事実です。なので猫の手AGENTを検討するなら、面談を「自分に合うかを確かめる場」と割り切って使うのがおすすめです。後半に、そのための質問リストを置いておきました。
注意点②:「求人数12万件」の中身は面談で確かめる
公式サイトには求人数として「12万件」と書かれています(運営会社の案内)。ただ、この数字がどんな求人を数えたものなのかは、公開情報では分かりませんでした。20代未経験の人が応募できる求人がどれくらいか、自分の住む地域にどれくらいあるか。ここは数字の大きさとは別の話です。
求人数は、エージェントを選ぶときについ目が行ってしまう数字ですよね。でも実際に大事なのは、紹介してもらえる求人が自分の条件に合っているかどうかです。面談では「私の条件だと、紹介できる求人はどのくらいありますか」と、自分に引き寄せて聞いてみてください。
じつは、求人数の数え方はサービスによってまちまちです。自社で企業から預かっている求人だけを数えることもあれば、提携先の求人まで含めることもあります。同じ「件数」でも中身が違うので、数字どうしを横に並べて比べてもあまり意味がないんですね。比べるなら「自分に紹介された求人が何件で、そのうち応募したいと思えたのが何件か」。この自分の数字のほうが、ずっと当てになります。
注意点③:担当者との相性と連絡の頻度
これは猫の手AGENTに限らず、転職エージェント全般に言えることです。面談から内定まで同じ担当者と進めることが多いので、担当者との相性で満足度が大きく変わります。それと、連絡の頻度や方法も人によって心地よさが違います。LINEで気軽にやりとりしたい人もいれば、在職中なので連絡は夜だけにしてほしい人もいますよね。
最初の面談で「連絡は何時ごろ、どの方法がいいか」を自分から伝えておくと、あとで負担に感じにくくなります。担当を変えてほしくなったときの窓口も、最初に聞いておくと安心です。
それと、紹介された求人に応募するかどうかは自分で決めていいものです。エージェントは企業から紹介手数料を受け取って成り立つ仕組みなので、話の流れで応募を勧められることはあります。気が進まない求人は「今回は見送ります」と伝えて大丈夫です。断り方に迷わないよう、自分の中で「この条件なら応募する」という線を先に決めておくと、面談のあとも落ち着いて判断できます。
向いている人・向いていない人
向いている人:転職するかまだ決めていないけれど、一度話して考えを整理したい20代の方/在職中で、リモートか電話で相談したい方/LINEで気軽に申し込みたい方/書類で自分の強みをどう書けばいいか迷っている方。
向いていない人:申し込む前に対象条件や求人の傾向を細かく比べてから決めたい方/対面での面談を希望する方/紹介を待たずに自分で求人を探して応募したい方(第二新卒向けで公開情報が多いサービスと比べたい方は第二新卒エージェントneoの整理も見てみてください)。
面談の前に確認したい質問リスト
公開情報が少ないサービスでは、面談が「条件を確かめる場」になります。次の7つを持って行くのがおすすめです。
- 私の学歴・職歴(既卒やフリーター期間の有無も含めて)で、紹介してもらえる求人はありますか
- 公式サイトにある「12万件」のうち、20代・未経験でも応募できる求人はどれくらいありますか
- 私の住んでいる地域(または希望する地域)の求人はどれくらいありますか
- 紹介される求人は、どんな業界・職種が多いですか
- 面談1回にかかる時間と、内定までの平均的な面談の回数を教えてください
- 連絡はLINE・電話・メールのどれで、どれくらいの頻度で来ますか
- ほかの転職サービスと並行して使っても大丈夫ですか
この中で一番大事なのは1つ目です。「20代特化」と書かれていても、学歴や職歴によって紹介できる求人が変わるのはよくあることなんですね。ここが分かると、そのあとの時間をどう使うかがはっきりします。
申し込む前のチェックリスト
- 利用規約で運営会社と許可番号を自分の目でも確かめておく
- 転職したい理由と、ゆずれない条件を2つだけメモしておく(整理の仕方は第二新卒の転職ガイドが参考になります)
- 面談で聞きたい質問を上のリストから3つ選んでおく
- 公開情報が多いほかの20代向けサービスとも並べて見る(20代向け転職エージェントの比較)
- エージェントとの付き合い方の基本を押さえておく(転職エージェントの使い方)
まとめ:判断の目安
公開情報から分かるのは、株式会社にゃーが運営する20代特化の転職エージェントであること、無料で使えて、面談はリモートか電話で「話すだけ」でもいいこと、そして有料職業紹介の許可番号が利用規約で確かめられることです。対象の細かい条件や求人の傾向は、公式サイトからはまだ読み取れません。
なので順番は、まず面談で自分の学歴・職歴・希望地域に合う求人があるかを確かめる、そのうえで公開情報が多いほかのサービスとも並べて比べる、がいいと思います。話すだけでいいという気軽さは、迷っている段階の人にとって大きな助けになります。その気軽さを、比べる材料を集める時間として使ってみてください。
サービスの内容は公式サイトで確認できます(情報確認日: 2026年9月26日)。
掲載内容は公開情報を整理したものです。サービス内容・対象条件は変わることがあるので、最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。


